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極限のNEVER6人タッグ戦は石井がHENAREを撃沈！
ウィスキーまみれの大乱戦はタイチが執念の勝利！
“復活”デスペラードがヒロムと白熱の攻防！
H.O.Tに蹂躙される海野を清宮&大岩が救出！
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12月21日(木)～22日（金）、東京・後楽園ホールで二日間にわたり開催される『JRA有馬記念 presents Road to TOKYO DOME』。その初日大会では、2大王座戦や来年の1.4東京ドームの前哨戦を中心に熱闘が繰り広げられた。
第1試合はこの時期の風物詩ともいえる正体不明（？）のマスクドホースが、マスクドボルチンとのタッグで、矢野通&タイガーマスク組と対戦。終盤、マスクマンタッグはタイガーにサンドイッチ攻撃を狙うが、矢野が場外から足を引っ張ってボルチンを分断。だが、最後はホースが一瞬のスキをついたキドクラッチでタイガーから3カウントを奪取した。
第2試合は中島佑斗&オスカー・ロイベの“Young Blood”とザック・セイバーJr.&藤田晃生組が激突。1.4東京ドームで棚橋弘至を相手にNJPW WORLD認定TV王座の防衛戦を行なうザックに対し、ロイベは気迫あふれるファイト。中島と藤田も真っ向から火花を散らす。Young Bloodは奮闘するも、最後はザックが変形のドラゴンスリーパーでロイベからギブアップを奪った。
第3試合は1.4東京ドームにてIWGPジュニアタッグ王座戦で対峙する挑戦者組TJP&フランシスコ・アキラと、王者組クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー組が、それぞれカラム・ニューマン、外道を引き連れ前哨戦。棺桶と共に入場してきたWAR DOGSに、Catch 2/2は怒りの猛攻。最後は2/2で外道を仕留めるも、コナーズ&モロニーが番外戦を仕掛け、明日のCatch 2/2とWAR DOGSのシングル二番勝負、そしてドーム決戦に向けてさらに遺恨を深めた。
第4試合は海野翔太&本間朋晃&マスター・ワト組vsEVIL&成田蓮&SHO。試合はH.O.Tがダーティーファイトを全開にし、最後はEVILが本間をEVILで撃沈。その後も海野を軍団総出で痛めつけると、なんど清宮海斗&大岩陵平が救出に登場。そして海野とガッチリ握手を交わし、vsH.O.Tに向け共闘姿勢を見せた。
第5試合は1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー級王座戦で対峙する挑戦者エル・デスペラードと王者・高橋ヒロムが、それぞれ小島聡、鷹木信悟をパートナーに前哨戦。11月に行なった目の手術後、この試合が待望の復帰戦となるデスペラードは、ヒロムと熱のこもった攻防を展開。最後は小島のラリアットを切り抜けた鷹木が、逆にパンピングボンバーで第三世代の雄を粉砕。試合後、ヒロムとデスペラードは視殺戦を繰り広げた。
第6試合は1.4東京ドームにてIWGP世界ヘビー級王座戦で雌雄を決する王者SANADAと挑戦者・内藤哲也が、それぞれ上村優也&DOUKI、辻陽太&BUSHIとトリオを結成し前哨戦。内藤とSANADAがせめぎ合いを見せる中、上村と辻も丁々発止の攻防。最後はSANADAが内藤をパラダイスロックで捕獲する中、上村がカンヌキスープレックスでBUSHIを仕留めた。試合後、SANADAはベルトを肩に、身動きの取れない内藤を踏みつけて挑発した。
セミファイナル（第7試合）は「KOPW 2023」争奪戦として、保持者のタイチが因縁の金丸義信を迎撃。試合ルールはKOPW恒例のファン投票の結果、タイチ提案の「ウィスキーボトルラダーマッチ」に。試合前の金丸のアピールにより、ウィスキーボトルを武器にできるのは最初に手にした選手のみに決定。金丸は目論見どおりウィスキーを手にすると、さらにH.O.Tの面々が追加のウィスキーを手に介入し、試合は大乱戦に。Just 5 Guysが邪魔者を排除すると、タイチは金丸が手にしたウィスキー入りのバケツを蹴り飛ばし、最後は天翔十字鳳からのブラックメフィストで執念の勝利。試合後には「KOPW 2023」覇者として大トロフィーが贈られた。
メインイベント（第8試合）はNEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ＆棚橋弘至＆石井智宏組が、7度目の防衛戦でジェフ・コブ＆グレート-O-カーン＆HENAREのUNITED EMPIREトリオを迎撃。連合帝国の力強い攻めに対し、王者組はチームワークで徹底抗戦。6選手それぞれが持ち味を発揮し、場内は熱狂に包まれる。試合が佳境に入ると、石井とHENAREが意地をムキ出しに真っ向勝負。最後は石井が渾身の垂直落下式ブレーンバスターで粘るHENAREを沈め、王者組が7度目の防衛に成功した。
また、第1試合前にはテレビ朝日の三谷紬アナウンサーによる『バラバラ大選挙』での『新日本ちゃんぴおん！』への投票のお願いや、年末恒例のマスクドホースによるJRA有馬記念予想を実施。そして、12月11日に逝去された木戸修さんを偲び、追悼の意を込めた10カウントゴングセレモニーが行なわれた。
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