今年に入って急速に因縁が深まったオカダとファレが、『NJC』1回戦で対決。1月5日と2月1日の後楽園ホール大会では、ファレがオカダからフォール勝ちを収めている（※いずれもタッグマッチ）。
 
　試合開始直後、オカダがラリアットとバックブローをかわし、前方回転エビ固めを繰り出す。これをファレが踏ん張ってヒップドロップを放つも、オカダが回避して尻餅をつかせ、低空ランニングフロントキックをお見舞い。
　しかしファレは、エプロンからチョークでオカダを捕まえ、トップロープ越しに場外へ投げ捨てる。すかさずセコンドのタマ・トンガが襲い掛かり、オカダは大ダメージを被ってしまう。
　さらに、ファレも場外に下り、鉄柵攻撃でオカダに追撃。そしてリングへ戻ると、踏みつけ攻撃、ボディブロー連射、ボディスラムなどで追撃する。
　苦しくなったオカダは、ジャンピングボディプレスを回避。さらに、突進をかわしてファレをコーナーに激突させると、巨体をボディスラムで投げ捨てる。
　これでペースを掴んだオカダは、ランニングエルボー、フロントハイキック、DDT、串刺しジャンピングエルボーと猛攻。そして、ロープ際のラリアットでファレを場外に落とす。
　場外戦になり、オカダがフロントハイキックでファレを鉄柵の外へ追い込む。そして、フライングボディアタックを繰り出すも、ファレが受け止めて場外マットへ投げ捨てる。
　オカダがカウント19で辛うじてリングへ戻ると、ファレがコーナーへ激突させ、串刺しボディアタック、ジャンピングボディプレスで追撃。さらに、ネックハンギングで持ち上げると、青コーナーへ勢いよく激突させる。
　ここでファレはバッドラックフォールを仕掛けるが、オカダがバックスープレックスに切りかえす。そして、低空ランニングエルボースマッシュ、エルボースマッシュ連打、ショートレンジドロップキック、ダイビングエルボードロップに繋ぐ。
　続いてオカダはレインメーカーを放つが、回避したファレがバックフリップで逆転。さらに、強烈なスピアーでオカダを吹き飛ばすと、再びバッドラックフォールを狙う。だが、オカダが巨体を持ち上げ、リバースネックブリーカーで逆襲。
　次にオカダはツームストンパイルドライバーに行くが、ファレが抵抗してまたもバッドラックフォールを仕掛ける。だが、オカダが脱出して背後からドロップキックを見舞い、正面からカウンタードロップキックを食らわせる。
　さらにオカダはレインメーカーを狙うが、ファレが回避し、グラネードの発射体勢に入る。これをオカダがショートレンジドロップキックで阻止したものの、ファレはオカダを持ち上げずにグラネードを敢行。さらに、（正調）グラネードで追撃すると、コーナー最上段からフォーリングココナッツ（ダイビングボディプレス）で押し潰す。
　それでもフォールを返したオカダだったが、ファレが今度こそバッドラックフォールをさく裂させ、3カウントを奪った。

トンガ「Foooo!!」
ギャローズ「今夜は最高だ!」
ファレ「そうだな」
アンダーソン「オイ、ROH!! 先週のラスベガス大会で『キングダム』と対戦した。マイケルとターバン!! そしてガールフレンドのマリア・ケネリス。BULLET CLUBと決着をもう1度つけろ!! その時は、IWGPのタッグベルトを賭けてもいい!! ガンスタンを仕掛けてやるからよ。アイツらが挑戦してくるなら、ベルトを賭けてやる!! それと今日の試合、見ての通りだ!! コイツを見てみろ。最強のガイジンだ。この最大級な大きさと強さを見せつけてただろ!!」
トンガ「目が良いオレの目でもハッキリ見たぞ!!」
アンダーソン「オカダの野郎を日本のファンはみんな応援してやがる。誰もファレを応援するヤツは居なかった。オマエらはオカダばかりを応援してた! クッソ、オカダの野郎が!! オマエらはなぜバッドラック・ファレを応援しない!! でも結果を見ただろ!! コイツのこの手でグレネードを喰らわせ、アイツを天高く上げてバッドラックフォールでBooomだ!! これがファレの強さだ。この『NEW JAPAN CUP 2015』を制するのはこの、バッドラック・ファレだ!! To sweet!!」
 
※オカダはノーコメント