ネメスが難敵フィンレーを撃破しGLOBAL戴冠!
リドルは棚橋から8分あまりでTV王座を奪取!
底力を見せたEVILが海野を下しNEVER初防衛!
SHOが無法殺法で衝撃のIWGPジュニアヘビー奪取!
岩谷は白川を返り討ちにしIWGP女子V4!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
2月23日(金・祝)、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるで『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』が開催された。きたえーる2連戦の初日となる今大会では、5大王座戦を中心に激闘が続出した。
第1試合は永田裕志とザック・セイバーJr.の一騎打ち。永田はザックとテクニカルな攻防を繰り広げ、ナガタロックⅠ~Ⅲを次々と繰り出す。だが、最後はザックが腕ひしぎ逆十字で歴戦の猛者からタップアウトを奪った。
第2試合は真壁刀義&田口隆祐&ボルチン・オレッグvs成田蓮&高橋裕二郎&金丸義信。若獅子オレッグは開始早々、持ち前のパワーでH.O.Tにサイドスープレックスを連発。だが、H.O.Tは悪の連携で徐々に挽回すると、最後は成田が真壁をプッシュアップバー攻撃からのダブルクロスで葬った。
第3試合はオカダ・カズチカ&石井智宏&YOSHI-HASHI&YOHvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&フランシスコ・アキラ&カラム・ニューマン。今回の札幌2連戦が現時点で最後の新日本出場となるオカダは、CHAOSの仲間たちと共に躍動感あふれるファイト。終盤、CHAOSはニューマンに流れるような連携攻撃を食らわせ、最後はオカダがドロップキックからのレインメーカーで勝利した。
第4試合は2.24札幌でシングル5番勝負を行なうL・I・J(内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI)とJust 5 Guys(SANADA&タイチ&上村優也&DOUKI&TAKAみちのく)が、その最終前哨戦として10人タッグで激突。明日の決戦に向けて、それぞれがヒートアップ。終盤、L・I・Jは分断作戦に出ると、孤立したTAKAに波状攻撃。最後は鷹木がパンピングボンバーでTAKAを沈めた。
第5試合はIWGP女子王者の岩谷麻優(スターダム)が、4度目の防衛戦として白川未奈(スターダム)を迎撃。白川は徹底した膝殺しで機動力を奪いにかかる。そして終盤には必殺のフィギュア・フォー・ドライバーMINAを狙うも、回避した岩谷は怒涛の反撃。最後は二段式ドラゴンスープレックスで白川を仕留め、4度目の防衛に成功した。
第6試合はIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが、SHOを相手に2度目の防衛戦。SHOの入場時、デスペラードは盗難されていたIWGPジュニアヘビーを奪い返す。試合が始まりSHOがピンチに陥ると、すかさず金丸が乱入。だが、田口が排除に駆けつける。しかし終盤に場外戦に突入すると、なんと成田がスリーパーでデスペラードを捕獲。そのままSHOがリングアウトで勝利し、衝撃のIWGPジュニアヘビー初戴冠を果たした。
第7試合は海野翔太がEVILの保持するNEVER無差別級王座にチャレンジ。ゴング前にEVILがNEVERのベルトに黒いスプレーを噴きつけると、怒りの海野が襲いかかる。試合が佳境に入ると、ディック東郷や高橋裕二郎が乱入するも、海野は自力で排除。そして自身にベルト奪取を託したタマ・トンガの思いを込めるように、EVILにガンスタンを炸裂。しかし、デスライダーを切り抜けたEVILは底力を見せ、最後はEVILで海野を返り討ち。王座初防衛に成功した。
セミファイナル(第8試合)はNJPW WORLD認定TV王者・棚橋弘至が、マット・リドルを相手に2度目の防衛戦を敢行。棚橋はインサイドワークで主導権を握ろうとする。だが、リドルは鋭い打撃と軽快な飛び技で反撃。終盤、打撃の攻防に突入すると、棚橋は顔面に張り手を食らわせロープへ。だが、リドルは追走してニーストライクを突き刺すと、一気にブロストーンを炸裂。8分あまりで棚橋を沈め、王座を奪取してみせた。
そしてメインイベント(第9試合)ではニック・ネメスがIWGP GLOBALヘビー級王者デビッド・フィンレーに挑戦。フィンレーはゴング前に奇襲攻撃を仕掛けるも、闘志全開のネメスは真っ向から応戦。フィンレーの膝攻めに苦しみながらも、随所で101(スーパーキック)を効果的に決める。終盤、フィンレーはオーバーキルを狙うも、ネメスは回避すると、そこからヘッドバットの荒々しい応酬に。そしてネメスは101 でフィンレーをひるませると、とどめの Danger Zoneを炸裂し3カウントを奪取。見事ワンチャンスでIWGP GLOBAL初戴冠を成し遂げた。
試合後、ネメスはファンに感謝を告げると、「明日の試合でタナハシが俺のタッグパートナーになってくれたら、それほど光栄なことはない」と棚橋とのタッグ結成を熱望した。
また、第0試合の“FRONTIER ZONE”(他団体に門戸が開かれた試合)では、登別市議会議員の斗猛矢が、登別観光大使の矢野通と“登別タッグ”を結成し、本間朋晃&嘉藤匠馬組と対戦。最後は斗猛矢が ラ・アダチータ2005で嘉藤からギブアップを収めた。
『真夜中のレッスル&キングダム』#125「石森太二(後編)!千秋楽の翌日に収録! ノンストップの“大相撲”熱狂トーク! “絶対王者”照ノ富士がヤバすぎた件! 現在のイチ推し力士はあの怪物!?」