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ジュース戦を制した内藤に棚橋が挑戦表明！
ヒロムはリコシェとの超絶バトルに激勝!!
ヒロムはリコシェとの超絶バトルに激勝!!
4月29日（土）、大分・別府ビーコンプラザでビッグマッチ『レスリング豊の国 2017』が開催され、IWGP2大選手権（インターコンチネンタル、ジュニアヘビー）をはじめ、各選手が激闘を繰り広げた。
メイン（第9試合）ではIWGPインターコンチ王者の内藤哲也が、4度目の防衛戦としてジュース・ロビンソンを迎撃。内藤は徹底したヒザ攻めでジュースの機動力を奪いに出る。しかし、新日本でのシングル初戴冠に燃えるジュースは、エプロンへのスパインバスターや鉄柵を背負わせてのキャノンボールなど、内藤に大ダメージを与える。しかし、善戦及ばず、最後は内藤がデスティーノで激勝。試合後、棚橋弘至が内藤に挑戦表明するも、王者は「俺の答えはもちろんトランキーロ！ あっせんなよ！」と切り返し、最後は「ロスインゴベルナ～ブレス！ デ・ハポン!!」の大合唱で大会を締めくくった。
セミ（第8試合）ではスペシャルシングルマッチとして、棚橋とEVILが激突。今年の『NEW JAPAN CUP』1回戦でEVILに敗退している棚橋は、開始のゴング前に奇襲攻撃。その後も意地を爆発させて攻め立てるが、EVILも返り討ちにすべく真っ向から応戦。終盤、L･I･Jが乱入するも、田口が排除してアシスト。ピンチを切り抜けた棚橋が、ハイフライフロー二連弾でEVILに雪辱を果たした。
第7試合は高橋ヒロムがIWGPジュニアヘビーのベルトを賭けてリコシェと対決。リコシェは開始と同時に驚愕の空中殺法をたたみかけ、相手のお株を奪う短期決戦を狙う。しかし、これをしのいだヒロムも、持ち前の破天荒な攻撃で徹底抗戦。幾度となく得意技をリコシェに切り返され、苦しい場面も見られたヒロムだったが、最後は執念のTIME BOMBを炸裂させて4度目の防衛に成功した。
第6試合は5.3福岡のIWGPヘビー級王座戦で対峙するオカダ・カズチカとバッドラック・ファレ、同じくスペシャルシングルマッチを行なう石井智宏とケニー・オメガが、それぞれ矢野通、チェーズ・オーエンズを加えた6人タッグで激突。大一番を間近に控え、オカダとファレ、石井とケニーは一進一退の攻防を展開。オカダはファレにリバースネックブリーカーを成功させて場内を沸かすと、最後はオーエンズをレインメーカーで仕留めた。試合後、オカダは場外のファレにプランチャを敢行するが、それを受け止めたファレはボディスラム。王座奪取に向けて、みなぎる闘志を見せた。
第5試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ組と鈴木みのる&タイチ&TAKAみちのく組が対決。4.27仙台で後藤からNEVER無差別級王座を奪った鈴木は、試合前にベルトを誇示。すると、後藤が鈴木に殴りかかり、試合は序盤から大荒れ模様に。最後はオスプレイがTAKAをオスカッターで斬ってとるも、その後も鈴木と後藤は激しい番外戦を繰り広げ、さらに遺恨を深めた。
第4試合は5.3福岡でIWGPタッグ3WAYマッチに臨む天山広吉&小島聡組とタマ・トンガ&タンガ・ロア組が、それぞれデビッド・フィンレー、高橋裕二郎とトリオを組んで前哨戦。本隊トリオはゴング前に奇襲攻撃を仕掛ける気合の入りよう。だが、BULLET CLUBもパワーファイトで徐々に主導権を握り、最後はロアがエイプシット（変形ドライバー）でフィンレーを撃沈。
第3試合では田口隆祐&ヨシタツ組がSANADA&BUSHI組と対峙。田口監督に「昔のおまえを思い出せ」とアドバイスを受けているヨシタツは、かつての得意技のバックドロップを試みるも、SANADAはことごとくディフェンス。BUSHIが田口にトペ・スイシーダを放って分断しているうちに、SANADAがSkull Endでヨシタツからギブアップを奪い、5.3福岡のNEVER 6人タッグの前哨戦を制した。
