『WORLD TAG LEAGUE』開幕前夜!
白熱の“前哨マッチ”が連発!
辻の“パレハ”はCMLLからやって来た“ルチャ戦士”サンドカンJr.!!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
11月19日(日)、栃木・ライトキューブ宇都宮にて、『NEW JAPAN ROAD』第2戦が開催された。今大会で行なわれた全8試合は、全てが開幕を明日の後楽園ホール大会に控えた『WORLD TAG LEAGUE 2023』の前哨戦。全チームが初戦で当たるチームとの前哨戦を闘い、本番の公式戦に向けて激しくぶつかった。
メインイベントには現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAがタイチ&上村優也&DOUKI&TAKAみちのくを引き連れて登場。対するは鷹木信悟&辻陽太&Z&高橋ヒロム&BUSHIのL・I・Jだ。10人タッグマッチで激突した両チームだが、注目は辻の『WORLD TAG LEAGUE 2023』でのパートナーとなる“Z”だ。そのZが現れる前に、サプライズで試合のない内藤哲也も登場。最高に盛り上がる中、現れたのは辻のCMLL時代のパートナーであるサンドカンJrだ。
体の大きなルチャドールであるサンドカンは11.21後楽園大会で当たるタイチに対し、強烈な音を立てるオーバーハンドチョップを連発。パワーのあるところを見せつける。サンドイッチ式の低空ドロップキックを見せるなど、さらに動きも警戒で、辻との息もピッタリだ。終盤にはそのサンドカンの肩の上に辻が直立して乗っかり、その高さからのプレスをTAKAに投下。最後はアンクラーなる強烈な合体技で叩きつけて、TAKAを仕留めてみせた。
試合後には「優勝して、L・I・Jの一員になりたい」とアピールしたというサンドカン。辻も「俺たちが『WORLD TAG LEAGUE』優勝したら、彼を新たなパレハとして迎え入れてください」 と他のメンバーたちにアピールしだ。そして、最後は「覚悟はいいか! 俺とサンドカンJr、『WORLD TAG LEAGUE』を面白くしてやるよ!」と叫んで、宇都宮大会を締めくくったのだった。
セミファイナルとなった第7試合では現IWGPタッグ王者にして、『WORLD TAG LEAGUE 2023』前人未到の3連覇を狙ってBブロックにエントリーされた毘沙門の後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが登場。本間朋晃を引き連れ、現STRONGタッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモに邪道を加えたG.o.Dと、11.21後楽園大会での公式戦に向けての前哨戦を闘った。G.o.Dは得意の乳首摘みを全員で繰り出すなど、毘沙門を戸惑わせたが、IWGPタッグ王者もさすがは百戦錬磨。終盤に隠し狭間、後藤ごとハントなど連携攻撃、合体攻撃を次々と展開。最後はYOSHI-HASHIがバタフライロックで邪道を仕留め、リーグ戦開幕前に3連覇に向けて気勢を上げていた。
第6試合は清宮海斗&大岩陵平とアレックス・コグリン&ゲイブ・キッドの『WORLD TAG LEAGUE 2023』Aブロックにエントリーされている両チームの前哨戦だ。ノアから参戦の清宮&大岩に元GHCジュニア王者のHAYATAという強力な助っ人が加わり、外道を加えて狡猾さを増すBC WAR DOGSと激しくやり合った。特に今年の『G1 CLIMAX』で因縁のできた清宮とゲイブはリング内外問わず激突。ゲイブが入場時に襲いかかるところから始まり、互いに感情的になってやり合った。試合はHAYATAが外道をヘデックで仕留めたものの、明日の開幕戦は荒れ模様になりそうだ
第5試合は海野翔太&成田蓮&マスター・ワトvsグレート-O-カーン&HENARE&カラム・ニューマンのUNITED EMPIREによる6人タッグマッチ。この試合も『WORLD TAG LEAGUE 2023』Aブロックの前哨戦となった試合だが、試合を決めたのは海野のブレイズブレイド。先シリーズ、ニューマンから何度もフォールを奪ったこの技がさらに磨きがかかり、この日も粘るニューマンにトドメを刺す形になった。
第4試合は石井智宏&矢野通&YOHのCHAOSvsEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷のHOUSE of TORTUREの6人タッグマッチ。『WORLD TAG LEAGUE 2023』Aブロックにエントリーされている石井&矢野とEVIL&裕二郎は、公式戦での対戦を明日に控えて、反則を混じえての化かし合い。最後は矢野がコーナーパットを抱えながら東郷を丸め込んで、引き出しの多さを見せつけた。
第3試合は新日本初参戦で注目されているAEWのビショップ・カーン&トーア・リオナのGates of Agonyが、ヤングライオンの中島佑斗を引き連れて登場。TMDKのマイキー・ニコルス&シェイ・ヘイスト&藤田晃生と6人タッグマッチで闘った。途中、TMDKの連携にカーンが捕まる場面も見られたが、体の大きなリオナの動きに観客がどよめく場面もあった。終盤には連携攻撃も披露。試合は中島が藤田のAbandon Hopeに沈んだが、Gates of Agonyにとっては本番の『WORLD TAG LEAGUE 2023』に向けて、猛アピールとなった試合だった。
第2試合はランス・アーチャー&アレックス・ゼイン&田口隆祐vsバッドラック・ファレ&ジャック・ボンザ&石森太二の6人タッグマッチ。注目は、『NJPW TAMASHII』のリングでファレが組織したBULLET CLUBの別働隊“ROGUE ARMY”の一員として活躍しているボンザだが、力強いファイトでゼインに対抗。久々の新日本参戦のファレも、ランスと真っ向からぶつかるなど絶好調のようで、最後はグラネードで田口から3カウントを奪取。『WORLD TAG LEAGUE 2023』に向けて、チームの期待を膨らませる結果となった。
オープニングマッチは永田裕志&小島聡&天山広吉の第三世代が鈴木みのると衝撃合体。『WORLD TAG LEAGUE 2023』のBブロックにエントリーされているアトランティスJr&ソベラーノJrに真壁刀義&タイガーマスクを加えた4人と、8人タッグマッチで激突した。やはり、試合前から呼吸が合わない永田と鈴木に対して、アトランティスJrとソベラーノは奇襲攻撃。鮮やかな空中殺法も見せるが、試合を決めたのは鈴木。リング上で孤立させられたものの、タイガーを得意のスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで仕留めると、永田たちをギロリと睨みつけて帰っていった。果たして、本番のタッグリーグ、永田とのコンビネーションは上手くいくのか?
『真夜中のレッスル&キングダム』上村優也選手(後編)!古のアメリカン・プロレスが大好き! NO LIMIT凱旋を見てプロレスラーを志す! なんと地元の〇〇〇へ、観光大使を直訴!!」