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オカダがしぶといエルガンをレインメーカー葬！
白熱のBULLET同門対決はケニーがタマに勝利！
鈴木はダーティファイトでSANADAを撃沈！
7月22日(木)、『G1 CLIMAX 27』第4戦が後楽園ホールで行なわれ、Bブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第9試合）はBブロック公式戦、マイケル・エルガン（0勝1敗）とオカダ・カズチカ（1勝0敗）が激突。気合十分のエルガンは序盤からフルスロットル。持ち前のパワー殺法を全開にし、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターや、落差のあるシットダウン式パワーボムと、IWGPヘビー級王者を仕留めにいく。レインメーカーを幾度となく切り返され、絶体絶命のオカダだったが、ツームストンパイルドライバーでエルガンの動きを止めると、最後はレインメーカーで辛勝。苦しい戦いを切り抜け、開幕2連勝を飾った。
第8試合はBブロック公式戦、ケニー・オメガ（1勝0敗）とタマ・トンガ（1勝0敗）がBULLET CLUB同門対決。タマはゴング前に奇襲攻撃を仕掛けると、その後も場外戦でケニーにダメージを与えてペースを握る。だが、徐々にケニーも息を吹き返し、両者は躍動感あふれる攻防を展開。ケニーはリーダーの意地を見せつけるように、Vトリガーからの片翼の天使でタマから勝利を収めた。
第7試合はBブロック公式戦、鈴木みのる（0勝1敗）とSANADA（1勝0敗）が対峙。鈴木の挑発に対し、いつもはポーカーフェイスのSANADAが感情むき出しで応戦。しかし、鈴木はイス攻撃やセコンド介入など、ダーティファイトで徐々に相手を追い込んでいく。最後はSkull Endとスリーパーの激しい切り返し合戦から、鈴木がゴッチ式パイルドライバーにつないでSANADAを撃沈。
第6試合はBブロック公式戦、ジュース・ロビンソン（1勝0敗）とEVIL（0勝1敗）が対決。開始のゴングと同時に両者は熱のこもった攻防を展開し、場内を沸かせる。ジュースは本間朋晃を彷彿とさせるこけしまで繰り出すが、必殺のパルプフリクションはEVILがタイガースープレックスで切り返し、意外なテクニシャンぶりを披露。最後はEVILがEVILを炸裂させ、激闘を制した。
第5試合はBブロック公式戦、小島聡（0勝1敗）と矢野通（0勝1敗）が対戦。矢野は小島を挑発しながら、いつものようにインサイドワークを駆使してフォールを狙う。だが、小島も普段は見せないプランチャをはじめ、的確に技をヒット。しかし、矢野は小島のラリアットを、レフェリーを盾にして切り抜けると、急所攻撃からすかさず丸め込み。まんまと公式戦一勝目をゲットした。
第4試合は7.23町田のAブロック公式戦の前哨戦として、バッドラック・ファレと内藤哲也が、それぞれ高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ、BUSHI&高橋ヒロムをパートナーに激突。ファレは内藤を実況席に放り投げると、さらにヒロムのダリルを引きちぎって大暴れ。しかし、試合は内藤が急所蹴りからの丸め込みでオーエンズから3カウント。そして、内藤はファレにツバを吐きかけて挑発した。
第3試合は7.23町田のAブロック公式戦の前哨戦。棚橋弘至と永田裕志が、それぞれ北村克哉、岡倫之を引き連れて対決。棚橋と永田の熱のこもった攻防に負けじと、二人のヤングライオンも奮闘。だが、最後は永田が北村をバックドロップホールドで貫禄の勝利。
第2試合は7.23町田のAブロック公式戦の前哨戦で、YOSHI-HASHI&邪道組とザック・セイバーJr.&エル・デスペラード組が対決。ザックがグラウンドテクニックで存在感を発揮するが、CHAOSタッグはうまく相手チームを分断。しかし、最後はデスペラードがピンチェ・ロコで邪道を下した。
第1試合は7.23町田のAブロック公式戦のダブル前哨戦として、真壁刀義&飯伏幸太&デビッド・フィンレー組が後藤洋央紀&石井智宏&外道組と激突。フィンレーがPrima Noctaで外道からピンフォールを奪ったあとも、真壁と後藤が小競り合い、飯伏と石井も視殺戦を繰り広げた。
