曙選手、実母の悲報について語る
10月19日、長崎大会の試合前、曙選手が10月17日(火・ハワイ現地時間)午前0時45分に心不全のため他界した実母(享年60歳)について、記者団の前でその胸中を語った。
–お母様が亡くなられたのを聞いたのはいつですか?
曙「一昨日の試合後です。試合が終わってバスに乗っていた時です。それはもう、やっぱりショックでしたね……」
–曙選手は、ハワイから日本に来られていたので、お母様とは離れ離れだったと思うのですが。お母様との思い出をお聞かせください。
曙「いやもう、それはありすぎて何が1番か上げられないですね。親の事を考えて、今までずーっと行動してきましたので」
–お母様が亡くなられた事を聞いてから、昨日と今日、試合に出るというのは色々な葛藤があったと思うのですが?
曙「G1タッグリーグ戦が始まっていますし、ホント言葉で言うのは冷たいかもしれないですけど、(組まれている試合を)投げ出して(ハワイに)帰って、(お母様が)生き返ってくれるのなら、また別の話なんですけど……。だから、キチンと目の前にある仕事を片付けてから、行こうと決めました。辛いんですけど、それが1番いいんじゃないかなと自分の中では思っているので」
–最後にお母様に会われたのはいつですか?
曙「今年の8月ですね。家族全員で、ちょうどシリーズが終わって(ハワイに)帰りました。その時は、入院はしていましたけど、孫(曙選手の子供)や自分の家内とも普通に喋っていたし。病気はしていましたけど、まだ元気でしたね。今は(自分の)子供たちも小さいので、苦しんでいる姿より、8月に見たお祖母ちゃんの姿を印象として残していって欲しいので」
–ハワイにはいつ頃帰られるのですか?
曙「明日帰って、(10月29日の)神戸大会に必ず戻ります」
なお、曙選手は10月29日の神戸大会より参戦予定となっており、10月26日宮崎大会、10月28日高知大会で予定されていたG1タッグリーグ公式戦は、11月3日館林大会と11月5日越谷大会にて行われる事が発表された。
※曙選手欠場に伴う対戦カードの変更については別項をご覧ください