J SPORTS CROWN DREAM MATCH
- 日時
- 2010年12月16日(木) 18:30開場 19:00開始
- 会場
- 東京・ディファ有明
- 観衆
- 350人
MATCH REPORT
J SPORTSが主催するオリジナルシリーズ「J SPORTS CROWN」の第3弾。今回は「DREAM MATCH」と題して、ファンの投票によって選ばれえた夢の対決が実現する。
大会開始前には、いつものように実況担当の鍵野威史アナウンサーが登場。そして、スペシャルゲスト解説の天山広吉が紹介され、場内が大歓声に包まれた。
そんな中、試合は進められ、第1試合ではタイガーマスクと石井智宏が激しく対立。石井がまたもやタイガーのマスクを剥ぎ取り、遺恨がさらに深まる格好となった。また、第2試合では中邑真輔がキング・ファレ、第3試合では真壁刀義&本間朋晃が邪道&外道に完勝。真壁は、外道を血祭りにあげると、1月4日東京ドームで闘う田中将斗に向かって「満タン返しでテメェを葬ってやるよ。俺は借りたモンはキッチリ返す」と宣戦布告した。
そして、その直後、場内に衝撃が走った! 放送席で解説を続けていた天山を、突如として飯塚高史が襲撃し、スリーパーホールドで失神に追い込んでしまったのである。天山は、若手に連れられて退場し、放送席には鍵野アナウンサーだけが残った。
セミファイナルからは、いよいよドリームマッチが登場。その第1弾として、棚橋弘至&中西学が永田裕志&井上亘と対戦した。試合は、1999年10月10日に同日デビューした棚橋と井上、共に1992年入門で同期の中西と永田が熱い攻防を展開。そして最後は、棚橋がハイフライフローで井上を下し、「俺だってマッスルオーケストラに入りたいっつうの!」と笑みをのぞかせた。
メインイベントのドリームマッチ第2弾は、田口隆祐&プリンス・デヴィットvs高橋裕二郎&内藤哲也。かつてJr.タッグ戦線でしのぎを削ったタッグのスペシャリストたちによる真っ向勝負が実現した。試合は、両者の持ち味が存分に発揮された好勝負となるが、ヘビー級戦士へと変貌したNO LIMITが徐々に展開を支配。最後は、田口に波状攻撃を仕掛け、内藤がスターダストプレスで料理。
試合後、高橋が「(Apollo 55は)いいチームだね。俺たちの次に」と言えば、内藤はIWGPタッグ王座挑戦を猛アピールした。