TMDKがCHAOS&BCCの豪華カルテットに激勝!
石森が頭脳勝ちで「KOPW 2024」保持者に!
SANADAが内藤に再戦をアピール!
EVILがNEVER王者タマを蹂躙!
オスプレイがWAR DOGSに5vs5の対抗戦を要求!
中島&ロイベがタッグ2冠王者と壮行試合!
オーエンズ&KENTAがIWGPタッグ挑戦へ!
棚橋に元WWEのマット・リドルが宣戦布告!
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1月5日(金)、前日の1.4東京ドームの興奮冷めやらぬ中、東京・墨田区総合体育館 で『NEW YEAR DASH!!』が開催された。なお、今大会の対戦カードは当日発表。入場曲で選手が登場し、カード決定となった。
第1試合は棚橋弘至vs田口隆祐。この一戦はゴング前の田口の要求により、急遽NJPW WORLD認定TV選手権試合に変更。終盤、丸め込みの応酬となり、田口は前方回転エビ固めを仕掛ける。棚橋がこらえると、田口はタイツを下げながら丸め込む。だが、跳ね返した棚橋は、アンダータイツのまま田口を押さえ込み3カウントを奪取。試合後、元WWEのマット・リドルがVTRメッセージで棚橋に次期挑戦をアピール。棚橋が迎撃の構えを見せた。
第2試合では“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が、プロレスリング・ノアで活躍する清宮海斗&大岩陵平組と対戦。清宮&大岩は華麗なチームプレーで切り崩しにかかる。だが、毘沙門は熟練の連携で応戦し、最後は孤立した大岩を激烈一閃からの消灯で撃沈。1.4東京ドームでIWGPタッグから陥落した毘沙門が、再びタッグ戦線の中心に戻るべく意地を見せた。
第3試合は「中島佑斗&オスカー・ロイベ壮行試合」として、“Young Blood”の中島&ロイベが、IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ組と対決。この一戦を最後に海外修行に旅立つYoung Bloodは、タッグ2冠王を相手に血気盛んなファイトを仕掛ける。だが、終盤にヒクレオがYoung Bloodに次々とゴッドセンドを炸裂。そして最後はヒクレオ&ファンタズモが二人まとめてスーパーサンダーキス’86を炸裂。試合後、オーエンズが乱入し、KENTAと組んでIWGPタッグへの挑戦をアピールした。
第4試合はタマ・トンガ&海野翔太&真壁刀義&本間朋晃&エル・デスペラード&マスターワト組と、HOUSE OF TORTURE(EVIL&成田蓮&高橋裕二郎&SHO&金丸義信&ディック東郷)の12人タッグマッチ。H.O.Tはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、試合は大荒れの展開に。だが最後は海野が東郷をデスライダーで料理。しかし試合後、成田が海野にプッシュアップボードでチョーク攻撃。さらに金丸はデスペラードをIWGPジュニアヘビーのベルトで殴打。そしてEVILはタマを手錠で固定し、うしろ髪を切り落とすと、NEVERのベルトを手に王者を踏みつける暴挙を見せた。
第5試合はUNITED EMPIRE(ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&HENARE&TJP&フランシスコ・アキラ)と、BC WAR DOGS(デビッド・フィンレー&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー)による10人タッグマッチ。WAR DOGSのラフファイトに対し、UNITED EMPIREもひるまず徹底抗戦。だが、コナーズが坂本レフェリーにスピアーを叩き込んでから収拾がつかなくなり、結果はノーコンテストに。試合後も両軍は激しくやり合い、オスプレイは2.11大阪での5vs5の対抗戦をアピール。するとフィンレーはスチールケージマッチを要求した。
第6試合はL・I・J(内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI)と、Just 5 Guys(SANADA&タイチ&上村優也&DOUKI&TAKAみちのく)による10人タッグマッチ。1.4東京ドームのIWGP世界ヘビー級王座戦(内藤vsSANADA)、スペシャルシングルマッチ(辻vs上村)の追撃戦は、攻守が激しく入れ替わる展開に。最後はTAKAがみちのくドライバーIIでBUSHIからピンフォール勝ちをスコア。そしてSANADAはJust 5 GuysとL・I・Jの対抗戦を持ちかけ、内藤に再戦をアピールした。
セミファイナル(第7試合)は「KOPW 2024」争奪戦4WAYマッチとして、矢野通、YOH、グレート-O-カーン、石森太二が対戦。1.4東京ドームのバックステージでの舌戦を受け、この一戦は「最終3カウントピンフォールマッチ」で行なわれることに。まずはYOHが矢野からピンフォールを奪うも、その後、オーカーンがYOHからリストクラッチ式エリミネーターで3カウントを奪取。しかし、石森がオーカーンを急所蹴りからの丸め込みでピンフォールすると、そのまま逃げ切り、今年最初の「KOPW」保持者となった。
そしてメインイベント(第8試合)は、オカダ・カズチカと石井智宏のCHAOSと、AEWを席巻するBLACKPOOL COMBAT CLUBのブライアン・ダニエルソンとジョン・モクスリーが豪華カルテットを結成し、TMDK(ザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生)と激突。これまで敵対していたオカダやダニエルソン、石井とモクスリーは連携を繰り出し場内を沸かす。混戦模様の中、石井はヘイストにとどめの垂直落下式ブレーンバスターを狙も、ニコルスがカット。すかさずニコルス&ヘイストがタンク・バスターを石井に炸裂し激勝。
試合後、昨年10月にダニエルソンに敗れたザックが再戦を要求。そして奮闘を見せた藤田は、ニコルス&ヘイストと共にNEVER6人タッグへの挑戦をアピールした。