『レック Presents G1 CLIMAX 30』のAブロック最終公式戦! 10月16日(金)18時30分~両国国技館大会の試合順が決定した。
■『レック Presents G1 CLIMAX 30』
・10月16日(金)16:30開場 18:30試合開始
東京・両国国技館
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■キングスイッチが優勝決定戦へ進出か? メインは、ジェイ・ホワイトvs石井智宏!
メインイベントは、ジェイ・ホワイト(6勝2敗=12点)vs石井智宏(3勝5敗)。
現在、Aブロックは、ジェイ・ホワイト、飯伏幸太、オカダ・カズチカが「12点」で首位を並走。ウィル・オスプレイが「10点」で続いており、この4選手が優勝決定戦進出の可能性を残している。
この日の最終公式戦でキーポイントになりそうなのが、「1位選手が同点の場合は、リーグ戦の“直接対決の勝敗”で順位を決定する」というルール。
ジェイは、飯伏とオカダに直接勝利を収めているだけに、この両国大会で飯伏、オカダが勝利しても、石井戦に勝てば優勝決定戦進出が有力となる。
逆に言えば、飯伏とオカダは自身が勝利を挙げても、ジェイが石井に敗戦するか、引き分け(1点)、無効試合(0点)にならないと、優勝決定戦進出の可能性がない苦しい状態。その意味でも、星取的にAブロックの運命を握るジェイがメインイベントにラインナップされた格好だ。
もちろんこういったシチュエーションに反骨心の塊である石井が燃えないハズはない。今年の『G1』では負け越しが決定しているが、各地で壮絶な好勝負を連発! 最終戦でジェイを首位から引きずり降ろして、有終の美を収めたいところ。
昨年の『G1』公式戦(7.15北海きたえーる)では、石井がジェイに垂直落下式ブレーンバスターで勝利しているが、はたして今回はどうなる? Aブロックの命運を懸けた最終公式戦から目が離せない!
■3年連続の優勝決定戦進出なるか? セミは、因縁の飯伏幸太vsタイチ!
この日のセミファイナルは、飯伏幸太(6勝2敗=12点)vsタイチ(4勝4敗=8点)。前述したように、「『G1』2連覇」「史上初の3年連続、優勝決定戦進出」を狙う飯伏にとっては、絶対に落とせない状況で、因縁の相手との激突となる。
飯伏とタイチは、今年の『NEW JAPAN CUP 2020』2回戦(7.1後楽園)で激突、終盤にアイアン・フィンガー・フロム・ヘルの攻撃はあったものの、タイチがブラックメフィストで勝利。
さらに、7月以降はタイチ&ザック・セイバーJr.組と棚橋弘至&飯伏幸太組が激しい抗争を展開。8.29神宮大会では、IWGPタッグ選手権でタイチ&ザックに敗戦を喫している。
一方のタイチは、「大の相撲好き」を公言しており、コメントでも言及しているように、この一戦は勝ち越しか・負け越しかが決まる重要な一戦。
また、飯伏に関しては、タッグ抗争時にはタイチから共闘を持ちかけて揺さぶりをかけるなど、何度も心理攻撃を行うなどよく知った相手。今回も飯伏のチャンスを潰すために全力を傾けてくることは間違いない。
はたして、飯伏が天敵を下して2連覇に向けて大きな一歩を踏み出すのか? それともタイチがその野望を打ち砕くのか?
■望みをつなぐレインメーカーの行方は? 第4試合は、オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ!
第4試合は、オカダ・カズチカ(6勝2敗=12点)vsウィル・オスプレイ(5勝3敗=10点)の公式戦。
最終公式戦でのCHAOS同門対決となるものの、どちらも「2点」が欲しい苦しい状況だけに、勝利にこだわった非情な闘いが展開されそうだ。
前述したように、オカダはこの試合で勝ち星を収めないと、優勝決定戦進出が絶望的となる。10.13浜松大会の試合後コメントでも「もう今のオスプレイとは兄弟対決だとは思っていない」と発言しており、すでに臨戦態勢。
一方のオスプレイも、「『G1』はみんなが敵だ。オカダを超えないといけないし、超えられる自信がある」と勝利を誓っている。
直近のシングルとなる昨年の『G1』公式戦(7.20後楽園)でも、オカダがオスプレイをレインメーカーで撃破。オスプレイはまだ一度もオカダ越えを成し遂げていない状況。
はたして最終公式戦、オカダがオスプレイを下して、優勝決定戦進出への望みをつなぐのか? それともオスプレイがオカダから初勝利を奪って下剋上をはたすのか? 必見の試合となりそうだ。
■あのケンカファイト再び! 第3試合は、鷹木信悟vs鈴木みのるが激突!
