オカダがオスプレイとの“区切りの一戦”に激勝!
鷹木を撃破したモクスリーが内藤に宣戦布告!
キングストンvsゲイブは両者リングアウトに!
初参戦のリドルがコブをパートナーに勝利!
ジュリアはSTRONG女子を死守!
ヒクレオ&ELPがSTRONGタッグ防衛!
フィンレーがTJPを無慈悲に粉砕!
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1月13日(日本時間14日)、アメリカ・San Jose Civic(カルフォルニア州サンノゼ)でビッグマッチ『Battle in the Valley』が開催され、現地のファンを熱狂させる激闘が続出した。
第1試合は海野翔太がフレッド・ロッサーとジェイコブ・ファトゥ(MLW)とトリオを結成し、Team FILTHY(トム・ローラー&ジョレル・ネルソン&ロイス・アイザックス)と激突。TEAM FILTHYはローラーとネルソン&アイザックスに不協和音が見られる。最後は孤立したアイザックスを、海野がブレイズブレイドからのデスライダーで仕留めた。すると、試合後に謎のマスクマンが海野を襲撃。その正体はなんと、AEWの“四本柱”の一人であるジャック・ペリー。海野をKOしたペリーは、AEWの書面を取り出すと引き裂いてみせた。
第2試合ではボラドールJr.&マスカラ・ドラダ組とロッキー・ロメロ&ソベラーノ・ジュニア組が対峙。『CMLL FANTASTICA MANIA』の日本上陸を前に、リング上ではルチャ流の華麗な攻防が繰り広げられる。終盤、ドラダが場外へのトルニージョでソベラーノを分断。そして最後はロッキーのスライスロッキーを切り抜けたボラドールが、カナディアンデストロイヤーで3カウントを奪取した。
第3試合ではIWGPジュニアタッグ王者のTJPと、初代IWGP GLOBAL王者のデビッド・フィンレーが階級の垣根を超えて一騎打ち。1.5墨田でフィンレー戦に名乗りを上げたTJPは、テクニカルな動きでBC WAR DOGSの首領の攻略を狙う。そして終盤にはレッドミストから波状攻撃を仕掛けるも、しのいだフィンレーが最後はオーバーキルでTJPを葬った。
第4試合はSTRONG無差別級タッグ選手権試合、王者チームのヒクレオ&エル・ファンタズモ組が4度目の防衛戦としてアレックス・コグリン&クラーク・コナーズ組を迎撃。獰猛なWAR DOGSはヒクレオの膝を狙い撃ち。そして終盤にはヒクレオに合体式No Chaser、Full Clipを炸裂する。だが、ハイジャックパイルドライバーはファンタズモがカット。そこから王者組が一気にたたみかけ、最後はコグリンをスーパーサンダーキス’86で粉砕した。
第5試合はSTRONG女子王者のジュリアが8度目の防衛戦として、トリッシュ・アドラと対戦。昨年10月の挑戦表明からようやくチャンスをつかんだアドラは、テクニック&ラフで切り崩しにかかる。厳しい戦いとなったジュリアだが、王者の意地を発揮。雪崩式ダブルアームスープレックスでダメージを与えると、最後はイタリアンフックからのノーザンライトボムで王座を死守した。
第6試合はスペシャルタッグマッチとして、新日本マット初登場のマット・リドル(MLW)が、謎のパートナー“X”とのタッグでザック・セイバーJr.&バッド・デュード・ティト組と対決。注目のリドルのパートナーは、かつて“Chosen Bros”として共にPWG世界タッグ王座を戴冠したこともジェフ・コブ。リドルはザックを相手にテクニックで互角の攻防を展開。コブとも好連携を見せる。最後はリドルが孤立したティトを、得意のブロストーンで撃沈。新日本初戦できっちりとインパクトを残した。
第7試合はコンチネンタルクラウン選手権試合として、王者のエディ・キングストンにゲイブ・キッドが挑戦。昨年末、ROH世界&NJPW STRONG無差別級王者キングストンは、AEWの「コンチネンタル・クラシック」を制しAEWコンチネンタルも奪取。その三つのベルトを強奪すべく、ゲイブはゴング前に奇襲攻撃。キングストンも真っ向から応戦し、試合はゴツゴツした削り合いに。結果は両者リングアウトでキングストンの防衛となるが、試合後も二人は大乱闘。そこにコグリン&ゲイブも加わり、最後はゲイブがキングストンをベルトの上にパイルドライバーで突き刺しKOした。
セミファイナル(第8試合)は反則裁定なしの「ノーDQマッチ」として、鷹木信悟がジョン・モクスリーと対決。2019年の『G1 CLIMAX』公式戦以来の対戦となる両者は、序盤から竹刀をはじめ、さまざまなアイテムを用いてバチバチのファイト。試合が佳境に入ると、鷹木はモクスリーをコーナーで担ぎ上げ、イス目掛けてSTAY DREAMを炸裂。しかし最後はモクスリーが、立てたイスの上に鷹木をデスライダーで突き刺して死闘に終止符。試合後、モクスリーは内藤哲也に宣戦布告した。
そしてメインイベント(第9試合)では オカダ・カズチカとウィル・オスプレイのスペシャルシングルマッチが実現。2.11大阪で新日本所属としてラストマッチを迎えるオスプレイは、今回のサンノゼ決戦で、自身を新日本に導いてくれたオカダとの対戦を希望。オスプレイは“かつての兄貴分”と対峙すると、これまでの両者の歴史を感じさせるような攻防を展開。終盤、オカダがストームブレイカー、オスプレイがレインメーカーと相手の得意技を繰り出し、意地をぶつけ合う。一進一退の攻防の末、最後はオカダがレインメーカーでオスプレイを沈め、“区切りの一戦”を制した。
試合後、両雄は熱い抱擁をかわすも、激闘の余韻をぶち壊すようにWAR DOGSが乱入。するとUNITED EMPIREのメンバーとキングストンが救出に登場。WAR DOGSとUNITED EMPIREは次期シリーズに向け、遺恨を深めた。
そのほか、第0-1試合では「STRONGサバイバーマッチ」としてNJPW ACADEMY出身のマット・ヴァンダグリフが、ゴールディに450°スプラッシュで勝利。第0-2試合ではNJPW ACADEMY卒業生のビバ・ヴァンが、CMLLの強豪ステファニー・バッケルに挑むも、善戦及ばずパッケージバックブリーカーの前に沈んだ。
また、元WWEのムスタファ・アリがVTRメッセージで、高橋ヒロムに対戦を要求した。
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