内藤がSHOとの“IWGP王者対決”に激勝!
ペリーがH.O.Tの介入で海野から無法勝利!
YOSHI-HASHIがKENTAに頂狩で逆転勝ち!
矢野が裕二郎持参の手錠を利用し頭脳勝利!
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3月6日(水)、東京・大田区総合体育館で『旗揚げ記念日』が開催された。52年前の1972年3月6日、大田区で産声を上げた新日本プロレス。その52周年に当たる今大会では、内藤哲也とSHOの“IWGP王者対決”や『NEW JAPAN CUP』1回戦が繰り広げられた。
第1試合は3.7後楽園の『NJC』1回戦で対峙するタンガ・ロアとグレート-O-カーンが、それぞれ本間朋晃、ジェフ・コブと組んで前哨戦で激突。ロアとオーカーンは明日を見据え、せめぎあいを見せる。終盤、UNITED EMPIREは本間を孤立させると、コブが豪快なツアー・オブ・ジ・アイランドで料理。試合後もオーカーンはロアを痛めつけ、KOPWのベルトを誇示した。
第2試合は3.10尼崎の『NJC』1回戦で対峙するエル・ファンタズモとマイキー・ニコルスが、それぞれヒクレオ、ザック・セイバーJr.とのタッグで前哨戦。現STRONG無差別級タッグ王者G.o.Dの連携に対してTMDKはテクニカルな動きで立ち向かい、最後はニコルスがファンタズモをマイキーボムで撃沈。1回戦の相手から直接勝利を飾った。
第3試合は後藤洋央紀&石井智宏&エル・デスペラード&ボルチン・オレッグvs鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI。今回の『NJC』に初出場を果たすオレッグは、規格外の怪力で存在感を示す。それぞれが持ち味を発揮する中、最後はデスペラードが勝機を逃さずBUSHIからエル・エス・クレロで技アリ勝利。試合後、チェーズ・オーエンズが突如乱入し、明日の『NJC』1回戦の相手である石井にパッケージドライバーを炸裂。石井は首に大きなダメージを負ってしまった。
第4試合はTJP&フランシスコ・アキラ&カラム・ニューマンvsデビッド・フィンレー&ゲイブ・キッド&外道。3.7後楽園の『NJC』1回戦で対峙するTJPとフィンレー、3.8甲府の同1回戦で激突するニューマンとゲイブは、互いを意識し火花を散らす。UNITED EMPIREはBC WAR DOGSのラフファイトに真っ向から応戦し、最後はTJP&アキラが外道を2/2で仕留めた。
第5試合はSANADA&タイチ&上村優也&DOUKIvsEVIL&成田蓮&金丸義信&ディック東郷。3.10尼崎の『NJC』1回戦で激突するタイチと成田は、つばぜり合いを繰り広げる。終盤、H.O.Tは無法攻撃で上村を狙い撃ち。だが、Just 5 Guysは形勢逆転に成功すると、最後は上村がカンヌキスープレックスホールドで東郷から3カウントを奪取した。
第6試合は『NJC』1回戦として矢野通と高橋裕二郎が激突。裕二郎は相手のお株を奪うように、手錠で矢野を鉄柵に固定しリングアウト勝ちを狙う。だが、矢野は脱出に成功すると、渡辺リングアナを裕二郎に投げつける。そして渡辺リングアナを抱え込んだ状態の裕二郎の両手首を手錠で固定し、小次郎を炸裂。すかさず矢野はリングに生還し、まんまとリングアウト勝ちをゲットした。
第7試合の『NJC』1回戦はYOSHI-HASHIvsKENTA。KENTAは老獪な試合運びと、鋭い打撃でYOSHI-HASHIにダメージを蓄積させる。だが、YOSHI-HASHIも闘志をムキ出しに反撃。終盤、KENTAはブサイクへの膝蹴りを食らわすと、とどめのgo 2 sleepを狙う。だがYOSHI-HASHIは頂狩で切り返し、初戦突破に成功した。
セミファイナル(第8試合)の『NJC』1回戦では、海野翔太が因縁の相手であるジャック・ペリーと対峙。1.13サンノゼで遺恨が勃発した両者は、序盤から激しい打撃戦を展開。試合が佳境に入ると、海野はブレイズブレイドを狙う。だが、金丸がレフェリーの注意を引きつけ、そのスキをついて成田が海野をプッシュアップバーで殴打。そしてダブルクロスを炸裂すると、すかさずペリーがニーストライクを突き刺して3カウントを強奪。ペリーが勝利をつかむと共に、衝撃のH.O.T入りを果たした。
そしてメインイベント(第9試合)では「旗揚げ記念日スペシャルシングルマッチ」として、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也と、同ジュニアヘビー級王者のSHOが対決。SHOはなりふり構わぬダーティーファイトで、内藤の膝を破壊しにかかる。終盤、H.O.Tが乱入するも、L・I・Jがこれを排除。ならばとSHOはトーチャーツールで襲いかかるが、切り抜けた内藤は急所蹴りをお見舞い。そして一気にデスティーノを炸裂しSHOを撃沈した。
試合後、内藤は「鷹木、陽太、4月6日、両国大会のメインで待ってるぜ!」と『NJC』に出場する仲間たちに発破をかけると、最後は「デ・ハ・ポン!」の大合唱で大会を締めくくった。
【3月6日(水)22時~】『真夜中のレッスル&キングダム』#127「ロッキー・ロメロ(後編)! “旧LA道場”青春物語! 猪木さんの専属ドライバーを担当!アンダーソンが実家の居候に!タッグのベストパートナーは?」