第3試合は、鷹木信悟(3勝5敗=6点)vs鈴木みのる(3勝5敗=6点)という因縁の組み合わせによる最終公式戦。どちらも優勝争いからは遠ざかっているが、今後のタイトル戦線を占う意味でも非常に重要な意味を持った一戦となりそうだ。
この両者、8.29神宮球場大会でNEVER無差別級王座を賭けて激突。真夏の野外でのタイトル戦は、壮絶なバチバチファイトとなったが、最後は鈴木がゴッチ式パイルドライバーで鷹木を沈めて、NEVER王座を奪取!
この日以来のシングル戦とあって、両雄ともにヒートアップすることは確実。とくに鷹木にとっては、王座再挑戦への足掛かりとするためにも確実に勝利を奪いたいだろう。
“現王者”鈴木としては、“前王者”鷹木を圧倒してネクストステップに進みたいところ。一方、鷹木はリベンジをはたして王座奪還をアピールしたいところ。はたして、勝敗の行方は?
■第2試合は、ジェフ・コブvs高橋裕二郎! 裕二郎は初勝利を掴めるのか?
第2試合は、ジェフ・コブ(4勝4敗=8点)vs高橋裕二郎(0勝8敗=0点)のAブロック公式戦。
今回のリーグ戦で、ケタ外れのスープレックスモンスターぶりがさらに進化。公式戦でジェイ、石井、鷹木、オスプレイから勝利を収める大奮戦で、その存在感を示したコブ。
一方の裕二郎は、5年ぶりの『G1』参戦でファンからの期待を集め、あわやと思わせる好試合は展開しながらも、いまだに勝ち星なしの8連敗中。
「ニュージャパンのリングで、もっともっと上にいきたい」と語るコブとしては、この最終公式戦でも勝利を収めて勝ち越しを決め、今後のタイトル戦線に向けて、存在をアピールしたいところ。
一方の裕二郎も8連敗に腐らず、「俺はまだまだ諦めてねえからよ。別によ、優勝だけがすべてじゃねえんだよ。俺はよ、最後の一戦までこの『G1 CLIMAX』諦めねえからよ」とモチベーションを維持しているだけに、最後に「1勝」を奪いたいところ。
ともにアマレス出身という共通点もあるだけに、レスリング勝負も期待したいとこころだが、勝敗のポイントはコブのド迫力のスープレックス殺法と裕二郎の老獪なインサイドワーク、どちらが試合のペースを握るかになりそうだ。
両国の舞台でもコブがツアー・オブ・ジ・アイランドを爆発させるのか? それとも最終公式戦で、ついに裕二郎の東京ピンプス、ピンプジュースが炸裂するのか?
■ヤングライオン対決も佳境! 第1試合で、辻陽太vsゲイブリエル・キッドが激突!
第1試合は、『G1 CLIMAX 30』の各大会で、好勝負を展開してきた辻陽太とゲイブリエル・キッドのシングルマッチ。
上村優也も加えた3選手で、仮想『ヤングライオン杯』といえるほど、熱戦を繰り広げてきた若武者たち。
辻とゲイブリエルのシングル対戦はこのシリーズで計4回行われている。ここまで、ゲイブリエルが2勝1敗1引き分けで勝率で上回っているだけに、辻としては両国の舞台でなんとしても五分に持ち込みたいところ。
逆に言えば、通算キャリアで上回るゲイブリエルにしてみれば、辻を引き離したいだけに、連勝を狙ってくることは間違いない。
この日もゲイブリエルが必殺のダブルアームスープレックスを炸裂させるのか? 体格で上回る辻は、あくまで真っ向勝負を挑むのか? こちらもいよいよクライマックスを迎える若獅子同士の対戦にご期待ください。
■『レック Presents G1 CLIMAX 30』
・10月16日(金)16:30開場 18:30試合開始
東京・両国国技館
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※「砂かぶり」「アリーナ席」は完売となりました。
※「2F指定席」は残りわずかとなりました。
・10月17日(土)15:00開場 17:00試合開始
東京・両国国技館
※前売にて全席完売となりました。当日券の発売はございません。
・10月18日(日)13:00開場 15:00試合開始 <優勝決定戦>
東京・両国国技館
※前売にて全席完売となりました。当日券の発売はございません。