『WORLD TAG LEAGUE 2016』第12戦として開催される山口大会。『WORLD TAG』Bブロック公式戦の2試合と、1月4日(水)東京ドーム大会の前哨戦を中心に、全7試合が組まれた。
試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーが金光輝明の欠場(※頸椎損傷)と対戦カードの一部変更をファンに告げた。
そこから始まった第1試合は、ヘナーレと川人がヤングライオンコンビを結成し、WLWのレイス&ブレイカーと対戦。レイス組は『WORLD TAG』Aブロックにエントリーしており、現在2勝3敗の成績。一方、ヘナーレは中西とのコンビで同ブロックに出場しているが、5戦全敗となっている。
川人とレイスが先発し、レイスがヘッドロックからショルダータックル。すると川人は、アームホイップからヘッドロックを返した。
ヘナーレ対ブレイカーとなり、ブレイカーがカニばさみをこらえてヘナーレをニュートラルコーナーへ叩きつける。しかしヘナーレは、串刺しボディアタックを回避し、エルボー連打で挽回。さらに、ラリアットをかいくぐり、ジャンピングショルダータックルに繋いだ。
これで川人の出番になるが、ブレイカーがカウンターバックエルボーをお見舞い。これで川人は完全に沈黙してしまい、長時間のローンバトルを強いられる。
その後、川人がレイスの追撃から逃れ、スイッチしたヘナーレがレイスにエルボー連打、ジャンピングショルダータックル。さらに、串刺しジャンピングエルボー、カウンターボディスラムで追撃する。
続いてヘナーレは逆エビ固めを極めるが、ブレイカーがカット。するとヘナーレは、トップロープをずらしてブレイカーを場外へ落とす。これで川人対レイスとなり、トレイン攻撃から川人がドロップキック。さらに、川人&ヘナーレがダブルカウンターバックエルボーを見舞う。
しかし、ブレイカーが場外でヘナーレに鉄柵攻撃を食らわせ、リングイン。すると川人はボディスラムを仕掛けるが、持ち上げられずにエルボーを浴びせる。そして、ロープへ走るも、ブレイカーが追走式ボディアタックをお見舞い。さらに、バックドロップで叩きつける。
それでも川人はフォールを返し、レイスとブレイカーにエルボーを連射して行く。だが、ブレイカーがカウンターキチンシンクで動きを止め、オクラホマスタンピートで叩きつける。そこからレイスがダイビングフットスタンプを投下し、川人を葬った。