ボラドールが宿敵ロッキーに執念の逆転勝利!
ソベラーノがライバル・テンプラリオに粘り勝ち!
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2月18日(日)、東京・後楽園ホールで『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2024』が第6戦を迎えた。いよいよ佳境を迎えるルチャ・リブレの祭典。後楽園2連戦の初日にあたる今大会でも、激しく華麗な戦いが繰り広げられた。
第1試合はベガソ&棚橋弘至&田口隆祐vs本間朋晃&タイガーマスク&YOH。この中で唯一のルチャドールとなるペガソは、軽快な動きでオープニングから場内を沸かす。本間の代わりに出場のスーパーこけしマシーン2号もこけし殺法で存在感を示すが、最後が棚橋がスリングブレイドからの十字架固めでこけしマシーンからピンフォール勝ちをスコア。
第2試合では内藤哲也&辻陽太&KAMAITACHI&BUSHI組と、マグヌス&高橋裕二郎&金丸義信&SHO組が激突。マグヌスは辻と力強い攻防を展開。終盤、マグヌスが辻を捕獲し、裕二郎がケイン攻撃を狙う。しかし、辻がかわしマグヌスに誤爆してしまう。そして最後は辻がマグヌスからカンパーナでギブアップを奪った。
第3試合はチャレンジマッチとして、ティタンが『CMLL FANTASTICA MANIA』初出場のブリジャンテ・ジュニアを迎撃。ブリジャンテは本家ロス・インゴベルナブレスの創設メンバーであるラ・ソンブラと同じデザインのマスクで登場。ブリジャンテは番狂わせを起こすべく、450°スプラッシュやセントーン・コントルニージョなど大技で切り崩しにかかる。だが、善戦及ばず、最後はティタンがジャベ・インモルタルでギブアップを奪った。
第4試合はアトランティス・ジュニア&ダーク・パンテル&MUSASHI組とエチセロ&OKUMURA&DOUKI組が対峙。2.19後楽園で一騎打ちを行なうアトランティスとエチセロ、パンテルとOKUMURAは序盤から熱い火花を散らす。メキシコで接点のあるMUSASHIとDOUKIも意地の攻防。最後はパンテルがOKUMURAにヌド・ラグネロでギブアップ勝ちをスコア。明日の決戦に向けて勢いを見せた。
第5試合は元・新日本プロレス所属のメキシコ人レスラーで、日墨を結ぶ架け橋となったブラック・キャットさん(1954-2006)のメモリアルマッチとして、ミスティコ&マスカラ・ドラダ&スティグマ&エル・デスペラード組とウルティモ・ゲレーロ&ストゥーカ・ジュニア&フランシスコ・アキラ&ディフント組が激突。 2.19後楽園でシングル対決を果たすミスティコとゲレーロ、ドラダとストゥーカは丁々発止の攻防を展開。ブラック・キャットさんの甥のスティグマも奮闘し、デスペラードと好連携を披露。そのスティグマが最後はディフントをスカンダロ・ドライバーで撃沈した。
セミファイナル(第6試合)はソベラーノ・ジュニアとテンプラリオのライバル対決。前哨戦では互いのマスクを剥ぎ取り遺恨を深めてきた二人は、序盤から空中技を軸に意地をぶつけ合う。試合が佳境に入ると、テンプラリオは必殺のボンバソ・デ・レオンを炸裂。だが、ソベラーノは必死にカウント2でキックアウト。そして最後はソベラーノがソベラーノドライバーの連発で粘るテンプラリオを沈めた。
後楽園2連戦初日のメイン(第7試合)は、CMLLで激しい抗争を繰り広げてきたボラドール・ジュニアとロッキー・ロメロによる一騎打ち。海千山千のロッキーは巧みなインサイドワークでボラドールの左腕を狙い撃ち。だがボラドールも空中技で必死に応戦する。終盤にはロッキーが奥の手ディアブロアームバーを決めるが、ボラドールはスタイルズクラッシュのように叩きつけて回避。そこからボラドール・スパイラルにつなぎ、執念の逆転勝利をつかんだ。
試合後、ボラドールは息子をリングに上げ、応援してくれた超満員のファンに感謝を告げた。
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