『NEW JAPAN CUP』決勝は、柴田vsファレ!
柴田がスリーパーで石井との“激戦”制す!
ファレが“危険技”解禁で、EVILに勝利!
各地で激闘が繰り広げられきた、『戦国炎舞-KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017』もいよいよクライマックス。この日はアクトシティ浜松にて準決勝戦2試合・柴田勝頼vs石井智宏、EVILvsバッドラック・ファレが行われた。
メインは、NEVER無差別級王座で何度も激しい試合を繰り広げてきた柴田vs石井の公式戦。試合は、壮絶な殴り合い&意地の張り合いが交錯する、負けず嫌い同士のバチバチファイトが展開。
リング中央に二人があぐらをかいて、張り手合戦する場面もあるなど、場内は激しくヒートアップ。最後は渾身のスリーパーから、必殺のPKを石井に炸裂させたあと、胴締めスリーパーで眠らせた柴田が劇的勝利で、決勝戦進出。
試合後はマイクを握って、「石井、おまえ最高だよ!」と褒めたたえたあと。「明日は、男の根性を見せます!」とキッパリ宣言した。
セミでは、EVILvsバッドラック・ファレの公式戦が実現。こちらは新人時代以来のシングル対決となった。中盤まで、ド迫力のぶつかり合いが続いたが、なんとBUSHIがファレに毒霧発射! これで勝負あったかと思われたが、このピンチにタマ・トンガも介入。
騒然とする中、最後はEVILを切り返したファレが、強烈なラリアット、グラネード、そしてここまで温存してきたバッドラックフォールを解禁して、豪快な逆転勝利。
翌日の長岡大会では、バッドラック・ファレvs柴田勝頼の『NEW JAPAN CUP』優勝決定戦が行われることが決定した。
第5試合では、CHAOSとBULLET CLUBの8人タッグ戦が実現。試合は、8人が持ち味を発揮。終盤は大乱戦となった中、裕二郎にドロップキック、ダイビングボディドロップ、そしてレインメーカーを決めたオカダが貫録勝利。
第4試合では、今シリーズ中に何度も試合が組まれているロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(内藤哲也&SANADA&BUSHI&高橋ヒロム)とタグチジャパン(棚橋弘至&マイケル・エルガン&田口隆祐&KUSHIDA)の8人タッグ戦が実現。
いまやチームワークでも互角の勝負を見せる両チーム。この日は、田口監督が“奥の手”ラ・マヒストラルをBUSHIに決めて電撃勝利。引き続きの好調ぶりをアピールしてみせた。