Road to DESTRUCTION

日時: 2016年9月19日(月) 16:00開場　17:00開始
会場: 滋賀・滋賀県立体育館
観衆: 1,472人

第1試合 20分1本勝負

川人拓来
バレッタ

ヘナーレ
ロッキー・ロメロ

境界線

10分14秒　デュードバスター→エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　9月17日（土）大田区大会を終え、シリーズ再開となった『Road to DESTRUCTION』の大津大会。残るふたつのビッグマッチ9月22日（木・祝）広島＆9月25日（日）神戸へ向け、前哨戦を中心にしたカードが組まれた。

　試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーが、柴田勝頼の緊急欠場（※胸椎負傷の悪化によるドクターストップ）と対戦カードの一部変更を観客へ告げた。
　
　そこから始まった第1試合は、ロッポンギヴァイスのロメロ＆バレッタとヤングライオンのヘナーレ＆川人がタッグ対戦。

　ヘナーレ対ロメロで試合が始まり、ヘナーレが腕を取って絞る。そこから川人対バレッタとなり、バレッタが強烈なヘッドロックで締め上げる。すると川人は、リープフロッグからアームホイップで反撃。そして、お返しでヘッドロックを繰り出すも、バレッタがバックドロップで簡単に逆転。
　ここからロメロ＆バレッタが川人を捕まえ、長時間に渡っていたぶり続ける。しかし川人は、カウンタージャンピングエルボーでバレッタに逆襲。
　タッチを受けたヘナーレは、ロメロに対してカウンターバックエルボー、ショルダースルー。さらに、エルボー合戦で押し込み、カウンタージャンピングショルダータックルを浴びせる。だが、次に仕掛けたブレーンバスターはロメロが回避し、フェイント式ニールキックで報復。
　川人対ロメロの場面。川人がエルボー連打、串刺しバックエルボー、ボディスラム。続いて逆エビ固めを狙うが、ロメロが下からキックを浴びせて脱出。そして、得意の連続串刺しラリアットを開始するが、川人がカウンタードロップキックで蹴散らす。
　ここで川人は今度こそロメロに逆エビ固めを極めるが、バレッタがカット。そして、ロメロを青コーナーへ連れて行き、自分が出陣する。
　その後、バレッタがバックドロップ、串刺しジャンピングエルボー、背中へのダイビングフットスタンプなどで川人に追い討ち。苦しくなった川人は逆さ押さえ込みを繰り出すが、バレッタが跳ね返し、デュードバスターで一気に勝負を決めた。

COMMENT

ロメロ「やったぜ、これで２連勝だ。ロッポンギヴァイス、２連勝だ。それまでは俺がすべて負けていた。でも、今は俺たちが勝ってる。何でか？それはチームワークがいいからだ。コミュニケーションもとってるしな。成功するためのカギは、タッグチームとして機能することだ」
バレッタ「そんなこと、わかりきってるだろ。今頃、気づいたのか？俺はいつもそうしようとしてたのに、お前はチームワークを乱してたんじゃないか。練習もしないし。音楽を聴いたり、Tシャツのデザインを考えたり、そんなことばっかりしてる。俺たちに一番大事なのはトレーニングすることなんだぞ。もう、相手にしてられないよ」
ロメロ「あいつは何言ってるんだ？俺は忙しいんだ。作詞・作曲もしなくちゃいけないし、Tシャツを売ることも考えないといけない。お前はそんなこと全然しないじゃないか。俺に押し付つけてばっかりで。トレーニングできないのは、お前のせいなんだぞ。それがわからないバレッタはバカだ。俺はレジェンドさ。ジュニアヘビー級のレジェンドなんだ。そしてタッグチームのスペシャリストでもあるんだぜ。だから今日、勝てたんだ。バレッタ1人で勝てるのか？明日も同じ結果だ。明後日も、その次も。このままコーベまで勝利で突っ走るぞ！」

※川人＆ヘナーレはノーコメント