後藤がIWGPタッグ王者オーエンズを討ち取ったり!
フィンレーがロアの猛攻をしのぎ辛勝!
準々決勝(3.16名古屋)で後藤とフィンレーが激突!
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3月12日(火)、愛媛・宇和島市総合体育館で『NEW JAPAN CUP』が開催され、2回戦の2試合を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合は本間朋晃&ボルチン・オレッグ&村島克哉組が石井智宏&YOSHI-HASHI&矢野通組と激突。百戦錬磨のCHAOSを相手に、若獅子・村島は奮闘を見せる。だが、最後は石井が強烈なエルボーからの逆エビ固めで貫禄勝ちをスコア。
第2試合はエル・デスペラード&田口隆祐組とTJP&フランシスコ・アキラ組が対峙。本隊ジュニアの異色タッグは、前IWGPジュニアタッグ王者のCatch 2/2とテクニカルな攻防を展開。デスペラードがアキラをマフラーホールド、田口がTJPをオーマイアンドガーアンクルで捕獲する場面も。しかし切り抜けたCatch 2/2は田口を孤立させると、最後は必殺のCatch 2/2で沈めた。
第3試合はSANADA&タイチ&上村優也vsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&カラム・ニューマン、Just 5 GuysとUNITED EMPIREによる6人タッグ。この中で唯一『NJC』で生き残っているSANADAは、同士打ちを誘うなど巧みな試合運びを見せる。タイチとオーカーンはバチバチの攻防を展開。最後は上村がニューマンからカンヌキスープレックスホールドで3カウントを奪取した。
第4試合は辻陽太&BUSHI組とザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス組が対戦。『NJC』で勝ち進めば準々決勝(3.17静岡)で対峙する辻とザックは、一進一退の攻防を展開。ザックがBUSHIを複合関節技で仕留めたあとも、辻とザックは火花を散らした
第5試合はヒクレオ&エル・ファンタズモ&海野翔太&真壁刀義&YOHvsEVIL&成田蓮&ジャック・ペリー&高橋裕二郎&金丸義信。試合前、地元宇和島出身のSHOが登場し、場内のファンに罵声を浴びせる。そしてEVILは3,13岡山の『NJC』2回戦で対戦するヒクレオに対し、無法ファイトを仕掛ける。終盤、H.O.Tは悪の連携で真壁を責め立てると、EVILがとどめのEVILで奈落の底に突き落とした。試合後、前夜に続きEVILはヒクレオを蹂躙しようとする。しかし、逆にヒクレオがEVILにゴッドセンドを炸裂し一矢報いた。
第6試合は3.13岡山の『NJC』2回戦で対戦する鷹木とゲイブが、それぞれ内藤哲也&高橋ヒロム、KENTA&石森太二組がトリオを組んで前哨戦。鷹木とゲイブは開始からヒートアップ。打撃で互いを削り合う。L・I・Jは連携で切り崩しにかかるも、最後は石森がヒロムを急所蹴りからの丸め込みでピンフォール。試合後、鷹木とゲイブはにらみ合いを繰り広げた。
第7試合の『NJC』2回戦ではタンガ・ロアとデビッド・フィンレーが激突。ロアはフィンレーの入場時を襲撃し、相手のお株を奪うラフファイトを仕掛ける。しかしフィンレーも荒々しい攻めで反撃。試合は壮絶な削り合いとなり、終盤にロアはエイプシットを炸裂。だが、カバーを何とか返したフィンレーは、続くザ・サクリファイスにカウンターのヘッドバットを合わせると、一気にパワーボム、オーバーキルとたたみかけてロアを撃破した。
そしてメインイベント(第8試合)の『NJC』2回戦では現IWGPタッグ王者のチェーズ・オーエンズと、1回戦シードの後藤洋央紀が激突。オーエンズは老獪な試合運び、そして的確な攻撃でダメージを蓄積させる。しかしパッケージドライバーを切り抜けた後藤は、ヘッドバットとキックでオーエンズの動きを止めると、最後はGTRで激勝。
試合後、後藤は「この俺が優勝します! 新日本プロレスを混沌で染めてやる!」と、自身が持つ『NJC』最多優勝記録(3回)の更新を宣言した。
この結果、3.16名古屋の準々決勝ではフィンレーと後藤がすることが決定した。