NEW JAPAN CUP 2016
- 日時
- 2016年3月10日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 宮城・若柳総合体育館(アスパルわかやなぎ)
- 観衆
- 764人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
なお、エルガンは3・12青森の『NJC』準決勝戦で、後藤と対決する。
真壁とトンガが先発して試合が始まり、トンガがドロップダウン&リープフロッグを披露。しかし、真壁がカウンターショルダースルーで大きく投げ飛ばした。
エルガン対ファレの場面。ショルダータックル合戦からファレがカウンタートーキック。だが、エルガンが次の串刺し攻撃をかわしてコーナーに激突させ、延髄斬りで場外へ追いやった。
本間対高橋の場面。高橋の噛みつき攻撃&顔面攻撃に対し、本間が串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーで報復。そして、小こけしを放つも、高橋にかわされて自爆してしまう。
これを合図に激しい場外乱闘が勃発し、ファレ組が真壁組を圧倒。本間がカウント19で辛うじてリングへ戻ると、ファレがストンピング、トンガがボディブロー連射、ヘッドバット、トーキック連射、ファレがショルダークローなどでいたぶり続ける。
ローンバトルの続いた本間だったが、ファレの串刺し攻撃をかわしてコーナーに激突させ、ようやく自軍コーナーへ生還。替わった真壁がトンガをパワースラムで叩きつけ、ファレに串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ラリアット3連発で追い討ちをかける。しかし、ファレはカウンターショルダータックルで逆転。
エルガン対高橋の場面。エルガンがフェイントで延髄斬りを見舞い、エプロン上のトンガをラリアットで場外へ転落させる。そして、高橋を突き飛ばしてロープにぶつけ、その反動を利用して後頭部へラリアットを浴びせる。
エルガンの攻撃は続き、ブッコ抜きジャーマンスープレックスホールド。さらに、高橋に前後からショートレンジラリアットを浴びせる。だが、高橋がエルガンの蹴り脚をキャッチして転倒させ、低空ランニングフロントキック。
その直後、高橋がエルガンに串刺しフロントハイキックを見舞い、トンガが串刺しジャンピングボディアタック、ファレがジャンピングボディプレスで続く。そこから高橋が東京ピンプスを仕掛けるが、エルガンがバックスープレックスに切り返す。
ここからトンガがエルガンにスピアーを見舞い、本間に串刺しジャンピングボディアタックを発射。しかし、本間が回避してこけしロケットを食らわせる。
すると、フェレが本間をダブルスレッジハンマーで蹴散らすが、真壁がファレ&高橋に両腕ラリアット。さらに、ロープ際のラリアットでファレを場外へ転落させる。
これでエルガンと高橋の一騎打ちとなり、エルガンがローリングエルボー。そして、パワーボムホイップでニュートラルコーナーに叩きつけると、最後はエルガンボムで勝利した。
試合後、真壁&本間とトンガがまたもや激しくいがみ合った。
COMMENT
本間「エルガン、スゲェな。もしかして『NEW JAPAN CUP』、(優勝まで)いっちゃうんじゃないか。でも俺は、エルガンに助けられて今日、勝ったわけじゃない。俺と真壁の力で、このベルト、守らなかったら意味がない。真壁は強い。でも俺は弱い。そんなのは、クソ食らえだよ。俺がみんなのこけしで3カウント獲って防衛してやる。(連続防衛記録は)何回だろ? 最高記録、何回? わからないから、調べといて。それを塗り替えるぐらいの気持ちで。それを超えるから。そしてみんなで幸せになろうぜ。それともうひとつ言っておきたいことがある。やっぱり東北は温かいです、熱いです。ただ明日、3・11、忘れられない日だから。2度と忘れない日だから・・・」
エルガン「今夜は勝ったけど、ただそれだけのことだ。それでも勢いはついた。俺の勢いは止まってない。この勢いを『NEW JAPAN CUP』準決勝に持っていく。ゴトー、俺の痛みを思い知るがいい。俺は毎試合毎試合、1試合1試合を新しくこのニュージャパンでやっていくステップにしている。なぜなら、俺は新しい歴史を作っていきたいからだ。俺は覚えているぞ。去年の『G1 CLIMAX』(公式戦)でお前に負けたことを。だが、今年はその結果を入れ替えてやる」
※ファレ&トンガ&高橋はノーコメント