フィンレーがオスプレイを完全KO!
血まみれの金網戦はWAR DOGSに軍配!
ザックがダニエルソンに執念の雪辱勝利!
KENTA&オーエンズがIWGPタッグを強奪!
最後の黄金対決はオカダが棚橋に勝利!
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2月11日(日・祝)、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で『THE NEW BEGINNING in OSAKA』が開催され、激闘が続出した。
第1試合は矢野通&YOH組と田口隆祐&ボルチン・オレッグ組が対戦。若獅子オレッグは終盤、矢野&YOHに豪快なヒップアタックをお見舞い。そしてオレッグが矢野、田口がYOHを抱え上げて振り回す。しかし、無理が祟った田口が体勢を崩すと、すかさずYOHが丸め込んで3カウントを奪取した。
第2試合は第2試合は毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)がグレート-O-カーン&カラム・ニューマンが対決。オーカーン&ニューマンはメイン登場の仲間たちに勝利のバトンをつなぐべく、『WORLD TAG LEAGUE』3連覇の強豪タッグ相手に粘りを見せる。しかし最後はニューマンが毘沙門の消灯の前に沈んだ。
第3試合は海野翔太&エル・デスペラード&本間朋晃&タイガーマスク組と、EVIL&SHO&成田蓮&高橋裕二郎組が対峙。2.23札幌では海野がEVILのNEVER無差別級王座に挑戦し、デスペラードはSHOと一騎打ちを敢行。そのダブル前哨戦はH.O.Tの無法ファイトに、本隊カルテットは真っ向から応戦。だが、最後は成田がプッシュアップバーで殴りつけた本間を、SHOがショックアローで突き刺し3カウントを強奪した。試合後、SHOはデスペラードのIWGPジュニアヘビーを奪い取り、2.23札幌での王座戦を要求。するとデスペラードはSHOが負けた場合、STRONG STYLEに加入することを突きつけた。
第4試合はL・I・J(内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI)とJust 5 Guys(SANADA&タイチ&上村優也&DOUKI&TAKAみちのく)が10人タッグで激突。2.24札幌のシングル5番勝負に向け、両ユニットは序盤から熱い火花を散らす。終盤、Just 5 Guysは分断作戦に出ると、最後はSANADAがSkull EndでBUSHIを葬った。
第5試合ではオカダ・カズチカと棚橋弘至による“黄金カード”が実現。2012年の2.12大阪のIWGPヘビー級王座戦を皮切りに、激闘の物語を紡いできた両雄による最後の対決は、その歴史を辿るような攻防に。終盤、棚橋のハイフライフローを両膝で迎撃したオカダが、最後は渾身のレインメーカーで激勝。試合後、両者は熱い抱擁をかわした。
第6試合はIWGPタッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ組がKENTA&チェーズ・オーエンズ組を相手に初防衛戦を敢行。KENTA&オーエンズ組は1.20名古屋のSTRONG無差別級タッグ王座戦で、ヒクレオ&ファンタズモに敗れベルト獲りに失敗。そのリベンジも懸かった王座戦の第2Rで、挑戦者組は老獪な試合運びで切り崩しにかかる。厳しい戦いとなった王者組だが、終盤にKENTAにスーパーサンダーキス’86を炸裂。しかし、オーエンズがレフェリーを妨害。そして石森太二が乱入しヒクレオをベルトで殴打すると、KENTAが押さえ込んで3カウントを奪取。KENTA&オーエンズがなりふり構わずIWGPタッグ戴冠を成し遂げた。
セミファイナル(第7試合)ではスペシャルシングルマッチとしてザック・セイバーJr.とブライアン・ダニエルソンが対決。昨年10月にAEWマットでダニエルソンに敗れているザックは、雪辱を果たすべく闘志あふれる攻撃。しかし、ダニエルソンも徹底抗戦。ザックの左足に狙いを定め、ダメージを蓄積させる。苦しい戦いとなったザックだが、最後はテクニカルな丸め込み合戦を制し、執念のリベンジに成功した。
そしてメインイベント(第8試合)では遺恨深まるUNITED EMPIRE(ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&HENARE&TJP&フランシスコ・アキラ)とBC WAR DOGS(デビッド・フィンレー&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー)が、「ドッグパウンドケージマッチ」で激突。
不気味な金網に囲まれた総力戦は、何人もの選手が流血に見舞われる壮絶な死闘に。さまざまな凶器が飛び交う中、この試合が新日本所属ラストマッチとなるオスプレイは終盤、孤立無援の状態に追い込まれる。そして最後はフィンレーが膝に有刺鉄線を巻きつけてのオーバーキルで、オスプレイを撃沈。
試合後、場内が万雷の「オスプレイ」コールに包まれると、オスプレイはマイクで新日本での8年間の感謝、さらに再会を約束し、リングをあとにした。
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