7月14日、全日本プロレスの後楽園ホール大会に、世界ジュニアヘビー級王者・タイガーマスクが参戦。同タイトル戦の初防衛戦で、田村男児を撃破して“V1”を達成した。
写真協力/週刊プロレス
6.19大田区総合体育館大会で、佐藤光留から勝利して世界ジュニアヘビー級王座を初戴冠したタイガーマスク。試合後に、挑戦者に名乗りを上げた田田村男児、イザナギの両者のうち、この日は田村とのタイトルマッチに挑んだ。
序盤から、ショルダータックル、トペスイシーダを見せてペースを握る。タイガーも鋭いキックを放って反撃するが、田村は場外へのダイビングショルダーアタック、リングでもダイビングショルダーを浴びせて怒涛の猛攻を見せる。さらに逆エビ固め、デスバレーボムも繰り出していく。
タイガーも回転十字固めや、タイガードライバーから田村の左腕に焦点を当てて大反撃。さらにタイガーは、得意の雪崩式ダブルアームスープレックス。最後は、バズソーキックから、強烈なリバースダブルアームバーを決めて、レフェリーストップ勝利!
タイガーは、試合後のマイクで「今日、闘った田村選手。非常に有望です。素晴らしい選手だと思います。これからも強くなると思います」と称えるコメントをしながら、「セコンドに来ている藤田(晃生)、大岩(陵平)と闘ったら、おもしろいんじゃないかと思う」と新日本ヤングライオンとの闘いを勧めるシーンも。
防衛に成功したことで、次は全日本プロレスの7月18日(月・祝)大阪大会でイザナギ選手とのV2戦に挑むことになったタイガーは、「また、このベルトを巻いて、全日本プロレスファンのみなさんにチャンピオン、タイガーマスクを見せたいと思う」と締めくくった。