Circuit2010 NEW JAPAN ALIVE
- 日時
- 2010年11月28日(日) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 愛媛・アイテムえひめ
MATCH REPORT
井上とアンダーソンの攻防のあと、スイッチしたバーナードが永田を指名すると、場内が大歓声に包まれる。リングインした永田は、バーナードをコーナーに押 し込んでクリーンブレイク。だが、直後にバーナードが不意打ちを食らわせ、永田のリストをロックする。これに対し永田は、ショルダーアームブリーカー、ミ ドルキック連射で逆襲。だが、バーナードはサイドバスターでお返しした。
棚橋対後藤の場面。棚橋のフライングボディアタックに対し、後藤がサッカーボールキックで反撃。ここからエルボー合戦となり、後藤が顔面へのヘッドバットを放ち、ラリアットで棚橋を場外へ落とす。
これで後藤組が棚橋を捕まえ、集中攻撃の標的にする。バーナードは棚橋をコーナーに叩きつけ、コーナープレスで圧殺。そして後藤は、串刺しラリアット、ダ イビングエルボードロップ、グラウンド卍固め、後頭部へのラリアットで追い討ちをかける。だが、棚橋はカウンタースリングブレイドで後藤に反撃し、ようや く永田とタッチ。
永田対バーナードの場面。永田がローキック連射、エルボー連射で先制。そして、バーナードのジャンピングボディプレスをかわすと、乱入したアンダーソンをフロントスープレックスで投げ飛ばし、シャイニングウィザード、ナガタロックIIでバーナードに追撃。
井上対アンダーソンの場面。串刺し攻撃を阻止した井上がロープに走るが、アンダーソンがスピニングスパインバスターで反撃。そして、後藤とバーナードもリングに入り、トレイン攻撃を敢行。アンダーソンがジャンピングハイキックからフォールに行くものの、カウントは2。
苦しい井上は、アンダーソンのラリアットをかわすと、スピアー・オブ・ジャスティスを狙う。これをアンダーソンが阻止してガンスタンに行くが、今度は井上が阻止してジャーマンスープレックス。
すると永田もリングに入り、タイナーでアンダーソンに追い討ち。それを見たバーナードが串刺しボディアタックで突っ込むものの、永田にかわされてアンダーソンを押し潰してしまう。
続いて井上がバーナードのバックを取ってコーナーに引き込み、永田がタイナーを発射。そして井上は今度こそスピアー・オブ・ジャスティスをアンダーソンに決め、3カウントを奪った。
会心の勝利を得た井上は、「12月11日、大阪でIWGPタッグ選手権(試合)があります。チャンピオン・バッドインテンションズから俺たち青義軍がベル トを獲り返しますので、皆さん応援よろしくお願いします!」と、ファンにマイクアピール。そして、パートナーの永田は、タッグチャンピオンベルトを勝手に 持ち出し、「すでに俺たちの物だ」と言わんばかりに両手で掲げて、バーナードたちを悔しがらせた。
その後、大コールを受けてマイクを 取った棚橋が、12月4日に行なわれるすぽっシュ豊浜(香川県観音寺市)大会を猛アピール。前日同様に「ぜひ! ぜひ! ぜひ! ぜひ!」と連呼しながらひざまずいてマットをバンバン叩き、そこから寝転んで子供のように体をバタつかせつつ、「ぜひ来て下さーーい!!」と絶叫した。
そして棚橋は、改めて大コールを受けてエアギターをかき鳴らすと、「愛してまーす!」の決めゼリフで松山大会を締め括った。
COMMENT
井上「見てのとおり、今日、(IWGPタッグ)チャンピオンから獲りました。大阪でも必ずアイツらに俺のスピアー・オブ・ジャスティスで勝って、ベルトをこの腰にもう1回戻します!」
棚 橋「毎日、日替わりで、内藤、後藤、内藤、後藤、後藤、内藤、後藤、内藤、内藤、後藤と、前哨戦やってますけど、これが動かぬエースの証拠かなと。たしか にさ、しんどいけどさ、何だろ? やっぱり気持ちいいよね。こうやって大阪、(12/12)名古屋に向けて行くのも大事だし、そして今日、松山の会場に来てくれてるみんなに盛り上がっても らうことも大事だし。その両方をできるのは、やっぱり俺しかいねぇなと。改めて思ってます」
※後藤、バーナード、アンダーソンはノーコメント