選手たちが信頼をよせる敏腕スポーツトレーナーを直撃!(9月23日岐阜大会)
日夜、激闘が繰り広げられる新日本プロレス。現在開催中の「NEW JAPAN GENERATION」でも、見応えある試合内容で各地のファンを魅了している。しかし、その一方、試合での危険度は大きく、連戦によって蓄積されるダメージは、我々の想像を絶するものがある。
そんな選手たちを助けているのが、人体のエキスパートであるメディカルトレーナーたち。9月23日岐阜大会では、千代田治療院の右近克敏先生が会場に招かれ、選手のケアを行なった。
右近先生は、日本でも有数のスポーツトレーナー。こうして、試合会場にやって来ると、誰もが治療を希望するほどの腕前を持つ。特に、蝶野正洋選手、永田裕志選手、棚橋弘至選手、中邑真輔選手、タイガーマスク選手などが、その常連となっている。このほか、プロ野球界では、中日ドラゴンズの立浪和義選手、阪神タイガースの金本知憲選手、清原和博氏(引退)などの治療にあたっているという。
かつて、アントニオ猪木氏、坂口征二氏らと共に、新日本プロレスのトレーナー制度導入に尽力した人物でもある。専門のメディカルトレーナーを選手の間近に配置することは、日本のプロレス界では初めての画期的な進歩だった。現在、各団体で多くのトレーナーが活躍している状況を見れば、その功績がいかに大きなものかが分かるだろう。
「新日本プロレスの初代トレーナーは、僕の弟子なんです。その評判がよくて、ほかの団体からも『ウチにもトレーナーが欲しい』という相談を受けました。そういったこともきっかけとなって、トレーナーの必要性というのは確実に高まっていますね。選手がケガをしたら、より短期間で現場に戻すことが私の職務。プロレス、格闘技、プロ野球などで頑張っています」
選手たちの健康と安全を支える陰の功労者である。
■千代田治療院
名古屋市中区千代田1-13-2右近第二ビル1F
TEL:052-261-8850