Road to SAKURA GENESIS 2024 – 茨城・龍ケ崎市総合体育館「ニューライフアリーナ龍ケ崎（たつのこアリーナ）」

プロ野球カードゲームドリームオーダー Presents Road to SAKURA GENESIS 2024

日時: 2024年4月4日(木) 17:30開場 18:30開始
会場: 茨城・龍ケ崎市総合体育館「ニューライフアリーナ龍ケ崎（たつのこアリーナ）」
観衆: 580人

MATCH REPORT

4.6両国「IWGP世界ヘビー戦」を目前に両雄一歩も譲らず！
「俺が新日本プロレスを変えてやる」（辻）
「全力で陽太の勢いを止めてみせる」（内藤）
　
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　4月4日（木）、茨城・たつのこアリーナ大会において、『プロ野球カードゲームドリームオーダー Presents Road to SAKURA GENESIS 2024』の第四戦が開催された。今大会では開催を2日後に控えた4.6『SAKURA GENESIS 2024』両国国技館大会に向けての最後の前哨戦など、全7試合の激闘が繰り広げられた。
　
　メインイベントは両国大会でIWGP世界ヘビー級王座戦を闘う、L・I・Jの内藤哲也と辻陽太が同じコーナーに立ってタッグを結成。高橋ヒロムを加えてのトリオで、UNITED EMPIREのジェフ・コブ＆グレート-O-カーン＆カラム・ニューマンと6人タッグマッチを闘った。
　
　試合ではUNITED EMPIREサイドのオーカーンがL・I・Jの3人まとめて玉座を敢行するという場面を作ったが、やはり主役は勢いに乗る辻だ。最後もマーロウクラッシュでニューマンを仕留めると、試合後には内藤にマイクで喋るよう要求した。
　
　これに応じて内藤は久々にマイクを持ち、「ここで差を見せつけることこそ、俺自身のため、そして陽太のためになると思うので、明後日は全力で陽太の勢いを止めてみせるぜ、カブロン！」と、改めて辻に宣戦布告。一方の辻も、「覚悟はいいか！　俺が新日本プロレスを変えてやるよ！」と譲らず。辻は最後まで内藤から視線を外すことなく、決戦に向けて気合いを漲らせていた。
　
　第6試合は両国大会で行われるNEVER無差別級王座戦の前哨戦、挑戦者の鷹木信悟がBUSHIを、王者のEVILは金丸義信をパートナーにしてのL・I・JvsHOUSE OF TORTUREのタッグマッチだ。試合前から奇襲を仕掛けたHOUSE OF TORTUREが、最後まで主導権を譲らず。セコンドのディック東郷の介入から金丸のウィスキーミストと、反則殺法のオンパレードでBUSHIを仕留めてみせた。試合後にイスをリング内に放り込んで怒りを見せていた鷹木だが、もはや本番のタイトルマッチでやり返すしかなくなった。
　
　第5試合は海野翔太＆エル・デスペラード＆YOHvsHOUSE OF TORTUREの成田蓮＆高橋裕二郎＆SHOの6人タッグマッチ。両国大会でジョン・モクスリーと組んで、成田＆ジャック・ペリーと闘う海野、そしてIWGPジュニア王座戦を闘う挑戦者のYOHと王者のSHOの最後の前哨戦だ。ここでもIWGPジュニアベルトを持つYOHが、煽りに煽ってSHOを揺さぶる。試合も本隊チームが、HOUSE OF TORTUREの反則殺法を見事にかい潜る連携を見せ、海野が裕二郎にデスライダーで勝利。両国に向けて勢いをつけた形だ。
　
　第4試合は両国大会でのIWGPタッグ王座戦の前哨戦。挑戦者のYOSHI-HASHIがタイガーマスクを、王者のチェーズ・オーエンズが石森太二を引き連れて、タッグマッチによる対戦となったが、今回もチェーズがタイガーをパッケージドライバーで仕留めて、軍配はBULLET CLUBに上がる。前哨戦で1勝もできなかった毘沙門には暗雲漂う結果となった。
　
　第3試合は石井智宏＆矢野通＆天山広吉＆本間朋晃＆ボルチン・オレッグのCHAOS＆本隊混成チームvsSANADA＆タイチ＆上村優也＆DOUKI＆TAKAみちのくのJust 5 Guysの10人タッグマッチ。今シリーズ連日激突しているCHAOS＆本隊混成チームとJust 5 Guysだが、この日も存在感を見せたのは上村だ。もはや恒例となっているJust 5 Guysの5人によるビッグブーツから、ダイビングクロスボディの必殺フルコースで、今日も本間から3カウントを奪い、好調さを見せつけた。
　
　第2試合では、両国大会で行われるIWGPジュニアタッグ王座戦の前哨戦。挑戦者のKUSHIDA＆ケビン・ナイトのJET SETTERSに田口隆祐を加え、王者のクラーク・コナーズ＆ドリラ・モロニーは外道を加えての6人タッグマッチでの対戦だったが、昨日のガントレットマッチでの勝利で勢いづいたJET SETTERSが今日も止まらない。KUSHIDAがホバーボードロックで外道を仕留めて、危なげなく勝利。タイトルマッチに向けて勢いを示した形だ。
　
　第1試合では嘉藤匠馬＆村島克哉のヤングライオンコンビが、UNITED EMPIREのTJP＆フランスシコ・アキラのCatch2/2とチャレンジマッチ。会場のある龍ケ崎市のすぐ隣にある茨城県牛久市出身の村島が先発を買って出て奮戦。終盤にもアキラを逆エビ固めに捕まえてギブアップを迫る場面を作った。しかし、元IWGPジュニアタッグ王者のCatch2/2とは、実力差は歴然。最後はアキラのファイヤーボールで沈み、地元凱旋勝利を飾ることはできなかった。