■杉浦選手のコメント
「3団体が協力し合って夢のあるカードを組んで、お客さんをいっぱい呼んで、大会を成功させたいと思っています。そして、その大会の収益を被災地の義援金にして、少しでも役に立てればいいと思っています」
■諏訪魔選手のコメント
「今回の東日本大震災は、ちょうど仙台にいて、バスに乗っているときに自分も震度7というものを経験しました。そして、その後のパニックぶりだとか、そういうものを目の当たりにして、色々考えました。色々考えて、『やっぱ、俺らはプロレスしかできない』『プロレスで勇気を与えるということが使命だ』ということに気付いて。3月21日両国(国技館)大会を全日本プロレスは開催して、被災地の方もそうですし、会場に来てくれたお客さんにも、元気を与えるということができたと思っています。それは、全日本プロレスという団体でメッセージを送るという作業をしたんですが、今度はこのプロレス界という業界から何か皆さんにメッセージというか、元気を与える場というのがあってもいいんじゃないかと、強く思いました。それで、この3団体のチャンピオンが集まって、何かを、メッセージを送らなければいけない。そういう場ができたということは、俺も使命感にかられるというか、燃えてきてます。その日は3団体の垣根なんて取っ払って、素晴らしいものを伝えて行きたいと思います」
■棚橋選手のコメント
「被災地のことはいつも応援しています。今回、こういう形で被災地を応援させてもらうんですけど、応援する側はより元気がないといけないと思いますので、日本全国、日本全体を元気にするようなものにして、被災地にエネルギーを送りたいと思います」
■質疑応答
——対戦カードはどのような形になりそうですか?
菅林「カード等はこれからの話なんですけど、だいたい8試合、9試合ぐらいに落ち着くのではないかと思っております」
——8月27日に日本武道館で開催することに決まった経緯は?
江幡「先ほどお話しましたように、32年前の8月26日に『夢のオールスター戦』ということで3団体の垣根を取り払ってビッグマッチを行なったわけです。その8・26の次、明日を、これから被災地の方々に熱い思いを届けていこうということで、8月27日に決定させていただきました。夏は電力事情がどうなるか、まだ不透明なところがありますけど、なんとしてもこの暑い夏に、熱い思い、そして被災地の方々への支援をお届けしたいということで、8月27日にさせていただきました」
——オリジナルグッズの販売は予定していますか?
菅林「3団体のロゴが入った、この大会だけで買えるものを企画しております」
——非常に期待が大きい大会ですが、田上社長の意気込みをお聞かせ下さい。
田上「まず、ファンが期待している試合をなるべく組みたいと思っています。各会社だけの試合だとつまらないですから、対抗戦とかそういうものは提案させていただきたいなと思っています」
——各チャンピオン、希望するカードはありますか?
杉浦「はっきり言って自分の希望というよりも、お客さん、ファンが望むカードをやりたいと思っているので。僕の中ではホントにどんなカードでもいいですね。(2人と)闘ってもいいし、組んでもいいし、ファンが望むカードにしたいと思っています」
諏訪魔「この話を聞いたとき、俺も『じゃあ、どんなカードがベストなのかな?』と色々考えました。当然、プロレスファンからしたら『チャンピオン同士が闘うというのが見たい』というのもわかるんですけど、この状況ですから、俺はチャンピオン同士が組むのがいいと思います。まあ、それは俺の個人的な考えですけど」
棚橋「チャリティーの大会というものも、プロレス界をあげて応援していくという行為も、これから続いて行くことなので。マッチメイクにしても、次に繋がるようなカードを期待します」
「東日本大震災復興支援チャリティープロレスALL TOGETHER」
8月27日(土)
東京・日本武道館
15:00開場/16:00開始
●チケット情報はこちら!
「東日本大震災復興支援チャリティープロレスALL TOGETHER」
ホームページ(PCのみ)
【写真:山本正二】
- 2011.4.18
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