内藤が辻の猛攻をしのぎベルト死守!
モクスリーが世界ヘビー挑戦をアピール!
NEVERを奪取した鷹木にゲイブが宣戦布告!
YOHは無念のレフェリーストップ負け…
毘沙門が逆転勝ちでIWGPタッグ奪還!
WAR DOGSが白熱の三つ巴王座戦を制す!
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4月6日(土)、東京・両国国技館で『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents SAKURA GENESIS 2024』が開催され、5大王座戦を中心に激闘が繰り広げられた。
オープニングマッチではエル・デスペラード&田口隆祐組とザック・セイバーJr.&藤田晃生の“TMDK師弟タッグ”が対峙。元同門のデスペラードとザックはテクニカルな攻防を展開。藤田はジュニアの実力者たちを相手に堂々のファイトを見せ、最後は田口からオコーナーブリッジで3カウントを奪取した。
第2試合では高橋ヒロム&BUSHIのL・I・Jジュニアタッグが、BC WAR DOGSのデビッド・フィンレー&外道組と対決。『NEW JAPAN CUP』準々決勝を体調不良で欠場して以来、ひさびさの登場となるフィンレーは、荒々しく攻めたてる。だがL・I・Jタッグは小気味いい動きで対抗。終盤、ヒロムがフィンレーをエプロンからのショットガンドロップキックで分断すると、BUSHIが外道をファブル(変形の膝固め)で仕留めた。
第3試合はSANADA&上村優也&DOUKI組とジェフ・コブ&グレート-O-カーン&カラム・ニューマン組による6人タッグ。それぞれが持ち味を発揮する中、終盤にUNITED EMPIREは上村に波状攻撃。だが、最後は上村が一瞬のスキをついたストームクラッチで、オーカーンから技アリの3カウントを奪取。怒りのオーカーンは試合後に襲いかかるも、上村はカンヌキスープレックスで返り討ちにすると、KOPWのベルトを掲げてみせた。
第4試合ではIWGPジュニアタッグを懸けて王者チームのクラーク・コナーズ&ダン・モロニー組とCatch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)、そしてJET SETTERS(KUSHIDA&ケビン・ナイト)が激突。3チームが同時にノータッチルールで対戦し、いずれかの1チームが勝利した時点で決着となる「3WAYトルネードマッチ」として行なわれた王座戦は、目まぐるしく攻守が入れ替わる大接戦に。終盤、モロニーがKUSHIDAにドリラ・キラー、コナーズがナイトにNo Chaserを炸裂。そしてWAR DOGSがFull ClipでKUSHIDAを沈め、王座初防衛に成功した。
第5試合は毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)が、IWGPタッグ王者KENTA&オーエンズ組に挑戦。今年の『NEW JAPAN CUP』ではKENTAがYOSHI-HASHI、オーエンズが後藤に敗北。そのリベンジを目論む王者チームはゴング前に奇襲攻撃を仕掛けると、以降も老獪なインサイドワークで切り崩しにかかる。厳しい戦いとなった毘沙門だが、終盤にオーエンズに激烈一閃を炸裂。続く消灯はオーエンズが切り抜け、そこから王者組はダーティーファイトで反撃。しかし、毘沙門は二度目の消灯でオーエンズを沈め、王座奪還に成功した。
第6試合ではYOHがIWGPジュニアヘビー級王者のSHOに挑戦。YOHはSHOから持ち逃げしたIWGPジュニアヘビーを手に入場。するとSHOが背後から追いかけるが、切り抜けたYOHはプランチャ。さらに攻め込むも、一連の動きの中で左肩を痛めてしまい無念のレフェリーストップ負けに。すると藤田とDOUKIが登場し、SHOに次期挑戦をアピール。SHOが拒否すると、藤田がミサイルキックをお見舞い。そしてDOUKIがSHOに「オマエはチャンピオンの器じゃねえよ、オレと藤田が決定戦でやってやる!」と突きつけ、ベルトを持ち去ってしまった。
第7試合では海野翔太が“助っ人”ジョン・モクスリーと師弟タッグを結成し、因縁深まる成田蓮&ジャック・ペリー組と激突。4.12シカゴで一騎打ちを迎える海野とペリーは丁々発止の攻防。モクスリーは荒々しいファイトでH.O.Tを痛めつける。しかし、H.O.Tもラフ&テクニックで反撃。終盤、成田はプッシュアップバーでモクスリーに襲いかかるが、海野が身代わりに。ならばと成田はダブルクロスを狙うも、回避したモクスリーが一気にデスライダーで突き刺して勝利をゲットした。
セミファイナル(第8試合)は鷹木信悟がEVILの保持するNEVER無差別級王座に挑む一戦。EVILはレフェリーとして金丸を帯同するも、浅見レフェリーはこれを認めず。しかし試合が佳境に入るとH.O.Tが次々と乱入。だがBUSHI、そしてレフェリー姿のヒロムが鷹木をバックアップ。大混戦の中、鷹木はEVILにウイスキーミストをお見舞い。さらに裕二郎のパウダー攻撃をEVILに誤爆させると、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで自身4度目の王座戴冠を達成。しかし試合後、ゲイブ・キッドが乱入し、次期挑戦をアピールした。
そしてメインイベント(第9試合)ではIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也に、『NEW JAPAN CUP 2024』優勝者の辻陽太が挑む大一番。団体最高峰のベルト初戴冠を狙う新世代の雄・辻は、内藤の首攻めに苦しみながらも闘志全開で攻撃。試合が佳境に入ると内藤はコリエンド式デスティーノを決めるが、辻もジーンブラスターを炸裂する。さらに辻はマーロウ・クラッシュ、セブンティークロスを繰り出すが、内藤は掟破りのジーンブラスターをお見舞い。そして最後は旋回式デスティーノで粘る辻を撃破した。
試合後、内藤と4.12シカゴのスペシャルシングルマッチで対戦するモクスリーが登場し、世界ヘビー挑戦を突きつけた。内藤は「モクスリーに勝利し、IWGP世界ヘビー級王者としてまた日本に帰ってきますよ。楽しみにお待ちください」とアピールすると、「デ・ハ・ポン!」の大合唱。そして辻とグータッチをかわしてから、ベルトを“あのとき”と同じように放り投げてみせた。
そのほか、第0試合ではさまざまなな団体から注目選手が参戦する、ビッグマッチ恒例の“FRONTIER ZONE”を実施。今回は2AWの吉田綾斗&仁木琢郎&チチャリート・翔暉組が登場し、石井智宏&矢野通&ボルチン・オレッグと対戦。約5年ぶりの新日本マットとなる吉田は、石井と火花を散らす。2AW勢は奮闘を見せるも、最後はオレッグが翔暉をカミカゼで仕留めた。
また、第5試合終了後には『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』の出場選手が発表された。
■『ALL TOGETHER〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜』
2024年5月6日(月・祝) 開場15:00 試合開始16:30
・東京・日本武道館
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