各地で激闘が展開している『HEIWA presents G1 CLIMAX 29』。Aブロックで注目を浴びるSANADA選手にシリーズ前に直撃インタビュー(後編)!
今回は、飯伏、棚橋、KENTA、そしてオカダ戦についても言及!
撮影/山本正二
■いまの飯伏さんに関しては、棚橋、内藤、オカダの3人よりも「凄いかも?」と思っているんですよ
──さて、SANADA選手。『G1』公式戦についてうかがってますけど、7月20日の後楽園ホールでは飯伏幸太戦となります。
SANADA おおー、来た! これはなんか凄い新鮮ですね。去年の『G1』は長岡の試合だったんですけど、後楽園の試合っていうのはいいですね。
──飯伏選手については、過去のインタビューでも何度か聞いてますけど、改めていかがですか?
SANADA まあ、天才ですよね(サラリと)。
──なるほど。天才なんですけど、これまではどこか自由人的な印象が強かった。それが今年、新日本所属になったことで違いは感じてますか?
SANADA 去年ですかね。飯伏さんに関して「フラフラしている」ってニュアンスのことを言ったことがあると思うんですけど。でも、ここ最近の飯伏さんは「覚悟がある」っていう感じがして、いまのリング上にもそれが表れてますよね。
――そこはヒシヒシ感じますか。
SANADA ええ。所属になったことによって、「俺が引っ張っていくんだ」的な覚悟が見えますね。それが見えたので、去年の公式戦とはまた違う試合になると思います。まあ、去年もおたがいに“出し切った”試合ではないと思うので。
──あ、去年の試合は出し切っていなかったですか?
SANADA と、思います。とくに飯伏さんが。
──あ、飯伏さんのほうが。ちなみに前編でも『プロレス総選挙』の話をしましたけど、1~3位の棚橋選手、内藤選手、オカダ選手はすでに看板スターになっている選手。4位のSANADA選手、5位の飯伏選手は、今後さらにブレイクしてほしい選手というファンの期待の表れだと思うんですよ。
SANADA うーん。でも、俺はいまの飯伏さんに関しては、棚橋、内藤、オカダの3人よりも、「凄いかも?」と思っているんですよ。
──おっ、そうですか。
SANADA その3人よりも上回ってんじゃないかなと思っています。どこがっていうのは具体的にわかんないですけど、自分の感覚的に。
■ハイフライフローを封印をしたことによって、また棚橋さんは進化したと思うんですよ。ただし……。
──さて、次が7月27日の愛知県体育館での棚橋弘至戦です。棚橋選手とは今年の『NEW JAPAN CUP』の準決勝でも対戦してます。
SANADA ええ。棚橋さんとは長岡でやりましたね。そういえば、あの試合でハイフライフローを封印してたのはなんででしたっけ?
──ヒザの状態もあったと思うんですけど、藤波(辰爾)さんや武藤(敬司)さんのスタイルをお手本に、技数を減らしても結果を出す、勝ちにいくという姿勢があったと思います。
SANADA でも、一時的に封印をしたことによって、また棚橋さんは進化したと思うんですよ。ハイフライフローという技に、より重みがついたんじゃないですか? ただし、俺的にはあそこで封印とかは言わないでほしかったですね……。
※無料公開はここまで! 続きは新日本プロレスのスマホサイトに登録してご覧ください。
★加入するなら今! 新日本プロレス・スマートフォンサイトの詳細はコチラ!!
★月額=324円(税込み)