『WORLD TAG LEAGUE 2014』を経て、ますます因縁が深まった矢野と鈴木＆飯塚が、6人タッグマッチで対決。鈴木は目前に迫った1月4日東京ドームで、桜庭和志と完全決着ルールで闘う。
　
　いきなり乱闘で試合が始まり、TAKAが外道へ串刺しアックスボンバー、串刺しジャンピングニーアタック。しかし外道は、パンチで逆襲。
　これで矢野組がTAKAをトレイン攻撃の餌食にし、外道がフライングメイヤーからトラースキック。ところが、控えの鈴木が外道のロープワークを妨害し、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。
　これを合図に激しい場外乱闘となり、外道が完全に孤立。TAKAが顔面攻撃、踏みつけ攻撃、鈴木がストンピング連射、サッカーボールキック、飯塚がマイクコードを悪用したチョーク攻撃などでいたぶり続ける。
　その後も苦しい時間の続いた外道だったが、カウンター低空ドロップキックで鈴木に逆襲。タッチを受けたYOSHI-HASHIが、エルボー連打、逆水平チョップ、串刺しラリアットで鈴木に追撃。さらに、トップロープへ乗せて低空ドロップキックを見舞うと、乱入したTAKAにも同じ攻撃を浴びせる。
　YOSHI-HASHIの攻勢は続き、ネックバスターからロープへ走る。しかし、鈴木がカウンターキチンシンクで逆襲。これで飯塚がリングへ入るが、YOSHI-HASHIがヘッドハンターで叩きつけた。
　矢野対飯塚の場面。矢野がニュートラルコーナーのクッションを外し、むき出しの金具へ飯塚を激突させる。そして、YTRアピールを狙うも、飯塚が背後から妨害。
　それでも矢野は、飯塚を再び金具へぶつけ、YTRアピールを開始。そして、飯塚の接近を見越して後ろを振り返り、ヒゲを引っ張って悶絶させる。怒った飯塚は矢野を金具へ衝突させ、串刺し攻撃に出る。だが、矢野がかわし、またもや飯塚を金具へぶつける。
　ここで矢野は3度目のYTRアピールに行くが、鈴木が背後からスリーパーホールドで妨害。これで矢野対TAKAとなり、TAKAが串刺しアックスボンバー、鈴木が串刺しフロントハイキック、フライングメイヤー、TAKAが低空ランニングニーアタック、鈴木がスリーパーホールド、TAKAがトラースキックと猛攻。
　次に鈴木はゴッチ式パイルドライバーを仕掛けるが、YOSHI-HASHIがラリアットでカット。そのYOSHI-HASHIをTAKAがスーパーキックで蹴散らすと、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備した飯塚が矢野へ地獄突きを発射。
　ところが、回避した矢野が飯塚を突き飛ばしてTAKAと激突させ、間髪入れずに裏霞で3カウントを奪った。
 
　試合後、矢野はリング上と特設ステージ上でYTRアピール＆デニーロポーズ。鈴木を思う存分おちょくった。

矢野「俺は仕事が速いんだよ。テメェらと（※頭を指して）ここの出来が違うんだ。もう用意したぞ。（※1・4東京ドームの）Ｘは3人だ。わかるか？ 俺を含めて4人だ！」
※YOSHI-HASHI＆外道はノーコメント
 
※鈴木＆飯塚＆TAKAはノーコメント