「デヴィットの“かわいそうな姿”をお見せする!」青木篤志がIWGPJr.調印式でベルト強奪宣言!!
6月30日、有明大会の開始前、7月11日(日)後楽園ホール大会で争われるIWGP Jr.ヘビー級選手権試合の調印式が行なわれた。
王者・プリンス・デヴィットと挑戦者・青木篤志(プロレスリング・ノア)がそれぞれ意気込みを述べた(立会人はIWGP実行委員会の垣原賢人)。
青木「先日、田口選手に『たいしたことない』と言われましたプロレスリング・ノアの青木と申します(苦笑)。こんなたいしたことのない人間が挑戦できるIWGP Jr.のベルト。僕がしっかり獲って、GHC Jr.より下のものにしてあげたいなと思うんで。デヴィット、悪いけども犠牲になってもらいます」
デヴィット「ハイ、コンニチワ! 初防衛戦を楽しみにしています。やっぱり新日本のジュニアが最強。後楽園ホールではそれを証明してみせる。ガンバリマス!」
■青木篤志の囲みコメント
——IWGPJr.挑戦を立候補した理由は?
青木「まぁ、去年『SUPER J-CUP』に参加して、そのチャンピオンがIWGP Jr.に挑戦するってことで。ボクは一回戦でデヴィットに負けた。結局、丸藤さんが優勝してベルトを獲った。ただ、ボクはべつにIWGPのベルトが欲しくてレスラーやってるわけじゃないんでね。
そういう意味で、丸藤さんがベルトを落としたときに持ってるのが、借りがあるデヴィットだった、と。じゃあ俺が行こうかな、と。ただ、それだけ。べつにあのベルトがほしくて、とかそういうのはない。ただ、(大阪で)目の前で丸藤さんが負けて、気に入らなかった……それぐらいっすかね?」
——対新日本という部分は意識する?
青木「ん〜。ま、自分もこのあいだ、ノアで棚橋と田口にタッグで負けて悔しい思いをしているんで。ボクにとっては、対新日本というのはいまに始まったことじゃない。去年から、ずっとやってることですから。最終的に自分が笑って終われるように、したいんで。それができるまではいつまでも続けていきたいなって」
——今回はベルトというより、対デヴィットという点が大きい?
青木「うん。対デヴィット、対新日本。ただ、それだけですね。言い方は悪いけど、あのベルト……見た目が格好いいだけで、あのベルトを獲ってどうこうしたいって気持ちはあんまりないんで。ベルト、タイトルマッチというのは一つの口実かなって」
——GHC Jr.のベルトのほうが重い?
青木「そうっすね。ボクはやっぱり、小さい頃からプロレスを観てたけど、IWGPJr.ベルト、そこへの興味が一回もなかったんで。あれを目指して生きてるわけじゃない。GHCJr.のベルトが最高峰だと思ってるんで。IWGP獲って……手みやげになるかどうかわかんないすけど、それでGHCを獲りにいきたいと思います」
——当日はメインイベントですが?
青木「いや、ボクをメインに持ってきて、大丈夫かなって(笑)。人が入るのかなって。新日本プロレスが賭けに出たなって、正直思いますけど(笑)。ま、いいんじゃないですが、お客さんが多くても少なくても、デヴィットがかわいそうな姿を見れれば。みなさん、デヴィットを応援してください。じゃないとかわいそうなんで(笑)」
■7/11(日) 東京・後楽園ホール 18:30試合開始
第8試合 60分1本勝負
〔IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 〕
プリンス・デヴィット(第60代王者)vs 青木篤志 (挑戦者)
第7試合 30分1本勝負
〔スペシャル8人タッグマッチ 〕
真壁刀義&棚橋弘至&TAJIRI&KUSHIDA
vs中邑真輔&矢野通&飯塚高史&外道
第6試合 30分1本勝負
〔スーパージュニア・スペシャルシングルマッチ 〕
金本浩二vsケニー・オメガ
第5試合 30分1本勝負
〔スペシャルシングルマッチ 〕
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソンvs内藤哲也
第4試合 30分1本勝負
〔スペシャルシングルマッチ 〕
永田裕志vs高橋裕二郎
第3試合 30分1本勝負
〔スペシャルシングルマッチ 〕
井上亘vsジャイアント・バーナード
第2試合 20分1本勝負
〔サムライジム・スペシャルシングルマッチ〕
エル・サムライvs田口隆祐
第1試合 20分1本勝負
中西学&タマ・トンガ vs後藤洋央紀&タイチ
■7月11日(日)東京・後楽園ホール 18:30開始