暮れも押し迫った12月31日、渋谷マルイ7F『新日本プロレスリング STORE 〜Road to イッテンヨン!〜in渋谷マルイ』関連イベントとして、渋谷マルイ8F特設スペースにて、棚橋弘至選手がイベントを開催した。
■『バンドリ! ガールズバンドパーティ! presents WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム』
2019年1月4日(金) 15時開場 17時試合開始
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※「ロイヤルシート」「アリーナA」「アリーナB」「バルコニースタンド」は完売となりました。
※「1Fスタンド」「2FスタンドA」は残り僅かとなりました。
■平成最後のファッションチェックで本間選手、ライガー選手が大暴れ!?
棚橋選手が登場すると大歓声。まず、本日が1231(イツザイ)の日にであることに触れた棚橋選手だが、「もう一つ浸透していないですけど」と苦笑。
さらに、司会の阿部リングアナから質問されると、「今年は人生の中で一番いい一年でした」「風向きが変わったな、と思ったのは5月4日の福岡のオカダ戦。最多防衛のかかった試合でしたけど、『棚橋』コール一色でした。そのあとの『G1』でもファンのみなさんの応援が多くなって、それが力になりました」と笑顔で振り返った。
この日のメインは、「平成最後のファッションチェック」。壇上には、オシャレ自慢の男性が3人登場して、棚橋選手がファッションチェックする趣向だが、なんとトップバッターで登場したのは、“こけし”こと本間朋晃選手。
しかし、いつも以上に黒すぎる顔面と、ワイルドすぎる服装で登場した本間選手に場内爆笑。これを見た棚橋選手は「控室の服と全然違うじゃないですか!」とビックリ。
本間選手のファッションのポイントは「がんばって焼いた日焼け、あとは(真壁選手ばりの)チェーン」と語ると、すかさず棚橋選手のツッコミが。
本間選手自身が「コレは職質されるヤツですね」というほど凶悪な風貌に怖がるお子さんも。すかさず「怖くないよ~」とガサガサ声でアピール。
冷静になった棚橋選手は改めて本間選手のファッションを「好きですよ。渋谷っていう土地柄を考えたら、違和感はないです」と語りつつ、「本間さんはいっつもスニーカーのこだわりが凄いんです」と語るが、この日のスニーカーは銀色のトゲトゲが着いたモノでなぜか棚橋選手に攻撃を仕掛ける本間選手。
二人目のファッション自慢は、渋谷マルイのおしゃれ番長と言われる(?)マルイ店員の出沼大地さんが登場。清潔感のあるファッションとやさしい色使いを逸材は高評価。「一番女子受けするのは、こういう格好」と語ると、くやしさを隠さない本間選手。
そして、最後に登場したのがシークレットゲストの獣神サンダー・ライガー選手。場内から大歓声が巻き起こったが、どうやらファンにたいしてではなく、「棚橋選手に対してシークレット」だと思っていたライガー選手。
今朝、棚橋選手と道場で会ってもこのイベントのことには触れずにいたとのこと。当然、イベント前の控室でも合わないかと思っていたら、アッサリと控室で再会してしまいビックリした模様。
しかし、これを聞いた棚橋選手は「そもそも、さっきライガーさん、Twitterで渋谷にいるってつぶやいてましたよね(笑)」と暴露。このツイートを見た会場のファンも、それほどシークレット感はなかった様子だが、もちろんウェルカムな雰囲気。
さらにライガー選手は、「以前は、会社から支給されたTシャツとジャージしか着用していなかった」というタレコミに「言ったの誰や!(笑)」と慌てる場面も。「いやいや、アレは新日本プロレスを広めるためにあえて、ですよ!」と苦しいコメント。
棚橋選手はライガー選手のファッションに関して、「素敵な色使いですけど室内では、上着の前を開けたほうがいいかと思います」とアドバイス。「茶系か、黒系のブーツがあるとさらに落ち着いた雰囲気になると思います」と語ると、ライガー選手は「じつは棚橋選手には、道場で合うといつもこういうアドバイスをもらってる。ボクの師匠です」とコメント。
最終的に、棚橋選手が選んだファッション大賞は、マルイ店員の出沼さんに決定! 棚橋選手から、表彰状を送られた出沼さん。「高校生時代から、棚橋選手のファンなので本当にうれしいです!」とコメントした。
■「もうね、ケニーの土俵で闘います!」棚橋が東京ドーム決戦へ注目発言!
