超大混戦のBブロック代表は
ボラドールを下したKUSHIDAに決定!
6.3代々木でオスプレイと優勝決定戦!!
6月1日(木)、愛知・名古屋国際会議場・イベントホールにて『BEST OF THE SUPER Jr.24』第13戦が開催された。この時点でBブロックは出場8人全員が3勝3敗で横並び。大混戦状態の中、同ブロックの最終公式戦が行なわれた。
メイン(第8試合)ではBブロック公式戦として、KUSHIDAとボラドール・ジュニアが激突。ボラドールのダイナミックな空中技の前に、大苦戦を強いられたKUSHIDAだったが、試合の要所で関節技に捕らえ、ダメージを蓄積させていく。そして、最後はホバーボードロックの状態からバックトゥザフューチャーに繋げて激勝。
第7試合ではBブロック公式戦として、タイガーマスクとBUSHIが対峙。タイガーは持ち前のキック、関節技でBUSHIを仕留めにかかる。だが、BUSHIはタイガーのヒザに集中攻撃を見舞い、さらにイスを使ったコードブレイカー。最後はエムエックスを完璧に決め、BUSHIが4勝目をゲット。
第6試合ではBブロック公式戦として、田口隆祐とACHが対決。ACHは田口の尻攻撃に、レフェリーのブラインドをついた股間攻撃で応戦。さらにパワーと勢いで攻め立てていくが、田口はヒザへの攻撃で機動力を奪っていく。最後は丸め込み合戦の末、田口が技アリの3カウントを奪った。
第5試合ではBブロック公式戦として、金丸義信(3勝3敗)とエル・デスペラード(3勝3敗)が鈴木軍同門対決。終盤、デスペラードが場外で、自分のセコンドを務めたTAKAを含め、他の鈴木軍ジュニアの3人にイス攻撃。場内が騒然とする中、金丸はTAKAをデスペラードに激突させ、すばやくリングに戻ってリングアウト勝ちをスコア。仲間割れかと思われたが、試合後は4人で拳を突き合わせ、鈴木軍の絆を確認し合った。
これらの公式リーグ戦の結果、4勝2敗でKUSHIDA、田口、金丸、BUSHIが並ぶが、他の3人に直接勝利を収めているKUSHIDAがBブロック代表として、6.3代々木の優勝決定戦に進出することに。第8試合終了後にはKUSHIDAの前にオスプレイが現れ、視殺戦を展開した。
第4試合ではオカダ・カズチカとケニー・オメガが、それぞれウィル・オスプレイ&外道、高橋裕二郎&マーティ・スカルをパートナーに、6.11大阪城のIWGPヘビー級王座戦の前哨戦。オカダとケニーが互いを意識しながら攻防を繰り広げるが、BULLET CLUBは小気味いい連携でペースを握り、最後は裕二郎が外道をピンプジュースで沈めた。
第3試合では6.11大阪城のIWGPタッグ王座戦の前哨戦として、レイモンド・ロウ&ハンソン組とタマ・トンガ&タンガ・ロア組が、それぞれデビッド・フィンレー、バッドラック・ファレをとトリオを結成して激突。試合は前日と同じように、ファレがデビッドをグラネードで撃沈。ゲリラズ・オブ・デスティニーが王座戦に向けて弾みをつけた。