CMLL今年2度目のビッグショー“Grand Prix Internacional 2016”が、メキシコ時間の7月1日(金)午後8時半よりアレナメヒコで開催され、満員の観衆が詰めかけた。
この“グランプリックス”とは、普段は組む事がないテクニコとルードが一時休戦し、メキシコvs多国籍軍として、8対8の“トルネオ・シベルネティコ”(CMLL式のイリミネーションマッチ)で行われる。
この日は試合前のセレモニーとして、メキシコの軍隊がメキシコ国家斉唱に国旗を挙げるセレモニーを行い、その後メキシコ国家の斉唱となり、満員の観衆が詰めかけたアレナメヒコは “メヒコ”コール一色になり、物凄い熱気に包まれた。
試合前から熱くなったCMLLを代表するチーム・メキシコの8選手、そして多国籍軍の代表8選手が激しい乱闘状態になり、レフェリーとサブレフェリーらが必死に両チームを引き離して試合がスタート。
その後も場外で両チームは激しい乱闘を繰り返し、時には場外フェンスを飛び越して観客席にまで雪崩れ込む状態になり、その都度レフェリーとサブレフェリーが引き離した。
そして、試合はマキシモのキス→ボラドールのバッククラッカー→マキシモのボディプレスでOKUMURAをフォールしたのを機に、次々に選手が消えていき、最後はボラドールとトンガの一騎打ちとなった。
終盤、トンガはボラドールのスーパーフランケンシュタイナーをなんとかキックアウトするも、最後はメキシコの大声援を受けたボラドールが、雪崩式スパニッシュフライでトンガをフォールし、優勝者となった。
また、セミファイナルでは、抗争中のレイ・コメタとバルバロ・カベルナリオが、2014年以来両者2度目のカベジェラ戦を行うこととなり、2週間前のアレナメヒコ大会でベルトを奪われたカベルナリオであったが、この日は再びカベルナリオが、レイ・コメタを丸坊主にした。
■「グランプリックス インターナショナル2016」
7月1日(金)※現地時間・アレナメヒコ
・メインイベント Mexico vs El Resto del Mundo (メキシコvs多国籍軍)
○ボラドール・ジュニア(雪崩式スパニッシュフライ)タマ・トンガ×
■チーム・メキシコ
ルーシュ、ウルティモ・ゲレーロ、ボラドール・ジュニア、ラ・マスカラ、ショッケル、マキシモ、デァアマンテ・アスール、レイ・エスコルピオン
■多国籍軍
ルコ・コルレオーネ(イタリア)、マイケル・エルガン(カナダ)、KUSHIDA、OKUMURA(日本)、タマ・トンガ、タンガ・ロア(トンガ)、サム・アドニス(アメリカ)、ジョニーアイドル(ニュージーランド)
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- 2016.7.4
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