NJPW 40th anniversary レスリングどんたく 2012
- 日時
- 2012年5月3日(木) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 福岡・福岡国際センター
- 観衆
- 6,500人(超満員札止め)
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第4試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第62代王者)
- (挑戦者)
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プリンス・デヴィット
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ロウ・キー
※ロウ・キーが第63代Jr.王者となる。レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
手四つの力比べから、ロウ・キーがクリーンブレイク。そして、ドロップダウンとリープフロッグを繰り出すが、デヴィットがその動きを呼んで低空ドロップキックをお見舞い。そこから逆片エビ固め、変型レッグロック、逆水平チョップに繋げる。
するとロウ・キーは、デヴィットの肩へ飛び乗り、脳天にエルボースタンプを投下。そして、デヴィットのボディをトップロープへ激突させると、場外マット上でボディスラム。
リングに戻り、ロウ・キーが踏みつけ攻撃、エルボードロップ、コブラツイスト、卍固めと猛攻。しかし、何とかしのいだデヴィットがチョップ合戦に持ち込み、そこからオーバーヘッドキックで逆転。
エルボーの打ち合いを挟み、デヴィットが2段助走式ドロップキックでロウ・キーを場外へ追いやる。そして、ノータッチトペコンヒーロで追撃すると、リング上では串刺し低空ドロップキック、串刺しドロップキックに繋ぐ。
続いてデヴィットは、ロウ・キーをコーナー最上段へ上げようとする。ところが、ロウ・キーが回避して、エプロンから変型ドラゴンスリーパーで逆襲。これでエプロン上の攻防となり、ロウ・キーがデヴィットを突き飛ばして鉄柱にぶつけ、パントキック2連発で場外へ落とす。
そしてロウ・キーは、ミドルキックを浴びせてデヴィットを本部席に寝かせると、コーナー最上段からダイビングフットスタンプを敢行。だが、間一髪でデヴィットがかわして自爆を誘い、ゴングを収納する鋼鉄製の箱でロウ・キーのボディを殴打。
リングに戻り、デヴィットが、四つんばいとなったロウ・キーの後頭部めがけ、ダイビングフットスタンプをお見舞い。そして、リバースブラディサンデーで追撃してドリームキャストを発射するが、ロウ・キーが回避して浴びせ蹴りで逆転。さらに、キークラッシャー99、変型ドラゴンスリーパーに繋ぐ。
続いてロウ・キーは打撃ラッシュを繰り出すが、デヴィットがドリームキャストで反撃。そして、ブラディサンデーの体勢に入るも、ロウ・キーが前方回転して脱出。さらに、ショートレンジドロップキックでデヴィットを吹き飛ばし、コーナーへ激突させた。
ここでロウ・キーはコーナー最上段にのぼり、フェニックススプラッシュを敢行するが、デヴィットが両膝を立ててブロック。そして、ダイビングフットスタンプからフォールに行くものの、カウントは2。
すると、デヴィットは再びブラディサンデーを狙うが、踏ん張ったロウ・キーがコーナーまで押し込む。それでもデヴィットはコーナー最上段にのぼるが、ロウ・キーがダイダルクラッシュ(側転からのジャンピングハイキック)で攻撃を妨害。
ここからコーナー上での攻防となり、デヴィットが逆さづりになってしまう。すると、ロウ・キーがそのボディへダイビングフットスタンプを投下。そして、もう1度キークラッシャー99をさく裂させ、3カウントを奪取した。
COMMENT
ロウ・キー「(涙をこらえて)この場所に帰れてこれて、ホントにうれしいよ。オレは2009年にジャパンを出て、WWEに行ったんだけど、それがミステイクだったよ。オレの場所は、やっぱりここジャパンなんだ。ここからスタートした。そして、このベルトはオレのものだ。さっきは泣いてしまったが、この試合では、まだすべてを見せていない。誰でもいい、オレに挑戦したいヤツがビッグガイだっていいよ。受けて立つ。『SUPER Jr.』でもオレが最強だということを証明するよ」
※ビールを差し出す、ロッキー・ロメロ。
ロッキー「オーケイ!コングレッチュレーション!」
ロウ・キー「オ〜、ハハハハ!サンクス!」
ロッキー「カンパーイ!! 彼がニューチャンプだ!!」
デヴィット「今日はチャンピオンとして何も証明出来なかった。過去2年間で2回ベルトを獲得した。ロウ・キーをリスペクトしている。次のシリーズ『BEST OF THE SUPER Jr.』で自分の持ってる全ての力を 出していきたい。そしてチャレンジャーとして、6月の大阪で、ロウ・キーのベルトに挑戦する。ガンバリマス!」