NEW JAPAN CUP 2016

日時: 2016年3月10日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 宮城・若柳総合体育館（アスパルわかやなぎ）
観衆: 764人

第2試合 15分1本勝負

田口隆祐
川人拓来

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　1月3日デビューの川人が、“変幻自在のファンキーウェポン”田口と一騎打ち。
　
　グラウンドの攻防から田口がヘッドロックを極め、ショルダータックルで追撃。さらに、スリーパーホールド、首4の字固め、ストンピング、ジャンピングニードロップ、レッグロックなどで一方的に攻め立てる。
　しかし川人は、エルボー連打で巻き返し、カウンタードロップキックで逆転。そこからエルボー連打、串刺しバックエルボー、アームホイップに繋ぐ。次に川人はボディスラムを狙うが、田口が抵抗して反対に投げ捨て、逆エビ固めを仕掛ける。だが、川人は技が極まる前にロープエスケープ。
　さらに田口はトラースキックからロープへ走るが、川人がカウンターミドルキックで迎撃。そして、ローキック2連発、ミドルキック3連発で追い討ちすると、今度こそボディスラムで叩きつけ、逆エビ固めで捕獲。しかし、田口は脚力で弾き返す。
　すると、川人はエルボー連射からロープ走るが、田口がカウンタージャンピングヒップアタックで撃墜。さらに、ヒップアタック連射、カウンタージャンピングヒップアタック、ダイビングヒップアタックで畳み掛ける。それでも川人はフォールを返すが、直後に田口がアンクルホールドで捕獲。そこからオーマイ＆ガーアンクルへ移行し、完勝を収めた。

COMMENT

田口「昨日（の対戦相手＝天山＆小島）の元気良さに比べると、若いのにダメだな。もうちょっと元気が・・・。まだまだ。できないのはわかるけど、元気良さで圧倒するぐらいのものがないと。元気良さに圧倒されるぐらいのものがほしかったですね。昨日の元気良さに比べると、今日はね、足りないですね。それを肌で感じます。やってみないとわからないですからね。1回やってみて、1回でもういいと思うこともあれば、もう1回やりたいと思うこともある。今のままだと、ワンナイトでいいかなって。あっ、私生活ではワンナイトとか、そういうのはありませんから。これはしっかり書いといて下さい」

川人「今まではずっと、フィンレーさん、ジェイさんと、ヤングライオンの中での先輩（が相手）だったんですけど、初めてベテランの田口さんと試合できて、幸せだと思ってます。いろいろ学ぶところもいっぱいあったので、そういうところを、自分に足りないものは何かというのを確認できたかなと思います。でも、まだまだ。もっともっと自分は成長できるなと感じられる試合だったと、自分では思うんですけど・・・。これからもっともっと先輩と闘って、いいところを全部盗んで、自分のものにしていきたいと思います」