バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年7月22日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,738人（超満員札止め）

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦

マイケル・エルガン
“キング・オブ・ダークネス”EVIL

境界線

（0勝1敗＝0点）
（1勝0敗＝2点）

10分54秒　EVIL→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　現IWGP IC王者でCMLLの初代リーガエリーテ世界王者でもあるエルガンが登場。『G1』Bブロック初戦で、L・I・JのEVILと対戦。

　試合開始直後、エルガンがショルダータックルを受け止めるが、EVILがカウンターラリアットをお見舞い。そして、早くもEVILを仕掛けるが、エルガンが逃れて滞空式ブレーンバスター。
　その後、エルガンはトップロープ越えのジャンピングボディプレスを繰り出すが、EVILが回避して場外戦へ持ち込む。そして、エルガンの首にパイプイスをかけ、鉄柱へ叩きつける。
　リングへ戻り、EVILが顔面攻撃、変型サーフボードストレッチ、セントーン。続いてフェースロックを極めるが、エルガンが前方へ投げ捨て、バックフリップで逆転。
　これでエルガンのペースとなり、ジャンピングエルボー、カウンターローリングエルボー、ファルコンアロー、カウンターフロントハイキックと得意技を連発。しかし、EVILがカウンタートラースキックで巻き返し、ショートレンジ串刺しローリングラリアット、フィッシャーマンバスターへ繋ぐ。
　その後、エルガンがラリアットを受け止め、左右のエルボーを連打。すると、EVILも同じ攻撃で対抗するが、エルガンが延髄斬りをクリーンヒットさせる。それでもEVILはエルボースマッシュからロープへ走るが、エルガンがカウンターラリアットで吹き飛ばす。
　次にエルガンはコーナー最上段へのぼり、ダイビングボディプレスでEVILを押し潰す。そして、パワーボムホイップでEVILをニュートラルコーナーへ叩きつけ、エルガンボムを狙う。ところが、EVILが切り返し、ダークネスフォールズで逆転。
　ここから両者のラリアットが2連続で相打ちになり、EVILがジャーマンスープレックスホイップ。それでもエルガンが立ち上がると、EVILはローリングエルボーからタイガー＆ドラゴンスープレックスホールド。さらに、ラリアットでエルガンをなぎ倒すと、最後はEVILで勝利した。

COMMENT

EVIL「言っただろ？時代は、この俺のモノだ。キング・オブ・ダークネスが、このリングを支配している。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては・・・・・・EVILだ」

エルガン「この結果を“危険”だと思うのは、俺だけじゃない。他の選手も、『EVILが勝つ』とは思っていなかったと思う。俺は、自分が一番だと思い込んでいた。だが、EVILにやられた。今、一つの言葉を思い出した。『一つの闘いを勝つことが、すべてに勝ったということではない』俺はその言葉を信じている」