鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24

日時: 2017年6月3日(土) 15:30開場 17:00開始
会場: 東京・国立代々木競技場・第二体育館
放送
観衆: 3,454人（札止め）

MATCH REPORT

大死闘！ KUSHIDAがオスプレイを撃破し、
『SUPER Jr.』2年ぶり二度目の優勝！
ひさびさ登場の棚橋が内藤に宣戦布告!!

　6月3日（土）、東京・国立代々木競技場・第二体育館にて『BEST OF THE SUPER Jr.24』最終戦が開催され、『SUPER Jr.』優勝決定戦をはじめ、6.11大阪城ホールの前哨戦など選手たちが激闘を繰り広げた。

　メイン（第8試合）は『SUPER Jr.』優勝決定戦として、Aブロック代表のウィル・オスプレイとBブロック代表のKUSHIDAが激突。『SUPER Jr.』二連覇を目論むオスプレイと、この『SUPER Jr.』に再起を賭けたKUSHIDAは、場内驚愕の一進一退の攻防を展開。互いの必殺技を繰り出し、さらには激しい打撃戦など、真っ向勝負を繰り広げる。最後はKUSHIDAが“奥の手”雪崩式バックトゥザフューチャーから、正調のバックトゥザフューチャーに繋いで激勝。2年ぶり二度目の優勝を果たしたKUSHIDAは優勝の喜びと感謝を表すと、一本締めでジュニアの祭典を締めくくった。

　第7試合では6.11大阪城ホールのIWGPヘビー級王座決定戦の前哨戦として、オカダ・カズチカとケニー・オメガが、それぞれ外道とマーティー・スカルをパートナーに前哨戦。大一番を目前に控えたオカダとケニーは、心理戦含みの攻防を展開。試合はスカルが指折りからのクロスフェイス・チキンウィングで外道を仕留めた。

　第6試合では小島聡&ジュース・ロビンソン&田口隆祐&リコシェ&ドラゴン・リー組が、内藤哲也&SANADA&EVIL&BUSHI&高橋ヒロム組が対峙。6.11大阪城のNEVER無差別級6人タッグの前哨戦となった一戦は、チームプレイの応酬の末、内藤が小島をデスティーノで撃沈。試合後には棚橋が姿を現し、内藤と対峙。そして、内藤が置き去りにしたインターコンチのベルトを手にすると、「このベルトは俺が救います」と宣言。

　第5試合では6.11大阪城のNEVER無差別級王座戦の前哨戦として、後藤洋央紀がYOSHI-HASHI、鈴木みのるがタイチを引き連れてタッグマッチで対決。遺恨を深めている鈴木と後藤は、鬼気迫る表情で激しくやり合う。終盤、鈴木軍のセコンドが乱入。だが、YOSHI-HASHIが金丸の酒噴射を誤爆させ、最後はタイチをカルマで撃退。

　第4試合ではレイモンド・ロウ&ハンソン&デビッド・フィンレー&ACH組が、タマ・トンガ&タンガ・ロア&バッドラック・ファレ&高橋裕二郎組と激突。連日行なわれた6.11大阪城のIWGPタッグ王座戦の前哨戦は、今宵もド迫力の肉弾戦に。その中でACHが機動力で存在感を示す。試合は裕二郎がデビッドをピンプジュースで料理した。

　第3試合は獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&ボラドール・ジュニア組と金丸義信&エル・デスペラード&TAKAみちのく組が対決。鈴木軍ジュニアはダーティファイトを繰り広げるが、日墨トリオはうまく分断。最後はボラドールがTAKAを雪崩式スパニッシュフライで沈め、勝利を収めた。