棚橋組がEVIL組を撃破しNEVER6人タッグ新王者に!
毘沙門がSANADA&上村を下しIWGPタッグ初防衛!
藤田を破ったDOUKIがジュニア挑戦権を獲得!
★本日の大会の詳細写真は、後ほど掲載いたします。
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4月14日(日)、台湾・Zepp New Taipeiでビッグマッチ『WEICKER presents WRESTLING WORLD 2024 IN TAIWAN』が開催された。新日本にとっては約7年半ぶりとなる今回の台湾興行は、APFW(アジア太平洋プロレス連盟)の設立連携第1弾大会に。激闘の続出に会場は興奮の坩堝に巻き込まれた。
第1試合は『NEVER無差別級6人タッグ王座 新王者チーム決定トーナメント1回戦』、棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグvsグレート-O-カーン&フランシスコ・アキラ&カラム・ニューマン。この試合が復帰戦となる棚橋はエネルギッシュなファイトで復調ぶりを見せる。最後は棚橋の張り手でひるんだニューマンから、矢野が横入り式エビ固めで3カウントを奪取した。
第2試合の『NEVER無差別級6人タッグ王座 新王者チーム決定トーナメント1回戦』では、鷹木信悟&辻陽太&BUSHI組とEVIL&SHO&金丸義信組が激突。ゴング前にSHOは台湾の観客をマイクで罵倒。試合でもH.O.Tは悪のかぎりを尽くす。L・I・Jも真っ向から応戦するが、最後はSHOがBUSHIをトーチャーツールで殴りつけてからショックアローで沈めた。
第3試合は小島聡&タイガーマスク組がエル・デスペラード&嘉藤匠馬組と対決。小島&タイガーはヤングライオンの嘉藤に厳しい攻めを見せる。デスペラードのリードで、嘉藤は必死に歴戦の猛者たちに食らいつくが、最後はタイガーのタイガードライバーの前に撃沈。
第4試合は“スターダム提供試合”スターライト・キッドvsHANAKO。現役・日本最高身長女子レスラー(181cm)のHANAKOに対し、小柄(150cm)なキッドは機動力で対抗。HANAKOのダイナミックな攻撃に苦戦する場面も見られたキッドだが、最後はモモ☆ラッチでピンフォール勝ちをゲットした。
第5試合はIWGPジュニアヘビー級王座・次期挑戦者決定戦として、DOUKIと藤田晃生が激突。DOUKIは4.6両国で王者SHOから奪い取ったジュニアヘビーのベルトを携え登場。藤田はゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けるも、DOUKIもひるまず徹底抗戦。試合が佳境に入ると、藤田はAbandon Hopeを狙う。
だが、回避したDOUKIは流れるような動きで土遁の術を炸裂。そして最後はスープレックス・デ・ラ・ルナで粘る藤田を仕留めた。試合後、SHOがDOUKIに襲いかかりベルトを取り返そうとする。だが、DOUKIは摩利支天でSHOを返り討ちにし、ベルトを再度持ち去った。
第6試合ではIWGPタッグ王者の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)が、SANADA&上村優也組を相手に初防衛戦を敢行。挑戦者組はテクニックで切り崩しにかかるが、毘沙門は連携を軸に反撃。終盤、上村はYOSHI-HASHIにカンヌキスープレックスを狙う。
だが、こらえたYOSHI-HASHIが上村をロープに押し込むと、後藤が串刺しラリアット。すかさずYOSHI-HASHIが上村から業で3カウントを奪取。先シリーズ、上村からフォールを奪われたリベンジを果たすと共に、ベルトを守り抜いた。
そしてメイン(第7試合)は『NEVER無差別級6人タッグ王座 新王者チーム決定トーナメント決勝戦』、棚橋&矢野&オレッグvsEVIL&SHO&金丸。H.O.Tは老獪なインサイドワーク、悪のチームプレーで主導権を握る。だが終盤、矢野がスキをついてEVILと金丸に634。そして棚橋がSHOにスリングブレイドを決めると、ボルチンがカミカゼを炸裂。最後は棚橋がハイフライフローをSHOに浴びせ、3カウントを奪取。棚橋組がNEVER6人タッグ王者に輝いた。
試合後、3人は揃って学ラン姿になり、ベルトを肩にメンチを切る。そして棚橋は「これからはたくさん台湾に来ます! またすぐに会いましょう!」とアピールすると、最後は「愛してま~す!」で大会を締めくくった。
そのほか、第0試合では台湾現地の団体『puzzle』の提供試合として、同団体の代表を務める闘魚と、イケメンファイターのAXE WANGが激突。AXEが身体能力の高さを見せるも、最後は闘魚が変形のシュバインで勝利をつかんだ。
■『ALL TOGETHER〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜』
5月6日(月・祝) 開場15:00 試合開始16:30
会場:東京・日本武道館
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