IWGPを手土産に「CC」優勝!/「NJC」制覇から一夜明けて棚橋選手がコメント
史上最大の激戦となった「NEW JAPAN CUP 2008」(以下NJC)は、棚橋弘至選手の優勝で幕を閉じた。2005年の第1回大会以来、2度目の「NJC」制覇となった棚橋選手は、3月30日後楽園ホール大会「New DIMENSION」で、IWGPヘビー級王者・中邑真輔選手へ挑戦する。
さらに、その6日後には、全日本プロレスのシングル最強決定戦「GAORA SPECIAL 2008 チャンピオン・カーニバル」(以下CC)にも出場。自身が語るように、時代が再び棚橋弘至を求めているのか? 「NJC」優勝から一夜明けた3月24日、「CC」の会見場で棚橋選手がマスコミの個別取材に応じた——。
–試合後はどうやって過ごしていた?
棚橋「神戸のキレイなおネエちゃんと朝まで飲んでました。コンディションは最悪です(笑)。でも、とりあえずIWGPの挑戦が決まったので、ベルトを獲って、手土産の1つでも持って『CC』に乗り込んで、優勝! もう“夏男”は暑苦しいんで“春男”になります。あくまでもさわやかに行きたいと思います」
–「CC」のリーグ戦では、武藤敬司選手との2度目のシングル対戦がありますが、対策は?
棚橋「まぁ、(武藤には)ヒザ(攻撃)のフルコ—スがあるんで、壊される前に(自分が武藤のヒザを)壊そうかなと。若気の至りで容赦なく行きますよ」
–全日本プロレスの3月1日両国国技館大会で対戦した川田利明選手、太陽ケア選手と同じブロックですが?
棚橋「特にないですけど、素敵なブロックに入れてよかったなと思っています」
–「CC」の会見の中で、諏訪魔選手から“決勝戦で闘いたい選手”として指名されたが?
棚橋「人の心配をする前に、言うんだったらちゃんと(決勝まで)上がって来い。だけど、あのギャップが凄いですよね。あんな怖いナリして『(低い声で)心技体が大事です』なんて(笑)」
–新しいIWGPベルトは意識しますか?
棚橋「カッコいいんじゃないですかね。でも、(中邑より)俺が巻いた方が似合うなと思いますね」
——このほか棚橋選手は、グレーのスーツにパープルのネクタイという自分のファッションを70点と採点。「NJC」の賞金500万円で「オーダースーツを作る」と、さっそく男を磨く計画を立てていた。
※棚橋選手が思い描いた計画は現実のものとなるのか? まずは中邑選手とのIWGP戦に注目!
「NEW DIMENSION」
3月30日(日)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始