第1試合に引き続き、選手コールを声優の橘田いずみさんが担当した。
　
　田口が高速回転ヘッドシザースホイップでTAKAを吹き飛ばし、乱入したタイチも一蹴。自信満々で腰をグラインドさせた。
　この流れに乗り、KUSHIDAがTAKAをドロップキックで場外へ追いやる。しかし、場外からタイチが脚を引っ張って妨害。そのままTAKA組がKUSHIDAを捕まえ、トレイン攻撃、急所攻撃などでいたぶり続ける。
　その後もTAKAのランニングニーアタックを食らったKUSHIDAだったが、延髄斬りでTAKAに逆襲し、ようやく脱出に成功。
　替わった田口は、ミサイルキックでTAKAを吹き飛ばし、スリーアミーゴを敢行。そこから田口対タイチとなり、タイチが串刺しキックから田口の側頭部へキックを発射。しかし、田口がかわしてスクールボーイ。
　KUSHIDA対タイチの場面。KUSHIDAが、スワンダイブチョップ、アームホイップで先制し、田口とトレイン攻撃を敢行。そして、田口のシットダウン式アームホイップから、KUSHIDAがその場飛びムーンサルトプレスで追撃。
　すると、タイチは顔面攻撃で逆襲し、ショートタイツ姿に変身してロープへダッシュ。しかし、KUSHIDAがカウンターローリングエルボーで迎撃し、延髄斬りから9469。一方、田口は場外のTAKAにプランチャを繰り出すが、かわされて自爆してしまう。
　KUSHIDAは、バズソーキック、バックブリーカーでタイチに追撃し、コーナー最上段にのぼる。ところが、TAKAがタイチをどかして自らが寝そべり、KUSHIDAのムーンサルトプレスを浴びる。
　そうとは気づかないKUSHIDAはそのままフォールに行くが、カウントは入らず。あっ気に取られているKUSHIDAを、タイチが外道クラッチで丸め込んだ。

タイチ「どうだ見たか？」
TAKA「TAKAを斬らせて骨を絶つ戦法だ！オイ、マキ！ジュニアタッグが宙ぶらりんになったぞ！」
タイチ「デイビーボーイ・スミスどこいった？」
TAKA「どっか引退したんじゃねーか？」
タイチ「来ないとかよ、誰かと一緒だな？」
TAKA「決定戦やれ〜、なんて言わねーよ！俺たちにベルトをくれ！　オイ、誰か責任者だせ！」
タイチ「……オイオイ、会長いた！」
TAKA「おっ、木谷ちゃん！」
※バックステージにいた木谷会長を強引に巻き込む。
TAKA「もう、俺たちしかいねーだろ？おまえ見てないのかよ、俺のクレバーな攻撃！」
木谷「見ました、見ました」
タイチ「木谷ちゃん！ベルトくれよ！」
木谷「あああ、検討します！検討します！」
タイチ「何を検討するんだよ、オラ！」
TAKA「オレたちのチャンピオンを検討だな？決定戦はいらねーぞ！」
木谷「挑戦を検討します！とりあえず検討しますから！」
タイチ「おまえ、鈴木軍に冷てーんじゃねーか！」
TAKA「オイオイ、ボス、連れてくるぞ！」
木谷「いやいや、ボスは苦手なんで……」
タイチ「（ポケットをまさぐりながら）オイ、いくら持ってるんだ？金かせ！何億？」
木谷「（必死に抵抗する木谷会長）いやいやいや！」
TAKA「次期、IWGPジュニアタッグチャンピオン、TAKAみちのく＆マキ・タイチだ！決定だ！」
タイチ「たのむぞ、木谷ちゃん！」
※控え室へ
木谷「……とりあえず、検討はします、どうなるかわからないけど、検討はします。よろしくお願いします。いや〜……しかし、たまらんわ、ホントにもう！」
　
——TAKAとタイチのズルイ連携にやられましたね
田口「なにがあったんですか？リングの下でバテてたんで、わかんなかったですけど」
——田口選手とKUSHIDA選手の連携は悪くない？
田口「Apollo55でタッグの連携っていうのを勉強しましたから。いままで誰と組んでも上手くなかったのが、Apollo55を経験して、誰と組んでも一定水準以上のレベルの連携が出来るよにはなって。（KUSHIDAと）いい連携は出来たんですけど、結果は伴わなかった」
——今後の『BEST OF THE SUPER Jr.』に関しては？
田口「そうですね、去年準優勝だったんで、今年のメンバーを見て、このメンバーで優勝出来れば、世界中のプロレスファン誰もが認める選手になれるでしょうから。世界中のプロレスファンが見て、もの凄いレベルの高いリーグになると思うんで、そこでベスト4、準優勝と駆け上がって来てるんで、皆さんからの期待の声も多く寄せられてますし、いい加減期待に応えたいと思います」
KUSHIDA「何もかも上手くいかねぇな！クソ！もう、何回タイチとTAKAにやられてんだか。自分でも情けないッス。ただ、志が高いというのは、他のレスラーより誰にも負けないところだから。上を目指さなくなった人間、そんなヤツらには絶対負けない！『BEST OF THE SUPER Jr.』で、あの2人に必ず借りを返します！」