Road to POWER STRUGGLE

日時: 2015年10月27日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 山形市総合スポーツセンター・第二体育館
観衆: 1,128人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負

ジェイ・ホワイト
田中翔

ジュース・ロビンソン
小松洋平

タイガーマスク
キャプテン・ニュージャパン

境界線

11分27秒　雪崩式ダブルアームスープレックス→体固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　NWA Jr.王者のタイガーがオープニングマッチに登場。ロビンソン＆ホワイトと組み、キャプテン＆小松＆田中と対戦。

　ホワイト対田中で試合が始まり、互角の勝負を展開。そこからロビンソン対キャプテンとなり、キャプテンのジャンピングショルダータックルをロビンソンが簡単にかわす。
　これでロビンソンのペースとなり、パンチ連射からエアープレンスピン。目を回したキャプテンは、フラフラで青コーナーへ逃げ帰った。
　タイガー対小松の場面。タイガーがドロップキック2連発、背中へのサッカーボールキック、ダブルアームスープレックス。これで小松は動きが止まってしまい、ホワイトがドロップキック、ニークラッシャー、タイガーがローリングソバット、ニードロップ、ロビンソンが滞空式ブレーンバスター、セントーンなどで攻め立てる。
　しかし小松は、ロビンソンのバックドロップから逃れ、ドロップキックで逆転。タッチを受けたキャプテンが、タイガーにジャンピングショルダータックル、ロビンソンとホワイトに串刺しバックエルボー。さらに、ロビンソンのバックスピンキックを回避し、ヒラボトムで叩きつける。
　だが、ロビンソンがフライングラリアットで逆襲し、今度こそバックスピンキック。さらに、ダイビングヘッドバットからフォールに行くが、小松と田中がカットに入る。
　続いてロビンソンはパワーボムの体勢に入るが、キャプテンがバックスープレックスに切り返し、延髄斬りをお見舞い。ロビンソンと替わったタイガーが、キャプテンにストンピング、ミドルキックを浴びせる。しかしキャプテンは、カウンター地獄突きで逆転。
　タイガー対田中の場面。田中がフライングフォーアーム、串刺しジャンピングエルボー、ミサイルキック。そして、小松とトレイン攻撃を敢行したのち、合体ブレーンバスターで叩きつける。
　ここでキャプテンがコーナー最上段からダイビングヘッドバットを放つも、タイガーがかわして自爆させる。すかさず小松がタイガーを羽交い絞めにするが、タイガーが田中を両脚キックで吹き飛ばし、小松にはカンガルーキックをお見舞い。そして、タイガードライバーから田中をフォールするが、キャプテンがカット。
　その直後、ホワイトが田中に串刺しエルボースマッシュ、ロビンソンがキャノンボール。そして最後は、タイガーが雪崩式ダブルアームスープレックスで勝負を決めた。

　試合後、6人は互いに握手をかわし、最後は6人で手を挙げて大拍手を受けた。

COMMENT

タイガー「後楽園でボビー・フィッシュとカイル・オライリーに負けてしまって、ずっといい調子で来てたんだけど、やはりタッグの難しさというか、僕も長年、ライガーさんと組んでるけど、今のタッグのスタイルというものに負けたのかなという部分がありますね。でも、後楽園でも言ったんだけど、あの2人、すごくいい選手だし、ああいうふうに負けて、悔しいが故に『次は勝ってやる』って言ってますけど、常にそういう気持ちはあるけど、あの2人は素晴らしい。関節技もできるし、いい選手だなと思います。（後楽園）当日は僕が獲られてしまったんだけど、あくまでタッグだからと僕は思ってるんで、シングルになったら俺はボビー（フィッシュ）には（『BEST OF THE SUPER Jr.』で）勝ってるし。まあ、カイル（オライリー）とはやってないけど、まだまだチャンピオンだという自負もあるし。俺らのタッグトーナメントは終わっちゃったんで、これからシングルで。12月までにこの（NWA世界Jr.の）ベルトの防衛戦をやらなくちゃいけない部分もあるんで、早く相手（挑戦者）を決めてほしい。まあ、僕の中ではライガーさんと決めてるんで、ライガーさんに決まってくれたらありがたいなと思います」
※ロビンソン＆ホワイトはノーコメント

キャプテン「ああ、2連勝とはいかなかったな・・・」
※小松＆田中はノーコメント