Aブロック代表は、棚橋と内藤の“2強”に絞られる!
石井に勝利も、ダメージ深い棚橋はエアギター不発!
永田がザックに勝利、ついに初白星を獲得!!
メインイベントは、棚橋弘至と石井智宏のAブロック公式戦。「5勝2敗=10点」で首位タイを走る棚橋と、「4勝3敗=8点」ともうあとがない石井が激突。
試合中盤、なんとサソリ固めを決めて棚橋を追い込んだ石井。トップロープからの雪崩式ブレーンバスターなど、怒涛の猛攻を見せた石井だったが、最後は、ハイフライアタック、そしてハイフライフローを続けて爆発させた棚橋が、劇的勝利。
ともにダメージが深い棚橋と石井。試合後、棚橋は岡に支えられるかたちで、なんとかマイクを握って、「じゃあ、最後に! 静岡の皆さん、愛してま~す!」と力を振り絞ってマイクアピール。エアギターはできないほどの死闘を制した棚橋。
この勝利で「6勝2敗=12点」と勝ち星を伸ばした逸材が、最後の公式戦となる8月10日両国国技館へ乗り込むことになった。
第9試合は、Aブロック公式戦。「5勝2敗=10点」で首位タイを走る内藤哲也と、「3勝4敗=6点」の真壁刀義が対戦。真壁のラフ&パワーに苦しみながらも真壁の首を中心に畳み掛け、正調のデスティーノに繋げた内藤が勝利して、「6勝2敗=12点」をマーク。
これにより、首位タイの棚橋と内藤が「6勝2敗=12点」と並び、8月10日両国で直接対決を行う(棚橋か内藤のどちらかが勝利で「14点」、引き分けでも「13点」を獲得する)ことから、2位以下の「5勝2敗=10点」の選手を引き離し、Aブロック・決勝進出者は、棚橋か内藤の勝者に絞られた格好となった。
第8試合では、「4勝3敗=8点」同士の後藤洋央紀とバッドラック・ファレがAブロック公式戦。負けられない立場の二人はド迫力の真っ向勝負を展開したが、最後はグラネードを決めたファレが後藤に勝利。ファレが「5勝2敗=10点」と勝ち星を伸ばした。
第7試合は、「4勝3敗=8点」で首位を追走する飯伏幸太が、「2勝5敗=4点」のYOSHI-HASHIと対戦。“同い年”のシングル初対決は、ともに意地むき出しの攻防を展開するが、最後は必殺のカミゴェを爆発させた飯伏が劇的勝利。勝ち星を「5勝3敗=10点」とした。
第6試合は、Aブロック公式戦。「0勝7敗=0点」と7連敗中の永田裕志と、「4勝3敗=8点」のザック・セイバーJr.が対戦。注目のグラウンド対決は、ザックの拷問サブミッションに苦しみながら、最後はバックドロップ・ホールドで永田が待望の初白星を獲得した。
第5試合は、8.8横浜大会の公式戦で対戦するオカダ・カズチカと鈴木みのるが前哨タッグ戦で激突。試合は、テーピングをしてあるオカダの首を狙い撃ちする鈴木。最後は、矢野がタイチのロングタイツをはぎ取り、電光石火の丸め込み勝利。
第4試合は、8.8横浜大会の公式戦で対戦すケニー・オメガとSANADAが前哨タッグ戦で激突。ケニーとSANADAは場外戦でたがいに意識し合ったが、最後はSANADAがチェーズ・オーエンズをSkullEndで仕留めている。
第3試合は、8.8横浜大会の公式戦で対戦する小島聡とタマ・トンガが前哨タッグ戦で激突。タマは小島や天山のマスクを奪って挑発しつつ、最後はガンスタンで天山を下してみせた。
第2試合は、8.8横浜大会の公式戦で対戦するマイケル・エルガンとEVILが前哨タッグで対戦。試合は高橋ヒロがは川人拓来をボストンクラブでタップ勝利。試合後、エルガンとEVILが激しく睨み合った。
第1試合は、昨日の大阪大会でケニー・オメガから大金星をゲットしたジュース・ロビンソンがビッド・フィンレーとタッグを組んで北村克哉&岡倫之と対戦。最後は、フィンレーが得意のプリマ・ノクタで岡をシッカリ料理した。