サムライ会長の指導で弱点を克服!/IWGP Jr.タイトル初挑戦の裕次郎選手を直撃!
5月22日広島グリーンアリーナ大会で、サムライジムの裕次郎選手がIWGP Jr.ヘビー級王座に初挑戦する。そして、裕次郎選手にとってこの試合は、王者稔選手に奪われたジムの看板を取り戻すための“二冠戦”でもある。
そんな大一番を目前に控えた裕次郎選手を直撃した——。
–タイトルマッチに向けた意気込みをお聞かせ下さい。
裕次郎「ベルトももちろん大事ですけど、一番の目的はサムライジムの看板を取り戻すこと。(エル・)サムライ会長の命とも言える大切な看板が、(稔に)粗末に扱われているんで、かなりうっ憤が溜まっていますよ」
–初挑戦で二冠奪取となれば、大変な快挙です。
裕次郎「試合に関しては、凄く自信がありますよ。このタイトルマッチが決まって以来、お酒や食事も制限して、かなり節制していますから。その甲斐もあって、昨日(16日大分)の内藤(哲也)との試合でも、ぜんぜんバテなかった。コンディション作りはバッチリですね」
–たしかに、今の裕次郎選手の勢いと成長ぶりは、ほかの選手も認めるところです。
裕次郎「ただ経験が足りないだけで、お客さんに見せる動きとか、技の切れ、瞬発力というのは、キャリアを積んでいる人たちに絶対に負けないですよ。それは自信があります」
–決戦を前に、サムライ会長から学んでいることはありますか?
裕次郎「会長に『お前は、プロレスラーとしてはいいモノを持っているけど、心の部分で足りないモノがある』と言われていて、そういう精神的な部分で指導を受けました。それと、僕は15分以上のシングルマッチを経験したことがないので、スタミナ面についても指導してもらいました」
–タイトルマッチの後には、「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」への出場も決まりましたが?
裕次郎「まだ、そこまで考える余裕はないですね。でも、その分、広島の試合に集中しているので、きっちりと稔からタイトルと看板を獲ってみせますよ」
——今、一番ノッている選手の裕次郎選手だけに、その発言はどれも自信に満ちたもの。しかも、その実力は折り紙つきで、百戦錬磨の稔選手ですら警戒心を高めているほどだ。
サムライ会長の指導により、“精神面とスタミナ”という弱点を克服した若きチャレンジャーが、5/22広島で大仕事をやってのけるかもしれない。
※看板奪回なるか? サムライジムが総力をあげて挑むIWGP Jr.タイトルマッチが開催される広島大会の情報は、以下のリンクをご参照下さい
5月22日(火)
広島・広島グリーンアリーナ・小アリーナ