現在、イギリスツアーを敢行中のROHに、新日本プロレスの内藤哲也、EVIL、SANADA、BUSHI、高橋ヒロムのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢、さらにROH世界TV王者のKUSHIDA、獣神サンダー・ライガーらが参戦中。
現地時間・8月19日にリバプールのリヴァプール・オリンピアで行われた『ROH WAR OF THE WORLDS UK』の試合結果が到着した。
この日の第4試合に、内藤哲也、EVIL、BUSHIのL・I・Jが登場。“元チーム3D” のブリー・レイ&ブリスコ・ブラザーズの無法者トリオと6人タッグで対戦した。
この日も場内では、内藤人気が爆発。試合は両チームが持ち味を活かした好試合が展開。また、現地時間・8月20日のイギリス・エジンバラ大会でシングル激突するブリー・レイとEVILが前哨戦を展開。
試合終盤、BUSHIが毒霧を発射するも、これはEVILに誤爆。このスキを見たブリー・レイとブリスコ・ブラザーズはBUSHIに合体の“スーパー3D”で勝利をゲット。
試合後も挑発し合う両陣営。ブリー・レイは内藤に握手を拒否されると、“ねっ転がり”ポーズで応戦。しかし、内藤も本家“ねっ転がり”ポーズを見せると、場内が大声援に包まれた。
第6試合は、王者・KUSHIDAの持つROH世界TV選手権の4WAY戦が実現。挑戦するメンバーは、ROHの“孔雀王子”ことダルトン・キャッスル、そして“前ROH世界TV王者”のマーティ・スカル、さらにKUSHIDAとの因縁浅からぬ高橋ヒロムという世界屈指の実力者が勢ぞろい。
ヒロムはエジンバラでも“復活”したダリルとともに仲睦まじく入場。試合は、4者4様の思惑が交錯する白熱戦となった。試合終盤、スカルはKUSHIDAに得意のクロス・フェイスチキンウィングをズバリ。
これをこらえたKUSHIDAは逆にバックトゥザフューチャーを繰り出そうとするが、これはカットされ不発。キャッスルも、ヒロムにバン・アランを狙うも、ここでなぜかハングマン・ペイジが介入して、リングは大混乱。
カオスなリング上で、最後はKUSHIDAがキャッスルに必殺のバックトゥザフューチャーをズバリと決めて、なんとか勝利を獲得。KUSHIDAが大混戦の4WAYマッチを制して、防衛記録をさらに伸ばしている。
この日のメインは、現ROH世界王者のCodyに“L・I・J”のSANADAが挑戦するタイトルマッチ。現地のファンの大声援を味方につけたSANADAは、Codyに掟破りの逆クロスローズを炸裂させるなど大奮戦を見せる。
さらに試合終盤、SANADAはトップロープ上のコーディに雪崩式のパワーボムを爆発。続いて必殺のSkullEndでギブアップを迫ったものの、Codyはこれを抜け出すと、電光石火のクロスローズを爆発させて逆転勝利! タイトル防衛に成功している。
■『ROH WAR OF THE WORLDS UK』
現地時間・8月19日
イギリス・リバプール・リヴァプールオリンピア
【第4試合 6人タッグマッチ】
○ブリー・レイ&ブリスコ・ブラザーズ(スーパー3D)内藤哲也&EVIL&BUSHI×
【第6試合 ROH世界TV王座4WAY戦】
○KUSHIDA(バックトゥザフューチャー)ダルトン・キャッスル×
※そのほかの選手は、マーティ・スカルと高橋ヒロム
※KUSHIDAが王座防衛に成功
【第8試合 ROH世界王座戦】
○Cody(クロスローズ→片エビ固め)SANADA×
※Codyが王座防衛に成功