大乱戦のNEVER王座戦は極悪EVILがベルト強奪!
ヒクレオ&ELPはSTRONGタッグを死守!
オーカーンがスタミナ切れを乗り越えKOPW奪取!
最後の愛知凱旋となるオカダに場内大声援!
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1月20日(土)、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)でビッグマッチ『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』が開催され、3大タイトルマッチを中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合は1.24後楽園のメインで一騎打ちを果たす海野翔太と成田蓮が、それぞれ本間朋晃、高橋裕二郎をパートナーに前哨戦。海野と成田は場外で激しくやり合う。終盤、成田が本間に急所攻撃を狙うも、レフェリーが制止。しかし、そのスキをついて裕二郎がケインで本間を殴打すると、すかさず成田が本間をダブルクロスで葬った。
第2試合はジェフ・コブ&HENARE&TJP&フランシスコ・アキラ&カラム・ニューマンvsデビッド・フィンレー&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニ―。2.4後楽園のIWGPジュニアタッグ王座戦(王者TJP&アキラvs挑戦者コナーズ&モロニ―)や2.11大阪の5vs5の金網デスマッチを見据え、両軍は序盤からラフファイトの応酬。最後はフィンレーがIWGP GLOBAL王者の力を見せつけるように、ニューマンを投げっぱなしパワーボム一発で仕留めてみせた。
第3試合はエル・デスペラード&マスター・ワトvs金丸義信&SHO。1.23後楽園ではデスペラードがIWGPジュニアヘビーの初防衛戦で金丸を迎え撃ち、さらにワトとSHOがシングルで対決。そのダブル前哨戦は、H.O.Tの狡猾なファイトに対し、デスペラード&ワトもひるまず応戦。しかし終盤、金丸がワトにウィスキーミスト。続いてSHOがトーチャーツールでワトを殴りつけてから、ショックアローで撃沈した。
第4試合はオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏&真壁刀義vsザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生。1.24後楽園のNEVER6人タッグ王座戦(王者オカダ&棚橋&石井vs挑戦者ニコルス&ヘイスト&藤田)の前哨戦は、新日本所属として最後の地元愛知凱旋となるオカダに大きな声援が送られる。試合が佳境に入ると、真壁がザックにキングコングニーを投下。だが、かわしたザックは真壁を変形レッグロックで捕らえ、ギブアップを奪った。
第5試合は内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHIvsSANADA&タイチ&上村優也&DOUKI&TAKAみちのく。2.24札幌にてIWGP世界ヘビー級王座戦(王者・内藤vs挑戦者SANADA)を筆頭にシングル5番勝負で激突する両軍は、前哨戦第1Rからヒートアップ。最後はSANADAがシャイニングウィザードで動きの止まったBUSHIから、Skull Endでギブアップ勝ちをスコアした。
第6試合は「KOPW 2024」争奪戦として、保持者・石森太二がグレート-O-カーンを迎撃。石森提案の“10ミニッツ イシモリング フィットマッチ”で行なわれた一戦は、「3分ごとに試合時間がストップし、30秒間でできるサーキットトレーニングが行なわれる」というルールの前に、オーカーンがスタミナを消耗し大苦戦。優勢の石森はラスト30秒で、オーカーンをBone Lockで捕らえる。しかし、オーカーンは執念で切り抜けると、石森にエリミネーターを炸裂。そして倒れこむようにベルトを手にしたまま試合終了のゴング。オーカーンがKOPW初戴冠を果たした。
セミファイナル(第7試合)はタッグ2冠王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ組が、STRONG無差別級タッグを懸けてKENTA&チェーズ・オーエンズ組を迎撃。BULLETタッグは老獪なインサイドワークでファンタズモを狙い撃ち。しかし王者組はピンチを切り抜けると猛反撃を見せる。終盤、ファンタズモがブレインサラダからオーエンズをカバーすると、KENTAはダイビングフットスタンプでカットを目論む。だが、ファンタズモはかわして同士打ちを誘い、すかさずヒクレオがKENTAをゴッドセンドで排除。そして最後はファンタズモがオーエンズをCRⅡで沈め、王座防衛に成功した。
そしてメインイベント(第8試合)は、NEVER無差別級王者のタマ・トンガと挑戦者EVILによる遺恨王座戦。序盤からH.O.Tが介入するも、本隊がタマの救出に登場。そのまま試合は収拾がつかなくなりノーコンテストに。するとタマの要求により、あらためて王座戦はランバージャックデスマッチで行なわれることに。
再試合でもH.O.Tは無法行為を繰り出すが、本隊がタマをバックアップし徹底抗戦。大乱戦の中、タマはEVILにDSDを炸裂しカバーするも、東郷がカウントを妨害。するとタマは東郷をガンスタンで排除する。しかし、成田がプッシュアップバーでタマを殴りつけ、すかさずEVILが狙いすましたEVILを炸裂。なりふり構わずNEVERを強奪した。
試合後、タマは応援してくれたファン、そして新日本プロレスへの感謝を告げ、リングをあとにした。
そのほか、第0試合では嘉藤匠馬と村島克哉が対戦し、意地をぶつけ合った結果、10分時間切れ引き分けとなった。
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