内藤がSANADAを返り討ちにし王座防衛!
エンディングでオカダと最後の邂逅!
髪切りマッチは辻が上村に勝利!
5番勝負は3勝2敗でL・I・Jに凱歌!
ネメスが棚橋に王座戦をアピール!
タマが万感の新日本ラストファイト!
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2月24日(土)、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるで『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』が開催された。きたえーる2連戦の二日目、そしてシリーズ最終戦となる今大会ではL・I・JとJust 5 Guysのシングル5番勝負を中心に激闘が続出した。
第1試合は海野翔太&エル・デスペラード&真壁刀義&YOH&ボルチン・オレッグvsEVIL&SHO&成田蓮&高橋裕二郎&金丸義信。.23札幌ではEVILが海野を沈め、NEVER王座を防衛。さらにSHOがデスペラードからIWGPジュニアヘビーを奪取。怒りに燃える海野とデスペラードは開始から猛攻。H.O.Tも無法ファイトで応戦するが、最後は海野がデスライダーで金丸を撃沈。試合後、場内ビジョンにジャック・ペリーと思われる人物が映し出され、1.13サンノゼで遺恨が生じた海野に宣戦布告した。
第2試合はオカダ・カズチカ&石井智宏&後藤洋央紀&YOSHI-HASHIH&矢野通vsマット・リドル&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&フランシスコ・アキラ&カラム・ニューマン。新日本ラストマッチとなるオカダは先発で飛び出すと、リドルとスリリングな攻防を展開。その後もCHAOSの仲間たちと連携を繰り出して場内の声援を集めると、最後はニューマンをレインメーカーで撃沈。試合後、オカダはマイクで「本当にお別れじゃないですから、また会いましょう! 17年間、本当にありがとうございました!」と感謝を告げた。
第3試合はタマ・トンガ&タンガ・ロアvsヒクレオ&エル・ファンタズモ。この試合が新日本ラストとなるタマは、G.o.D結成初期のペイントで登場。共にIWGPタッグ最多戴冠を記録した弟ロアと、STRONGタッグ王者ヒクレオ&ファンタズモ組を相手に真っ向勝負を繰り広げる。最後は末弟のヒクレオがゴッドセンドでタマを介錯。試合後、4人はこの試合のレフェリーを務めた邪道も含め、場内の大声援に両腕を突き上げて応えた。
第4試合は昨日の2.23札幌でIWGP GLOBALヘビー級王座を懸けて対峙したニック・ネメスとデビッド・フィンレーが、それぞれ田口隆祐、外道をパートナーに追撃戦で激突。ベルトを奪われたフィンレーは猛攻を見せるも、ネメスはひるまず応戦。さらに田口と連携の尻攻撃まで繰り出す。最後はネメスが Danger Zoneで外道を料理。試合後、ネメスは棚橋弘至に対し、GLOBAL王座を懸けた一騎打ちを熱望した。
そして第5試合からはL・I・JとJust 5 Guysのシングル5番勝負が開戦。まずはBUSHIがTAKAみちのくと激突。TAKAは老獪なインサイドワークでBUSHIを苦しめる。しかし終盤、BUSHIは掟破りのみちのくドライバーIIを炸裂すると、そこから膝に集中攻撃。そして膝固めでTAKAからタップアウトを奪い、L・I・Jに先勝をもたらした。
第6試合では高橋ヒロムとDOUKIが対決。初のヒロム越えを目指すDOUKIは、トペ・スイシーダで奇襲攻撃。だが、ヒロムも鉄柵へのデスバレーボムで反撃。その後も両者は激しく意地をぶつけ合う。そして最後はDOUKIが摩利支天からのスープレックス・デ・ラ・ルナで、ついにヒロムを撃破。Just 5 Guysも1勝目を上げた。
第7試合では鷹木信悟とタイチが一騎打ち。これまでも熱闘を繰り広げてきた両者は、壮絶な打撃戦を展開。死力を尽くしてアックスボンバーとパンピングボンバーを打ち合う。終盤、タイチは鷹木のパンピングボンバーをかわすと、カウンターのドロップキックをグサリ。そして一気にバックドロップホールドで叩きつけると、鷹木は返すことができず。これでJust 5 Guysの2勝1敗に。
セミファイナル(第8試合)は同期のライバルである辻陽太と上村優也が、敗者髪切マッチで対峙。二人は互いの歴史を感じさせるような重厚な攻防を展開。上村の徹底した腕攻めに苦しんだ辻だったが、最後はジーンブラスターで執念の勝利。この結果、5番勝負は2勝2敗の五分に。試合後、辻は覚悟を決めた上村の髪をハサミで切り落とし、さらにバリカンを入れる。すると上村はバリカンを奪い取って自ら刈ってみせた。
そしてメインイベント(第9試合)ではIWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也と、前王者のSANADAがダイレクトリマッチで激突。内藤は首殺しで攻め込むが、SANADAも意地を爆発。試合が佳境に入るとラウンディング・ボディプレスやシャイニングウィザードを炸裂する。しかし、とどめのデッドフォールを切り抜けた内藤が、最後はスイング式首固めで技アリの勝利。SANADAを返り討ちにすると共に、3勝2敗でL・I・Jの勝ち越しを決めた。
試合後、内藤は“デ・ハポン締め”の大合唱のあと、オカダをリングに招き入れ最後の邂逅を果たした。
また、第0試合の“FRONTIER ZONE”(他団体に門戸が開かれた試合)では、昨夜に続き登別市議会議員の斗猛矢が、登別観光大使の矢野通と“登別タッグ”を結成し、本間朋晃&村島克哉組組と対戦。最後は斗猛矢が必殺のSODで村島を下し、登別タッグが北の大地でニ連勝を飾った。
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