いよいよ4日後に迫った1.4東京ドーム大会。メインイベントでケニー・オメガ戦を控える棚橋選手は、「体調は凄くいい、万全です。年末忙しかったですけど、練習もシッカリと朝晩に練習できてます」と自信をみせた。
さらに「ケニーのプロレスも一つの正解のかたちでもあるし、そうでないかたちもある。いろんな価値観を認めたいんだけど認めてしまったら、そこに闘いがなくなるんで。今回はケニーの闘い方を否定して、自分の闘いで勝ちにいきたいんで・す・が、それもどうかなと思い始めて……。もうね、ケニーの土俵で闘います!」とキッパリ発言すると、場内から「ええーっ!」という本日一番の驚きの声が。
「もうね、一番相手がくやしがる勝ち方をしたいという、ボクの性格の悪い部分が出てきて。相手にやりたいことを全部やらせて、それでもさらに上に行って勝ったら、一番スカッとするかなって」とコメント。
これには本間選手も驚いた様子で、「え? 棚橋さん、本当に決めたんですか?」と問いかけると、「まあ、それは当日のコンディションにもよりますけど(笑)」と返答した。
ライガー選手からも、「この前の後楽園ホールの最終戦の試合を観た方も多いと思いますけど、やっぱり棚橋選手は自分の闘い方を知ってますね。あれだけほかの3人が空中技を展開する中で、マットに足を着けて試合をすべて締めてました。やはり棚橋弘至は違うなって」と絶賛。
さらに、「ボクは彼がチャンピオンであろうがなかろうが、チャンプと呼びます。それはここまで彼が新日本プロレスで何をしてきたか、ファンのみなさんはわかってらっしゃる。だから、チャンプなんです。この闘い、いろんな見方があると思いますが、ボクは棚橋弘至選手が勝つと思います」
本間選手は、「ケニーの土俵で闘うということにビックリしています。ボクは自分の闘い方を貫くと思っていたんです。そして、ケニーに技を出させない中、最後は棚橋ペースでハイフライを狙うと思ってたんです。でも、土俵で闘うと言うことで……気をつけてください!」
「ケニーの荒々しい試合もプロレス、棚橋さんのクラシカルな試合もプロレス、ボクのこけしもプロレス、すべてがプロレスなんで、そこを巻き込んだうえで、勝ってほしい!」とエールを送った。
また本間選手は、真壁刀義選手と矢野通選手の合体の流れに関しては、「すっごい複雑な気分ですよ」「10年~15年前ですね。両国で裏切られて、ボク自身もがんばらなければ、このままだと真壁&矢野組になっちゃうんですよ。すっごいジェラシーありますね」と危機感を感じている様子だった。
最後は「今年は無事に復帰できて最高の年でした!」 「もっともっと上を狙ってがんばりたいと主増す。ということで、こけし・イズ・ハッピー・ニューイヤー!」
ライガー選手は「選手、大晦日や年末も返上でがんばってます。東京ドームはどの試合も凄い、すっげーと言ってしまうような試合ばかりになると思います。ぜひ会場、もしくはテレビで観てください。今日はありがとうございました!」
棚橋選手も、「2018年のいい流れを止めないように、1.4東京ドーム、勝って、チャンピオンになって、またね、みなさんにベルトを見せます! あと、大晦日、お正月と続くんで、くれぐれも食べ過ぎないように! します! そして、みなさんも体調を整えて、東京ドームで大『棚橋』コール、よろしくお願いします!」とキッパリ。
このあと、退場時に棚橋画伯による自画像カンバッジのプレゼントが告げられると、「あ、じゃあボクが渡します」と棚橋選手が言うと大歓声。しかし、これを遮って、本間選手が「じゃあ、ボクがやりましょう」と志願すると、場内に大ブーイングが発生。
結局、本間選手、ライガー選手が握手。棚橋選手からお渡しされることで落ち着いた。思い思いのかたちで、選手と触れ合ったファンのみなさん。2018年の最後のファンイベントは締めくくりとなった。
★新日本プロレスリング STORE 〜Road to イッテンヨン!〜 in 渋谷マルイ
開催期間:12月22日(土)~2019年1月6日(日)
開催場所:渋谷マルイ
東京都渋谷区神南1丁目22-6 渋谷マルイ7F
営業時間:11時~21時
※日・祝は11時~20時30分、1月1日(火)は休業致します。1月2日(水)は10時〜21時。
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