ルチャ・リブレの祭典は大団円!
ドラダが華麗に宙を舞いストゥーカを撃破!
ミスティコはゲレーロとの黄金カードを制す!
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2月19日(月)、東京・後楽園ホールで『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2024』が最終戦を迎えた。2011年の初開催以来、通算12回目となるルチャ・リブレの祭典。その最後を締めくくるにふさわし激闘が続出した。
第1試合は“Relevos Increibles”(スペイン語で信じられない交代)、ブリジャンテ・ジュニア&田口隆祐&YOHvsスティグマ&ベガソ&フランシスコ・アキラ。新日本ジュニアとCMLLが融合する6人タッグは、それぞれが持ち味を発揮。スティグマとペガソの“ポブラーナ”は小気味いい連携を披露する。しかし、最後はブリジャンテがセントーン・コントルニージョでペガソから3カウントを奪取した。
第2試合はティタン&内藤哲也&KAMAITACHI&BUSHI組とマグヌス&ディフント&金丸義信&SHO組が激突。H.O.Tとマグヌスは息が合わず誤爆する場面も。最後はティタンがジャベ・インモルタルでディフントからギブアップ勝ち。試合後、H.O.Tはディフントとマグヌスに襲いかかるが、ルチャドールたちは返り討ちにし、場内の喝采を集めた。
第3試合ではダーク・パンテルとOKUMURAが一騎打ち。OKUMURAがインサイドワークで切り崩しにかかるが、パンテルもトペ・スイシーダの3連発や得意のバラソ・ラグネロで反撃。さらにパンテルは介入した下田美馬にブレーンバスターをお見舞いする。だが、最後は海千山千のOKUMURAが一気にたたみかけ、アイコノクラズムからのOKUMURAカッターで勝利をゲットした。
第4試合はアトランティス・ジュニアとエチセロがシングルで対峙。共に大型ルチャドール同士ながら、テクニックを駆使してせめぎ合いを展開。エチセロが次々に繰り出すジャベに苦しんだアトランティスだったが、最後はダイビングボディプレスの連発で難敵から価値あるピンフォール勝ちをつかんだ。
第5試合は“Relevos Increibles”、ボラドール・ジュニア&テンプラリオ&エル・デスペラード&MUSASHIvsロッキー・ロメロ&ソベラーノ・ジュニア&棚橋弘至&タイガーマスク。攻守が目まぐるしく入れ替わる中、ルチャドールたちは空中技で存在感を見せる。最後はデスペラードがエル・エス・クレロでタイガーから3カウントを奪取。すると試合後、ロッキーがライバル同士であるソベラーノとテンプラリオに呼びかけ、新ユニットを結成した。
セミファイナル(第6試合)では、長らくCMLLでしのぎを削ってきたスペル・エストレージャのミスティコとウルティモ・ゲレーロが対峙。ミスティコの立体殺法に対し、ゲレーロも重厚なファイトで応戦。試合が佳境に入ると、ゲレーロはゲレーロスペシャルを炸裂。だが、ミスティコはカバーをカウント2で必死にはね返すと、一気にラ・ミスティカを決めて、鮮やかな逆転勝利を飾った。
そしてメインイベント(第7試合)を飾るのは、マスカラ・ドラダとストゥーカ・ジュニアのシングル対決。初来日ながら大トリを飾ることになった超新生ドラダは、驚愕の空中技で場内をわかす。だが実力者ストゥーカもラフファイトを交え徹底抗戦。終盤にはドラダをテーブルに叩きつけてから、場外へのトルペド・プランチャで大ダメージを与える。しかし、続く正調のトルペド・プランチャは、ドラダが執念のキックアウト。そこからドラダは意地を爆発させ、最後はシューティングスタープレスで華麗に宙を舞い強豪との激闘を制した。
試合後、リング上には出場選手が集合し、ドラダは「ミナサン、アイシテマス。『FANTASTICA MANIA 2025』でまた会いましょう!」とアピール。大きな拍手と歓声に包まれる中、ルチャの祭典は大団円を迎えた。
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