メインを締めたのはCody!
コールはYOSHI-HASHIを撃破!
後藤はマルティネスを下してNEVER防衛!
2月27日 (月)、東京・後楽園ホールにROHのレスラーたちが大挙参戦し、『HONOR RISING:JAPAN 2017』二連戦の二日目が開催された
メイン(第7試合)では、ROHの看板タッグであるジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコがオカダ・カズチカ&ウィル・オスプレイと合体し、ケニー・オメガ&Cody&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン組と激突。ケニーとオカダのひさびさの遭遇をはじめ、それぞれが個性を発揮した一戦に場内は大興奮。20分を越す熱闘は、コールがオスプレイのオスカッターをクロスローズで切り返し、3カウントをゲット。
セミファイナル(第6試合)ではアダム・コールのROH世界王座に、YOSHI-HASHIが挑戦。YOSHI-HASHIは相手のお株を奪う「YOSHI-HASHI、ベイベー!」で場内を盛り上げると、さらにスワントーンボムを炸裂させ、王者を追い詰める。しかし、試合巧者のコールは勝負どころで一気にたたみかけ、ラストショットで王座を死守。
第5試合はNEVER無差別級王者の後藤洋央紀が、ROHの“処刑モンスター”パニッシャー・マルティネスを迎え撃った防衛戦。マルティネスは巨体ながらもノータッチ式の対角線トペ・コンヒーロなど、躍動感のある攻撃で後藤を追い込んでいく。劣勢の後藤だったが、相手の必殺技サウス・オブ・ヘブンをGTRで切り返し、王座防衛に成功。
第4試合では前ROH世界王者のジェイ・リーサルが、棚橋弘至&ジュース・ロビンソンと越境トリオを結成し、バッドラック・ファレ&高橋裕二郎&ハングマン・ペイジ組と対峙。攻守が激しく入れ替わる混戦の中、リーサルはリーサルインジェクションを狙うが、ファレが場外から妨害。そのスキをついて、ペイジがリーサルにトップロープを前方回転した勢いでラリアットを炸裂させ、フォール勝ちをスコア。試合後、裕二郎はジュースをピンプジュースでKOした。
第3試合でROHの“ウォー・マシン”レイモンド・ロウ&ハンソン組が、 タマ・トンガ&タンガ・ロアと注目のタッグマッチ。パワフルなコンビネーションで、ド迫力の肉弾戦を繰り広げる両チーム。最後はウォー・マシンが合体技フォールアウトでタマを豪快に撃沈。試合後にはIWGPタッグ挑戦をアピールした。
第2試合はデリリアス&ダルトン・キャッスル&獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&田口隆祐のROH&本隊混合軍が、内藤哲也&SANADA&EVIL&BUSHI&ヒロム組と総力戦。3.6大田区でIWGPジュニアヘビー級王座戦を行なうヒロムと田口が、激しい応酬を繰り広げた一戦は、EVILがデリリアスを一撃必殺のEVILで仕留めた。
第1試合はKUSHIDA&デビッド・フィンレー組が、ROHの“ザ・ラスト・リアルマン”サイラス・ヤングと、邪道のタッグと対戦。KUSHIDA組は機動力で攻め込んでいくも、老獪なヤング組は相手チームをうまく分断。最後はヤングがyour face in the TKO(エアプレーンスピンからのTKO)でフィンレーに勝利。