11月13日、ディファ事務所内にて、11月23日プロレスリング・ノアの後楽園ホール大会にて行われる、GHC Jr ヘビー級タッグ選手権の公開調印式が行われた。
この日は、新日本の『SUPER J TAG LEAGUE』大会前の公開調印式ということもあり、多くのファンが駆けつける中、会見が行われた。
先に挑戦者のKENTA、青木篤志が登場.続いて、チャンピオンチームの金本浩二&タイガーマスクが登場すると、拍手とブーイングも発生.これに、金本がニヤリ.永源遙氏の同席のもと調印式が行われたあと、コメントが発表された。
■挑戦者のコメント
KENTA「ま、勝つこと以外には、この試合をやる意味はまったくないと思うんで、一発で取り返したいと思います」
青木「そうですね.もちろん、ベルトを獲るためのタイトルマッチなので、勝つことだけ考えて試合します」
■王者チームのコメント
金本「え〜、GHCJr.タッグチャンピオンの金本浩二です!」
※新日本ファンからの拍手とノアファンからブーイング発生。
金本「(ニヤリとして)アホがおるよ?(笑).俺が入場したときにニヤッとしたのは、よ〜くこれだけ集まってくれたな、と。当然、みんなは11月23日も、会場に来て、応援してくれるよな?」
※新日本ファンから大拍手。
金本「そして、俺はプロレスリング・ノアを楽しんで、シッカリこのベルトは持って帰る。プラス・アルファ、ノアのジュニアファンも新日本に連れて帰るからよ。みんな、応援よろしくな!」
タイガー「え〜。自分が、IWGPJr.王座を丸藤正道選手に獲られたときは、新日本のファンからも厳しい声を頂きました。でも、このベルトを獲ったときは、ノアファンからは厳しい声がない、と。そういう面でも新日本のファンは勝ってるな、と。今回も、まっったく負ける気はないです!」
司会「KENTA選手、青木選手、いまの話を聞いていかがですか?」
KENTA「一人の話は聞いてなかったし、一人の話は聞き取れなかったです」
※ノアファンから歓声と大拍手。
青木「ま、チャンピオンが何を言おうが、ボクらはベルトを獲りに行くだけなんで。好きなこと言っておけばいいかな、と」
■報道陣からの質疑応答
——おたがいのチームの印象を聞かせてください。
青木「個人的に二人はやったことあるんですけど、タッグとしての試合は正直観てないんで、申し訳ないですけど、タッグチームとしての印象はあまりないです」
KENTA「ま、ウチの試合で何度か出たときしか観てないですけど、タイガーマスクに関してはあんまり存在感がない、という印象です」
※ノアファンから歓声と大拍手。
KENTA「……あの容姿で存在感がないんだから、相当なものだと思います」
※ノアファンから再度、歓声と大拍手。
金本「青木選手は、何回も当たってますからね。よくわかってますけど。KENTA選手はあんま観たことないですから、ちょっと楽しみな部分も正直ある。ま、この二人がタッグとして、どのくらい機能してるかわかんないんで、タッグとしては、タイガー、俺らのほうが、上やな?」
※新日本ファンから拍手。
タイガー「青木選手は新日本にも出て、いい試合をしてますし、素晴らしい選手だと思ってますけど、もう一人のほうはノアに上がったときも見てないし、まったく興味もないんで、知りません!」
※新日本ファンから拍手。
——金本選手、タイガー選手に聞きたいんですが、KENTA、青木組を倒したあとの防衛プランは考えてますか?
タイガー「ま、誰でもいいんじゃないすかね?」
金本「ん〜。全然、考えてないな? ま、防衛するのはあたりまえやから、でも、新日本の中でやるっつーのもイマイチやから。ノアのジュニアの選手、誰でも来いって」
——挑戦者チームは、試合後にどんなシーンを浮かべている?
KENTA「そりゃまぁ、ベルトを獲ることをこの試合は、それしかないんで。もう、ホントに二度とやることないと思うんで、すべてを出し切りたいと思います」
青木「勝ち方がどうのこうの、というよりもベルトを巻く姿しか想像してないんで、それだけです」
——王者チームはどんな試合を見せたいですか?
金本「ハイ、もちろん二人に勝つことは最小限のこと。それ以外に、さっきも言ったように、ノアジュニアのファンもみんな新日本プロレスに連れて帰りますんで。もう一回、聞くけど、みんな観に来てくれるよな?」
※ 新日本ファンから大拍手。
タイガー「ま、存在感がないままでもけっこうなんで、ただ、そのベルトも新日本プロレスが持ってる……ということで。新日本プロレスが一番だ、というところを見せたいと思います!」
■「Winter Navig.2010」プロレスリング・ノア
11月23日(祝・火)後楽園ホール大会
〔GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合〕60分1本勝負
(第12代選手権者)金本浩二&タイガーマスク vs KENTA&青木篤志(挑戦者)