SANADAがペリーの無法ファイトを切り抜け勝利!
フィンレーの緊急欠場により、後藤が不戦勝!
準決勝(3.18郡山)でSANADAと後藤が激突!
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3月16日(土)、愛知・愛知県体育館で『NEW JAPAN CUP』が開催され、準々決勝の2試合を中心に激闘が繰り広げられた。
大会開始前には、3月10日に急逝された元・新日本プロレスの吉江豊さん(享年50)の追悼セレモニーが行なわれ、10カウントゴングが打ち鳴らされた。
また、メイン(第8試合)の『NJC』準々決勝に出場予定だったデビッド・フィンレーの体調不良による緊急欠場と、それに伴い対戦相手の後藤洋央紀が不戦勝で3.18郡山の準決勝に進出することが発表された。
第1試合は真壁刀義&エル・デスペラード&村島克哉vsYOH&ボルチン・オレッグ&嘉藤匠馬。終盤、村島が先輩たちのアシストを受け、オレッグ相手に躍動。だが、最後はオレッグがカミカゼで村島を粉砕した。
第2試合は石井智宏&タンガ・ロア&田口隆祐vs&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&フランシスコ・アキラ。ヤングライオンのような黒いショートタイツで登場した田口は、フレッシュなファイトを披露。オーカーンは『NJC』1回戦で敗れたロアと火花を散らす。最後はコブが田口をツアー・オブ・ジ・アイランドで沈めた。
第3試合はザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルスvsTJP&カラム・ニューマン。3.15堺でニコルスとの一騎打ちに敗れたニューマンは、血気盛んに攻撃を繰り出す。TJPもザックと見応えある技術戦を展開。最後はザックがニューマンからヒールホールドでギブアップ勝ち。試合後、ザックとTJPが一触即発に。
第4試合は矢野通&ヒクレオ&エル・ファンタズモ&邪道vsKENTA&チェーズ・オーエンズ&ゲイブ・キッド&石森太二。BULLET CLUBはラフファイトとインサイドワークで矢野を狙い撃ち。だが、ピンチを切り抜けるとSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ&ファンタズモが大暴れ。しかし、最後は石森が邪道との丸め込み合戦を制し、BULLET CLUBに凱歌が上がった。
第5試合はYOSHI-HASHI&海野翔太vsタイチ&上村優也。YOSHI-HASHIと海野は好連携を見せ、上村を追い込んでいく。だがタイチが挽回すると、両軍は激しい主導権争いを展開。終盤、再び上村は集中攻撃を受けるが、突進してきたYOSHI-HASHIをアームドラッグから十字架固めにつなぐ新技「ストームクラッチ」で、逆転のピンフォール勝ちをゲットした。
セミファイナル(第6試合)は内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHIvsEVIL&成田蓮&高橋裕二郎&金丸義信&ディック東郷。3.17静岡の『NJC』準々決勝で対峙する鷹木とEVIL、辻と成田のダブル前哨戦は、H.O.Tの悪の連携にL・I・Jもひるまず応戦。試合が佳境に入ると、H.O.Tは辻に波状攻撃。だが、辻は金丸のウィスキーミスト、さらに裕二郎のケイン攻撃を回避すると、最後はジーンブラスターで裕二郎を撃沈。試合後の番外戦では、H.O.TがL・I・Jを蹂躙した。
第7試合の『NJC』準々決勝ではSANADAとジャック・ペリーが対決。両者は昨年6月の『AEW x NJPW: Forbidden Door』にてIWGP世界ヘビー級王座戦で対戦し、SANADAが勝利。そのときから大きく立ち位置を変えたペリーは、復讐を果たすべくゴングを待たずに奇襲攻撃。SANADAも反撃するが、ペリーは場外フロアへの断崖式DDTで大ダメージを与える。さらに終盤にはH.O.Tが乱入。これはタイチと上村が排除するも、ペリーはSANADAにランニングニーアタックをヒット。しかし、追撃の一発をかわしたSANADAが、最後はオコーナーブリッジで技アリの3カウントを奪取した。この結果、3.18郡山の準決勝はSANADAvs後藤に決定。
試合後、後藤が登場しSANADAに宣戦布告。これを「今日勝ったのは俺なんで、帰ってもらっていいですか?」といなしたSANADAは、“ギフト”を演出すると「日本で一番ここ、名古屋が、でら好きです」とアピールした。
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