日本でも大人気のマキシモが、CMLL世界ヘビー級王座を懸けてライバルのエチセロと対決。王者マキシモのセコンドにはストゥーカ、挑戦者エチセロのセコンドにはカベルナリオがついた。

　試合開始前、恒例の記念撮影が行われ、マキシモがどさくさに紛れてストゥーカとレッドシューズ海野レフェリーの尻を撫で回す。

　そんな中で試合が始まり、腕を取られたマキシモが連続ヘッドスプリングで切り返す。しかし、エチセロがローリングソバットを見舞い、アームホイップで投げる。
　その後、エチセロが脚を取ってアンクルホールドを極めるが、マキシモが脱出して後方回転エビ固め。さらに、ロープのリバウンドを利用したアームホイップでエチセロを投げ、トペスイシーダで追撃。
　その後、エチセロがトップロープ越えのジャンピングボディプレスで巻き返し、コーナーにのぼる。しかし、マキシモがコーナーを駆け上がり、雪崩式アームホイップで挽回。
　すると、エチセロがパワースラムで巻き返し、三角飛びミサイルキック、スワンダイブエルボーで追い討ち。しかし、マキシモが串刺し攻撃をかわしてエチセロを場外へ転落させ、ロープ渡りからトペコンヒーロを敢行。
　次にマキシモはコーナーへのぼるが、エチセロが妨害し、マテマティカ（キン肉バスター）で逆転。さらに、フラップジャックからロメロスペシャルを極める。
　苦しくなったマキシモは、エチセロの打撃ラッシュをブロックしてキス攻撃に出る。しかし、エチセロが回避したため、海野レフェリーが唇を奪われてしまう。それでもマキシモはキスを狙うが、再びエチセロが回避して丸め込む。だが、海野レフェリーのカウントが遅れてしまう。
　これにエチセロが怒って海野レフェリーに詰め寄ると、マキシモが変型首固めで丸め込む。それをエチセロがクリアして雪崩式攻撃に行くが、マキシモが抵抗。そして、チョップ合戦で競り勝つと、トップロープから飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを敢行して3カウントを奪った。

マキシモ「エチセロは、とても強い相手だったわ。尊敬できる相手だし、挑戦者として申し分なかった。それでも、メキシコのトップの座を賭けて、私が防衛したのが、今日の事実です。グラシアス。タナハシ！　愛してる」
※コメントブースに、棚橋が登場し、マキシモの勝利を祝福。すると、マキシモは「ベソ」とキスを要求。棚橋はこれに応じ、2人はキスをした。
マキシモ「アリガトウ。グラシアス。タナハシ選手とは、あと1回、キスが待ってるわ。明日、3度目のキスをして、タナハシ・セクシーにして、メキシコにアナタも呼ぶわ。私には、2つのスタイルがある。楽しいスタイルも見せれるし、今日のような自分の実力も見せられる。それは、ルチャファミリーとしての血の証明であり、それをみんなの前で証明できたことを、大変嬉しく思ってます。グラシアス」

エチセロ「今日の試合、負けてしまったが、俺がメキシコでやってきたことを見せられたと思う。マキシモは頭の良い選手だ。俺のことも研究してきたと思う。ただ、それがまた、今日みたいに通用すると思うなよ。ベルトは今、オマエの方にいったが、でも、それは俺のものだ」