『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017』第6戦として開催される後楽園ホール3連戦の中日。

　オープニングマッチは、新日本プロレスとCMLLの混合チームによる8人タッグマッチ。

　タイガー対邪道で試合が始まるも、外道が背後からタイガーを急襲。だが、タイガーがルード軍を相次いで同士討ちさせ、コーナーを利用したアームホイップでエフェストを投げる。
　その直後、タイガーはラシエル、邪道、外道を次々とアームホイップで投げ、なぜかライガー、パンテル、ヘナーレ、さらには佐藤健太レフェリーまで投げてしまう。続いてタイガーはロープへ走ってフェイントをかけ、リング内から場外のエフェストにチョップ。すると、エフェストがなぜかラシエルにチョップを見舞い、ラシエルがから邪道、邪道から外道へチョップが連鎖した。
　ヘナーレ対外道の場面。ヘナーレがジャンピングショルダータックルで先制し、エルボー連打からロープへ走る。しかし、邪道が場外から足を引っ張って転倒させる。
　ここからルード軍がヘナーレを捕まえ、長時間に渡っていたぶり続ける。しかしヘナーレは、ジャンピングショルダータックルで外道に逆襲。
　タッチを受けたライガーはトレイン攻撃の標的にされるが、邪道＆外道のダブルチョップをエフェストに誤爆させ、DDTで邪道＆外道をまとめて突き刺す。そして、風車式バックブリーカーでラシエルを場外へ落とし、エプロンからフライングボディアタックを食らわせる。
　パンテル対エフェストとなり、パンテルがフライングボディアタック、風車式バックブリーカー2連発。そして、ヌカドーラで叩きつけるが、エフェストがその体勢から変型回転エビ固めで逆転勝ちした。

ラシエル「俺たちの実力を見せた。これが、ルードの実力だ。ルードが勝っただろう。そう、これが俺の実力だ」
※エフェスト、邪道、外道はノーコメント

タイガー「ちょっとボクが熱くなりすぎてしまいまして、やってしまいました」
――今日は、一瞬の油断で敗れてしまいましたが？
タイガー「だけどね、今日組んだパンテルは、お父さんが素晴らしいエストレージャで、その息子さんですから、素晴らしい血を引き継いでいると思いますし。まだまだ、彼はこんなもんじゃないと思うんでね、次の『FANTASTICA MANIA』で彼が来ることがあれば、ボクが助けられるものなら、助けてね。今日は、ちょっとボクがヒートしてしまったんで、申し訳なかったです」
ライガー「冗談じゃないよ。やってられないよ。タイガー投げちゃって。冗談じゃないよ。やってられないよ」
――お客さんは喜んでたと思いますが？
ライガー「喜んでた？　冗談じゃないよ。なんなら、タイガーとマスク賭けて、マスカラコントラやっちゃうからね。冗談じゃないよ」
パンテル・ジュニア「今日は、ボクのせいで負けてしまいましたが、とてもいい経験をさせていただきました。あと1日、自分の力を発揮して、走り抜きたいと思います」
ヘナーレ「毎回毎回、俺は頑張っている。ただ、ジャドーさん、ゲドーさん、非常に汚いマネしやがって。俺は納得いかない。次の試合は、絶対にまかしてやる」